世界中をぷらぷらしてきた

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ガタゴトとトラックの荷台に揺られながらダハブを目指す。途中、悪路の為に何度も何度も弾みながら俺達は耐えた。風が涼しい。こうして外気に触れながらの移動も悪くない。ほら、空を見上げると・・・曇ってて何も見えねぇや。いやいや、辺りを見渡すと・・・って真っ暗闇で何も見えないか。

俺「Iさん。暇ですね」

I「俺のせいじゃないよ」

俺「これ本当にダハブに向かってるんですかね?」

I「大丈夫じゃない?」

俺「俺こう見えても用心深いんですよ。アイツ等現地人からしたら俺達はさしずめ子羊です。アイツ等は常に獲物を狩る狼なんですよ!」

I「大袈裟だよ。人のよさそうなオジさんじゃない?」

俺「い~や、怪しいですね。そもそも金の要求が無かったじゃないですか?絶対到着したら金銭要求してきますよアイツ」

I「その時はその時じゃん。タダってわけにはいかないかもしれないけど、それ相応の金額だったら支払おうよ。じゃなきゃ俺達今頃まだあの草原で寝てたかもしれないんだしさ」

俺「むぅ・・・」

車は1時間程走り道端で停車した。

おっさん「おい、ここから車は入れないんだ。悪いが歩いてくれないか?」

I「もうここはダハブなの?」

おっさん「ああ、もう10分も歩けばビーチだよ」

I「ほら、いい人じゃん」

俺「おっさん、金要求しないの?」

おっさん「いらんよ。どうせ俺の帰り道だったしな」

I「ほら」

おっさん「そうだ。ならセブンヘブンって宿に泊まってくれないか?俺の知り合いなんだ」

I「セブンヘブン?」

俺「ほら!怪しい名前ですよ!」

おっさん「あそこは安いし場所もいいからさ。きっと気にいるはずだよ」

I「とりあえず有難う!探してみるよ。ぷら君もほら、お礼」

俺「あ・・・ありがとう」


俺達は再びバックパックを担ぎ、おっさんに言われた方向へ歩き出した。暗闇しかなかった道に徐々に灯りが見えてくる。耳をすませば波音の他に陽気な音楽も聞こえる。大きく息を吸い込むとむせた。

俺「ゴフッ!!ゴフッ」

I「どうしたの?」

俺「いや、塩の臭いを嗅ごうとしたゴフッ

I「馬鹿やってないで宿捜すよ~」

音と灯りの方向へ更に進むとビーチが見えてきた。既に真っ暗だが欧米人をはじめ旅人がゴチャゴチャと歩いている。それに美味しそうな食べ物の匂いがする。ダハブはビーチ沿いにレストラン。道を1本挟んだ向かい側に宿やダイビングショップなどが並ぶ。

I「ぷら君!!!あれ!!!あれ!!!」

俺「魚おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!


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そこで目にしたのは中東では1度も見る事の出来なかった魚だった。

I「魚おおおおおおおおおお!!!!!馬そおおおおおおおおおおお!!!!!」

俺「Iさん!!!あっちに肉もありますよ!!」

I「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

俺「Iさん!!ビールもある!!ビールあるよ!!!」

I「早く!!!早く宿を探して俺達も食おう!!!」


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俺「あ!Iさん、セブンヘブンってここじゃないですか!?」

I「おおおお!!!でかしたぷら君!!」

俺「でもここ高そうじゃないですか?立派ですよ」

I「大丈夫なはずだよ。ダハブはとにかく安いみたいだからね」

俺「そうなんですか?」

I「とにかく中に入ろうよ」

俺「はい」

I「すいませ~ん!泊まりたいんですけど」

係員「いらっしゃい。どのタイプの部屋が希望なんだい?」

俺「あ、1番安いのでお願いします」

I「ちょ・・・ぷら君?!」

俺「Iさん!俺達の目的はなんですか!?」

I「知らないよそんなの。俺はここダハブに来るのが楽しみで楽しみで仕方なかったんだよ」

俺「違うでしょ!俺達は旅人なんですよ!こんな場所でうつつをぬかしてて・・・・ぬかしてて・・・Iさん!あれ!あれ!あれエアコンじゃないですか!?あそこ泊まりましょうよ!!あそこがいいです!!」

I「一体なんなんだ君は・・・あの、エアコンの部屋っていくらですか?」

係員「1泊12ドルだよ」

俺「え・・・話が違うじゃないですか!」

I「こんなもんじゃないの?だってビーチサイドの部屋でエアコンついてるんだよ?」

俺「いや、俺安いって聞いてたんで1ドルとかで泊まれると思ってたんですよ」

I「1ドルってそんな部屋あるわけないじゃない」

係員「あるよ」

I「え!?」

係員「あるよ。130円だ」

俺「おおおおおおおおおおお!!!」

係員「しかもツインだ。お前等丁度いいんじゃないか?」

I「ツイン!?」

係員「ああ。しかも部屋の値段だから2人で泊まるなら1人65円だな」

俺「ここにしましょう!半端ないですよこの値段!」

I「あの、エアコンは・・・?」

係員「ない」

I「洗面台は・・・?」

係員「ない」

I「トイレは・・・?」

係員「ない」

I「シャワーは・・・?」

係員「ないね」

I「やめようよ!!こんなのホテルじゃないよ」

俺「大丈夫です!へいオヤジ!ベッドはあるんだろ?」

係員「そりゃベッドはあるさ。布団はないがね」

俺「そんなのいいよ。トイレとシャワーはどうするの?」

係員「共同のがあるから、それを使ってくれ」

俺「ほら!あるじゃないですか!」

I「あるって言っても・・・えええええええ」

俺「へい!おっさん!気に入った。今すぐ準備してくれ」

I「ちょっとぷら君!!!」

係員「準備もなにも勝手に入ってくれ。これ地図な

俺「へ・・・・?地図?」

係員「ああ。別館だからさ」

I「ほらほら!違うところなんだよ」

俺「ええええい!!だまらっしゃい!Iさん、部屋は決まりました!後は飲めばどうにでもなります!荷物置いて飲みにいきましょう!」

I「ううう・・・・俺のエアコンルーム・・・。俺のシングルルーム・・・俺の・・・俺の・・」

俺「はい!行きますよ~」

俺は嫌がるIさんを引っ張って別館へと向かった。別館と言っても同じ敷地内であり、多少、いや思いっきり目を瞑れば気に・・・ならない程度である。

俺「お!ここですよ!」

I「ああああ・・・・これ物置きじゃないか・・・」

俺「ベッドがある物置きなんかありませんよ!」

I「ぷら君、これ屋根がワラで出来てるよ」

俺「いいですね!エコじゃないですか!」

I「ぷら君、ベッドが湿っぽいよ」

俺「そりゃ海端ですから!」

I「はあああああああ」

俺「さぁ、飲みに行きましょう!!」

俺達は宿を出て目の前にあるレストランへ入った。レストランと言ってもビーチに屋根をかけて地面にソファーを置いただけの店だ。

俺「ああああああああああああああああああ!!!」

I「どしたの!?」

俺「ビールみっけたあああああああああああああ!!」

I「うおおおお!!!しかも安いね!!!」

俺「早く頼みましょう!へい!!そこの兄ちゃん!!」

店員「どれにするんだい!?」

俺「これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これ」

I「ちょwwww頼み過ぎww」

店員「こんなに食えるのか?」

俺「大丈夫!あとビール急いで!ハリーアップ!!」


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俺達は天国のような時間を過ごした。5m先は海、波音を聞きながらビールを飲み肉を食らう。

俺「ううううう・・・美味い・・・美味いよ・・・」

I「あああああ、マジで最高だあああああああ」

俺「Iさん、本当に最高ですねこれ」

店員「あいよ。焼き魚ね」

俺「ぎゃああああああああ!!!」


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俺「うめええええええええええええ」

I「おい!1人で食うな!俺にもよこせ!!」

俺「ガツガツガツガツ」

俺達は獣のように食べた。そして飲んだ。ベロンベロンに。

俺「食べましたね~。ああ~満足です」

I「ね!じゃあそろそろ出ようか。今日は寝よう。ダハブはまだまだいれるんだしさ」

俺「はい!」

係員「15ドルになります」

俺「安っ!」


楽園ダハブ。目の前に広がるは紅海。ここでは何もすることが無い。気が向けばビーチで寝そべり、喉が乾けば激安のビールで喉を潤す。ただただ、体を休めるだけなのだ。しかしこんな楽園にも俺に悪夢が忍び寄ろうとしていた。
コメント
この記事へのコメント
宿で何か起きるフラグ
2010/07/10(土) 18:37:09 | URL | #-[ 編集]
これはテンション上がるのわかるwwしかしIさんは気の毒www
パスポート紛失、う○こ、今度は何だ・・・

ダハブ行ってみたいな
2010/07/10(土) 19:37:01 | URL |   #-[ 編集]
飯代抑えてもっといいとこ泊まれよwww
2010/07/10(土) 19:58:45 | URL | #-[ 編集]
おっさんへの不安がなさそうなところを見ると、ぷらぷらと一緒じゃないときのIさんはボられたり迷ったりしなかったのかもな…
それがどうしてこんな……
2010/07/11(日) 01:29:44 | URL | #-[ 編集]
俺ならぷらぷら見捨ててるわ…
すまん
2011/04/22(金) 02:36:43 | URL |    #-[ 編集]
ぷらぷらさんの無駄な行動力w
なんだろう、Iさんが女神に見えてきた...
2015/01/16(金) 22:13:40 | URL | #-[ 編集]
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