世界中をぷらぷらしてきた

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朝日が眩しい。10時間移動のバスは疲れているはずなのに全然眠れなかった。つい先日まで青い海を見ていた事が嘘のように思える。そう、今俺達はカイロのバスターミナルにいるのである。長時間座りっぱなしだったのでケツが痛い。乗ってきたのは例外なくオンボロバスだ。窓は開かなくエアコンもない。クリーム色だったはずの座席はすっかり茶褐色だ。お洒落のつもりで取りつけているのか知らないが、カーテンは日本で見るモップより汚い。後ろの座席のおっさんからは腐乱臭が漂い安眠を妨げる。バスの中で出された夜食は何故かキャンディーだった。こんなバスをリゾート地から運行しているエジプト政府に文句の1つでも言ってやりたかったが、どうやらIさんは違うらしい。文句を言いたいのは運賃をケチって最低クラスのバスに勝手に決めた俺にあるようだ。

I「もう!最悪だったよ!」

俺「すいません・・・まさかここまでとは・・・」

I「だから安い移動もいいけど、限度があるって言ったじゃん」

俺「はい。今後気をつけます」

I「今後ってぷら君カイロから日本に戻るんでしょ?今後が無いじゃん」

俺「はい、そうとも言います」


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まだ陽も昇ったばかりのカイロ市内で小競り合いをする三十路手前の2人。とりあえず今日の目的は宿を確保する事である。世界的にも有名な観光地エジプトはカイロ。宿を見つけるのはそう苦労することもなさそうだ。まず俺達は街外れのこのターミナルから市街地へ移動することにした。Iさんの持っているガイドブックによると歩きで行く事は無理なようだ。ここは仕方なのでタクシーを捕まえるほかない。

しかし時刻は朝の5時。タクシーどころか車すら走っていない現状だ。だが問題はない。俺のタクシーの臭いを嗅ぎわける鋭い嗅覚がこれまた反応した。

俺「Iさん!タクシー見つけました!」

I「ほんと~?大丈夫なの?」

俺「ちょっと話をしてきます!Iさんはお待ちください!」

I「いや、俺も行くよ」

俺「Iさん!俺を信用していないんですか!?」

I「してないよ!それにぷら君英語もろくにしゃべれないじゃん!」

俺「ここはエジプトですよ!公用語を何だと思ってるんですか!」

I「知らないよ。英語でない事は確かだろうけど」

俺「ほらみなさい!」

I「ほらみろって・・・ぷら君も話せないでしょ?」

俺「それがどうかしましたか!?」

I「わけがわかんないよ。もういいよ。行ってきて。疲れた」

俺「お任せ下さい!」



・・・・・・・。



俺「Iさん!OKです!」

I「本当なの?」

俺「バッチリですよ!」

I「で、市街地までいくら?」

俺「ここは交渉ではなくメーターで行く事にしたんですよ。メーターなら誤魔化されないでしょうし」

I「そりゃいい考えだけど、メーターも細工してある可能性あるから気を付けなよ」

俺「はい!」

I「ガイドブックによると5ドルもかからないみたいだね」


俺達はタクシーに乗り込んだ。


「ダウンタウン(繁華街)」

との言葉を聞いてタクシーは走り出す。

I「ぷら君、本当に料金大丈夫なの?見た感じ英語もろくに話せないような運転手み見えるけど」

俺「大丈夫ですよ!おっさん、メーター付いてるんだよな?」

運転手「ああ」

俺「料金もメーターでいいんだよな?」

運転手「ああ」

俺「ほら!てかおっさん、メーター動かさなくていいの?」

運転手「動かないからいいんだよ

俺「なぁ~んだそうか。動かないのか・・・ってえええええ!?」


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運転手「こんなサビついたメーターなんか5年前から動いておらんよ」

俺「おおおおい!じゃあどうやって料金出すんだよ!」

運転手「繁華街までなら相場で20ドルってとこだよ」

I「ほら!あり得ない金額言ってるよ」

俺「おい!待て!ストップ!これを見ろ!これは有名なガイドブックなんだけど相場は10ドルだって書いてあるぞ。読めるか?テンダラーだテンダラー!」

運転手「馬鹿言っちゃいけないよ。10ドルなんて御免だね。ここで降りてくれ」

I「面倒臭いから降りようよ」

俺「この野郎~。ストップ!降りるぞ!」
俺「まったく、ふざけたタクシーですね」

I「ぷら君、今度から俺が全部探すよ」

俺「まったくふざけたタクシーですね!」

I「ぷら君、聞いてるかな?」

俺「あ・・・はい!」

I「じゃあ・・・歩こうか」


朝も早いし気温もまだ高くない。タクシーである程度走ったこともあり、同時に大通りで降ろされたので現在地がIさんの持っていたガイドブックに載っている。俺達は歩く事にした。本日宿泊する予定の宿はサファリという安宿である。馬鹿みたいに安い値段とベッドに虫が出ると有名な宿だ。

俺「Iさん・・・・俺・・・もう疲れました」

I「誰のせい・・・。あと30分も歩けば宿だよ」

俺「はぁ・・・・はぁ・・・」

I「あ!!!ぷら君!これ見て!!」


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I「これって考古学博物館じゃん!!」

俺「なんすかそれ・・・」

I「考古学博物館だよ!ツタンカーメンのお面とか、色々展示してあるんだよ!」

俺「はぁ・・・」

I「ここ見たかったんだ!後で絶対来ようね!!」

俺「はい・・・」


後に分かる事だが、色々あってIさんは考古学博物館を見る事なく帰国することになる。色々あり過ぎるのでここでは書かないでおく。その後散々道に迷った俺達はやっとの思いでサファリへ到着した。しかし宿は満員で入る事ができないようだ。

I「最悪・・・・ここまで歩いたのに・・・・」

宿主「すまんね。チェックアウトは昼だから、もしかしたら誰か出るかもしれない。そうすれば入れるからそれまでここで休んでいきなさい」

宿主の気遣いで俺達はソファーを借りて仮眠することにした。朝も5時から歩いているので一瞬で俺達は眠りについた。


I「・・・・君!ぷら君!!」

俺「あ・・う・・・」

どこかで見た光景である。

I「ぷら君!もう夜だよ!!」

俺「ええ!?で・・・宿は?」

I「誰も出なかったみたい」

俺「どうするんですか!?」

I「他を探すしかないよ」

俺「ええええええええええええええ」

I「なんかさっきまでここにいた日本人旅人の人が、ここ以外ならイスマイリアって宿がいいって言うからそこに行ってみようよ」

俺「はい・・・」

そして再び歩き出す。イスマイリアという宿を見つけるころにはすっかり陽は暮れていた。


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I「ここ・・・みたいだね・・・・」

俺「ちょっと!ここですか!?汚ねぇええええwww」

I「まぁとりあえず入ってみようよ。あの旅人の話だとエレベーターもあるみたいだから案外外観だけかもよ?」


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俺「え・・・・・。エレベーターってこれ・・・?」

I「・・・・みたいだね・・・・」

俺「これ絶対落ちますよ!こえええええええ」

I「確かに凄いねこれ・・・」

俺「扉も何もないじゃないですか!しかもエレベーターの床が板ってどうなってんですか」

I「知らないよ・・・ま、いこうか・・・」

俺「はあああ・・・・。やだなぁ」

I「ほら、楽しい事を考える!ピラミッド!ピラミッド!」

俺「はっ!!!スッカリ忘れてました!明日行きましょうよ!!」

I「お、元気になった!いいよ!明日行こうか!」


明日はいよいよピラミッドである。
コメント
この記事へのコメント
ぷらぷらはもう公共交通機関以外は使わないほうがいいな。
つかIさん・・・やはり巻き込まれて犠牲になるのか・・・・・・合掌
2010/07/18(日) 23:13:37 | URL |   #-[ 編集]
ぷらぷらよ・・・いいかげんにしろw
わざとにしか見えない
2010/07/19(月) 09:32:00 | URL | #-[ 編集]
俺もエジプトに行く予定だから旅行の参考になるかなと思ったけどやっぱりならないなw
2010/07/19(月) 14:48:30 | URL | #-[ 編集]
エレベーター怖えぇw
2010/07/19(月) 17:08:00 | URL | #-[ 編集]
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