世界中をぷらぷらしてきた

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旅は生きてさえいればどうにかなる。どうにでもなる。現に今俺はこうしてコーダホテルまでの道程を忘れて途方に暮れていたが善良なヨルダンのタクシードライバーによってペトラへ向かっている。自分でも弾丸移動過ぎて多少ついていけない部分があるが、ペトラは中東を南下してくる旅人にとってハイライトと言っても過言ではない壮大な世界遺産だ。インディージョーンズ~最後の聖戦~でも撮影の舞台になっている。因みにトルコのカッパドキアはスターウォーズの撮影舞台だそうでがす。

俺を乗せたタクシーはアンマン市内を抜けて暗闇の中一本道をただひたすらに走り出した。タクシーに備え付けられているメーターは事前に10ドルと交渉をしているので動いてはいない。1時間程走った頃だろうか、タクシードライバーの兄ちゃんが突然路肩に車を停めた。

俺「ん?どしたの?休憩?」

兄ちゃん「いや、休憩じゃない」

非常に嫌な予感がする。

俺「・・・・。じゃ・・・・何?」

兄ちゃん「ここまでだ」

俺「何・・・・が・・・?」

兄ちゃん「10ドル分の走行はここまでだ」

俺「おい兄ちゃん、俺乗る前にペトラまで10ドルでって話をしたよね?なんでここまで10ドルとか言っちゃうの?馬鹿なの?死ぬの?」

兄ちゃん「ここまでと言ったらここまでだ。嫌ならここで降りるか、先に進みたいならちゃんともう10ドル払え」

俺「おいおいおい、マジで待ってくれよ。そりゃないだろー」

兄ちゃん「なんだお前は?タクシーに乗って金を払わないのか?」

俺「いや、払わないとは言ってないだろう。ただ契約と違うんじゃないのかって言ってんだよ」

兄ちゃん「契約?俺はお前に言われた通り10ドル分ここまで乗せてきた。お前は乗ってきたことに変わりはないよな?もし契約違反と言うならここで契約を解除しようじゃないか。でもお前はここまで乗ってしまったんだ。ここまでの値段を払わなければならないのは当然だろう?」


なんかコイツの言ってる事がだんだん正しく思えてきたぞ・・・。


俺「ちょちょちょっと待ってくれ、頭が混乱してきた」

兄ちゃん「俺も暇じゃないんだ。時間が勿体無いからこれ以上悩むなら降りてくれ」

俺「降りてくれって・・・、ここ真っ暗だし辺りに何もないじゃん」

兄ちゃん「それはお前の都合だろう?俺何か変な事言ったか?」


あれ・・・?俺が悪いのか?え・・・。


兄ちゃん「おい、どっちなんだ?」

俺「ごめん、10ドル払うから乗せてって」

兄ちゃん「よっしゃ」

俺の頭は混乱していた。なんで俺20ドル払ってるんだ?あれ?最初は10ドルでペトラまで乗せてってくれるって言ったよな?でもコイツが言う事も分からないわけでもないし・・・。それにここでまた文句言って車停められても困るしな・・・。クソ!!20ドル払ってしまったけど仕方ない。俺が悪い。少し高い授業料になったけどこんな詐欺もあるって事だな。よし!勉強したぞ俺!もう引っかからないぞ!!

俺「・・・?あれ?なんでまた車停めてんの?」

兄ちゃん「今の10ドルでここまでだ」

俺「ちょっと待ってくれよ!ペトラまでじゃないの?」

兄ちゃん「おいおい、さっきと同じ距離だぞ?時間もキッチリ1時間走っただろ。メーター見てみろよ」

俺「確かに同じだけどさ・・・」

兄ちゃん「お前何でそんな文句ばっか言ってるんだ?さっきお前俺に10ドル払ったよな?それは最初に乗せた距離を10ドルでいいって認めたってことだろ?だから同じ距離を走ってまた車を停めたんだよ。で、降りるの?乗るの?」

俺「だからさ、降りるっておかしくないか?ここもまた何もないじゃん」

兄ちゃん「それは仕方ないだろう。俺が好きで何もない場所で車を停めてるわけじゃないんだ。丁度同じ距離だから停まっただけだ。それとも何か?俺が間違ったこと言ってるってのか?」

俺「いやいやいや、理屈は正しいよ。正しい。でも変だろ?そんなタクシー聞いたことねぇよ」

兄ちゃん「それはお前の理屈だろう。いいか?お前に残された選択肢は2つだ。10ドル払って先まで乗る、払わないでここで降りる、それだけだ」

俺「払わないでペトラまで乗るって選択肢はねぇのかよ」

兄ちゃん「ない(キリッ)」

俺「キリッじゃねぇ!!ここでまた10ドル払ったら30ドルじゃないか!」

兄ちゃん「そうなるな」

俺「なにしれっと答えてんだよ。頼むよ。これ以上金使えないんだよ。乗せてってくれよ」

兄ちゃん「駄目だ。払うか降りるか今ここで決めろ」

俺「・・・・。チクショー!!払うよ!払う!10ドル払うからペトラまで乗せてくれ!もう途中で車を停めないでくれ!俺をいじめないでくれ」

兄ちゃん「いいだろう。ペトラまで乗せてってやるよ」

こうして俺は30ドルも搾取され、ペトラまで運ばれた。

兄ちゃん「おい、着いたぞ」

俺「・・・・。どうも」

兄ちゃん「早く降りろ」

俺「降りたいんだけどさ、ここ何もないじゃん。ここ本当にペトラなの?」

兄ちゃん「俺を疑ってんのか!?」

俺「馬鹿野郎!疑うに決まってんだろうが!お前最初10ドルで乗せていくって言ったのに俺が支払ったのは30ドルだぞ!3倍だよ3倍!?そんな奴の言うことをホイホイ信じれるかってんだよ!」

兄ちゃん「なんだとー!?ここがペトラだって言ったらペトラなんだ!見ろ!ここから先に灯りが見えるだろう?そこで聞いてみろ!」

俺「聞くから待ってろ!逃げるんじゃねぇぞ!」

兄「何で俺が逃げなきゃならないんだ!変なこと言う暇あったらとっとと聞いてこい!」

俺は車を降り、建物の中で場所を聞いた。

俺「あの~、ここペトラですか?」

おっさん「あ~ん?ペトラはまだこの先だ。お前今晩泊まりたいのか?」


あのクソヤロー!!!!


俺は急いで外に出た。しかし当然の如くタクシーの姿は無かった。

俺「おっさん、ここペトラじゃないって一体どこなの?」

おっさん「ここはペトラ手前の小さな町だ。もうこの時間ペトラに向かう手段はないよ。泊まっていきな」

俺「・・・・。うん」

おっさん「お前アジア人だな?丁度2人泊まっているから同じドミトリーでいいか?」

俺「・・・うん」

俺は泣かなかった。怒りで泣くどころではなかった。しかし切り替えなければならない。ここで降ろされたことも、同じ宿に泊まっているという旅人との巡り合わせかもしれない。そう思えばいい。ペトラも一緒に行けるかもしれない。俺は宿代を支払い、ドミトリーへ向かった。ドアを開けると部屋の中は真っ暗だ。時刻を見ると夜11時を回ったところである。もう眠っているのか・・・。俺は空いているベッドに荷物を頬リ投げ、布団に潜り込んだ。明日話しかければいい。とりあえず今日はもう疲れた。寝よう。


lIMGP3731.jpg


翌朝、目が覚めると既に2人の姿はなかった。それどころか何だこの壁紙は?


lIMGP3730.jpg


窓の外を眺めると意外な程に建物が目に入った。昨晩の真っ暗闇はなんだったんだ・・・。バックパックをひっくり返し、今日どのようにしてペトラに向かうかを考える。幸い先客の2人の姿は見えないが荷物はある。少し待てば戻ってくるだろう。荷物を整理しつつ、俺は2人の帰りを待った。


ガチャ


5分後、ドアが開いた。

俺「あ、こんにちは~!」

男「ペラペラペラペラ」

帰ってきた言葉は韓国語であった。

俺「Iさあああああああああああああん」

俺は叫んだ。
コメント
この記事へのコメント
予想通りすぎる展開。。。
2010/07/03(土) 11:31:40 | URL | #-[ 編集]
>俺「Iさあああああああああああああん」

じゃねえよwwwwww
2010/07/03(土) 11:40:58 | URL | #-[ 編集]
詐欺ヤローの話を見てるとむかつくがぷらぷらも騙されすぎだなww
街でも夜は暗いってのは日本に住んでると考えないよな・・・・そして定番の韓国人かw
2010/07/03(土) 21:01:28 | URL |   #-[ 編集]
お人よしなにぽんじんめw

ぷら2
どうしたペース落ちているな。
俺は理由あってパー速見れないけどなんかあったのかね。

ま、ゆったりと見守るとするけどなw
2010/07/04(日) 02:45:37 | URL | wvsnc #-[ 編集]
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