世界中をぷらぷらしてきた

2ちゃんねるニュー速vipの力で復活したブログ。全てのvipperに感謝!!ありがとうvipのみんな!
   人気ブログランキングへ   ブログランキング・にほんブログ村へ
ランキング登録しています。1日ワンクリッコ、応援宜しくお願いします(^ω^)
ツイッターはじめました。→ から是非フォローお願いします。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
lvljiko017762.jpg


昨晩到着したのが夜遅かったことと疲労困憊により泥のように眠ったのでどんな所に泊まったのか俺は全然分からなかった。それどころか宿代も分からない。いくら物価の安いカンボジアでも所持金の少ない俺には高い宿に泊まるのは死活問題である。そもそも疲れ過ぎててここの宿がシェムリアップのどこに位置していのか、それ以前に宿の構造自体が全く分からない。しかし部屋を見渡すと個室である。俺は恐る恐る部屋のドアを開けてロビーへと向かってみた。ロビーにはカンボジア人の女性がチョコンと座っていた。とりあえず当たり前のように日本語で話しかけてみるも話せない。「英語話せる?」と聞かれるも俺の答えは「NO!」。全くらちが空かないとはこの状況のことである。


どうしようもなく途方に暮れていると他の従業員がやってきた。彼は日本語を少し話せる事と、俺の単語だけ連発する英語を理解するという出来た人間であった。とりあえず話をまとめると、こんな感じである。


・ここの宿は1泊600円
・宿には俺とカップルの3人しかいない(Sさん&Aさんではない)
・ここからアンコールワットまで20分
・この周辺の治安はそんなによろしくない


う~ん。俺はとりあえずアンコールワットを見るためだけにこの街に来た。しかし何も調べてないのでアンコールワットは遺跡という事しか俺には分かっていない。まずアンコールワットを見るという目的を果たせばこの東南アジアの旅の目的は果たせそうだったので、続けざまに彼に色々話を聞いてみる。


・アンコールワットへは入場券が必要
・この場所から歩いて行くのは無理
・アンコールワットは、アンコール遺跡群の一つに過ぎない


なんだと・・・。


更に話を聞くと今日は既に昼を回っているので見に行くのは無理だとのこと。それに徒歩ではとても見て回れるものではないので、タクシーを雇わないと全て見て回るのは無理ということだった。するとそこに日本人のカップルが戻ってきた。これはチャンス!話を色々聞くとしよう。


俺「こんにちは、アンコールワット見てきたんですか?」

男「あ、ど~も。そうです。タクシーで色々回ってきました」

ふむ。どうやらタクシーを使わないと見れないというのは騙されてないようだな。

俺「この街って遺跡の他に何か見る所ってありますか?」

男「う~ん。僕等はここに一週間いるんだけど、初日に行ったトンレサップって湖の夕陽がキレイだったよ」

ほぉ。湖で夕陽か。そりゃカップルなら楽しいだろうね。でも俺1人だしね。

すると宿の男がこれからお前さえ良ければ湖まで連れてってやると言い出した。俺は悩んだ。しかし今日既にアンコールワットを見に行く事はできないし、このまま部屋でゴロゴロしてたら日本にいる時と何も変わらない。だけどこの宿の男の口車に乗せられて後から法外な値段を突きつけられても困る。ここは自分で適当に一般のタクシーと交渉した方が吉だろうと判断。宿の男に断りを入れた。

これが全て間違いだった。

俺はちょっと近所を散歩してくると宿の男に伝え外へ出た。


DSC03062_convert_20100425111707.jpg


外は刺すような日差し。その中大通りまで歩いた。するとオッサンが声をかけてきた。

おっさん「よう、タクシー必要じゃないか?どこ行くんだ?」

俺「えっと、トンレサップって湖行きたいんだけど」

おっさん「おお、あそこまでなら30分位だな。300円でいいよ」

これは高いのか安いのか分からないが交渉すると日本円で250円で乗せてくれる事になった。ま、いいか。このまま炎天下の中歩くのも辛いし、まだ旅は始まったばっかりだし、少し位贅沢してもねぇ。


おっさん「さ、こっちだ」

俺「ほいほ~い」









DSC03066_convert_20100425111741.jpg



20分後、何故か俺はおっさんとスクーターで2人乗りしていた。



俺は日本で中型のバイク免許を持っている。しかし女の子と2人乗りした事は1度もない。1度もだ。それなのにカンボジアでおっさんと今まさに俺は2人乗りしている。何故だ。何故こうなった。考えてたら泣けてきた。更にバイクは10分程走る。30分で湖と言ったわりには全然着かない。それどころか街中らしきところを疾走している。ほどなくしてバイクは街の一角で止まった。俺の脳内に「?」マークが浮かぶ中、おっさんは言った。

おっさん「着いたぞ!ここのマッサージ店が最高なんだ」

俺「おい・・・・」

おっさん「全身コースでいいんだよな?」

俺「おい・・・」

おっさん「俺の名前で安くしてくれるから入ろう!さぁいこう!」

俺「おい・・・・」

おっさん「さぁ、さぁ早く」

俺「このクソボケがぁあああ!誰がマッサージ店に連れてけって言ったんだ!俺は湖で夕陽を見に行きたいって言ったんだぞ!お前話聞いてんのか!?俺の英語がメチャクチャでもトンレサップとマッサージは聞き違えねぇだろうが!

おっさん「お・・・怒るなよ」

俺「けっ」

おっさん「な、怒るなよ。お詫びに激安でマッサージしてくれるようにお願いするからさ。いいだろ?この街はマッサージが凄く有名なんだぜ?な?」

確かにマッサージは一度やってみたいと考えていた。でもそれはタイ式マッサージであってカンボジアではない。しかしどう考えてもここの場所から湖まで遠いだろうし、また炎天下の中おっさんとスクーターに乗るのは気が引ける。渋々俺はOKした。

俺「安いならいいよ。そんで幾らなの?」

おっさん「色々コースがあるんだけ・・」

俺「1番安いのでいい」

おっさん「じゃ、フットマッサージだな」

俺「それいくら?」

おっさん「500円だ」

俺「むぅ。約一泊の宿泊代金だけど。ま、いっか」

おっさん「しかもスゲェ可愛いキュートな女の子ばっかりなんだぜ」

俺「なななに?い、いや、女の子が可愛いからってマッサージしようと思ったわけじゃないんだからな。そこ勘違いしないでくれよ」


そう言い放ち颯爽と俺は中へ入った。受付で足だけの1番安いフットマッサージを依頼。するとおっさんが横から何やら話をし、フットマッサージ+αのマッサージを俺は受けれる事になった。ちょっとラッキー。可愛い女の子に足を揉み揉みされて、しかも+αってなんだよ。なんかあるんじゃねぇの!?ねぇ!?あっちゃうんじゃねぇの!?


DSC03071_convert_20100425111901.jpg




20分後。俺はまた地獄を見ていた。




(どこが・・・どこがキュートなんだ。マッチョじゃねぇかよ。あのおっさん、マジぶっ○してやる」



女「(揉みながら)痛い・??」

俺「ダイジョウブデス。キモチイイデス」

女「それじゃ最後に肩とか腕のストレッチするから起き上がって」

俺「コレデイイデスカ?(椅子に座る)」

女「OK。じゃ、叩くね」

そう言うと腰付近から首元にかけて小刻みに叩いていくマッチョ女。


たたたたたたたたた



バシッ





俺「!?!?!?」






たたたたたたたたた



バシッ





俺「!?!?!?」




おい、ちょっと待て、何で最後に思いっきり頭を叩くんだ?頭は叩かなくていいだろう。しかも何故に思いっきりなんだ!?これが噂のノックアウト強盗ってやつか!?いやいや、そんなはずはない。ここはマッサージのはずだ。これには何かワケがあるはずだ。でも痛いのは嫌だ。頭を叩くのをヤメてもらおう。先ほど少し会話したがお互い意思の疎通は難しいようである。だがしかし人間誠心誠意を込めて話せば大概の事は通じるはずだ。

俺「ウェイト、ウェイト、何で頭叩くの?」

女「え?痛かった?」

俺「メチャメチャ痛いよ!」

女「ソーリー」

俺「頼むよマジで。それでさ、もう頭は叩かないでいいから腰とか叩いてよ。腰はスゲェ気持ちいいんだよね」

女「オーケー、分かったわ」

ほらみろ。気持ちを込めて話せば国籍なんか関係ない。皆同じ人間だ。喉が渇いたら水を飲むし、腹が減ったら飯を食う。基本的に頭を思いっきり叩いたら痛いのは分かってるんだから、お願いすればこうやって分かってくれるものなんだ。ああ、今日もまた一つ勉強になった。旅って素晴らしいなぁ。











たたたたたたたたた



バシッ






俺「もういい!フィニッシュ!」

女「おーう」


おい・・・。意味が全く通じない。これ以上馬鹿になったらどうするんだ。最後の最後まで何で頭を思いっきり叩かれたのか分からないが、お前絶対「分かりました」って顔してただろ?なのに・・・なのに何故!?お兄さん悲しくなっちゃうじゃない。とりあえずこれ以上叩かれてはたまらないのでフィニッシュコール。店の外に出でおっさんに文句を言う。全く伝わってなかったが。そして今度こそ湖に行くんだ。俺はおっさんに念を押した。押しまくった。おっさんは快く「OK」と俺に言った。

しかしスクーターが到着した場所はレストランだった。

おっさん「ここのアモックって郷土料理食わなきゃカンボジアに来たとは言わせないぜ」

俺「おい・・・・」

おっさん「さぁ、食おう!俺も腹減ったな~」

俺「おい・・・」

おっさん「ささ、早く行こうぜ」

俺「お前・・・湖じゃなかったのか?」

おっさん「だって腹減っただろう?俺も減ったからさ」

俺「コラァ!お前の都合で勝手にレストランなんかに連れてきてんじゃねぇ!なんでレストランなんだ!俺は湖って言っただろうが!腹なんか減ってねぇ!湖に連れてけ湖に!今スグだ!今スグ連れてけ馬鹿野郎!!

おっさん「なんでまた怒るんだよ。いいから、安いし美味いし食おうぜ」

俺「フーッ!フーッ!」

おっさんとマジ喧嘩したが結局レスランに入ってしまう駄目日本人の俺。断れないんだもの。僕、優しいから。仕方なく着席しアモックという料理を注文する。なんかヤシの身の中に何か入れて煮込んだような、それはそれは微妙な食べ物だった。これ本当に心から旨いと思って食ってんのかお前等?


DSC03073_convert_20100425111922.jpg


そして当然のようにおっさんの代金も一緒に支払わせられ、イライラしながら店を出た。今度湖に行かなかったら俺は絶対に許さない。絶対にだ!俺は再度おっさんに詰め寄った。おっさんは言った「今度は大丈夫だよ。湖な」。おっさんは満腹になったのか先程より軽快にスクーターを走らせた。30分後、おっさんは俺が泊まっている宿の前へスクーターをつけた。そして開口一番。

おっさん「いやぁ、飯も奢ってもらってご馳走様な。だから代金はいらねぇや」

俺「・・・・・・。」

おっさん「明日湖行けよ。明日の方がいいって」

俺「・・・・・。」

俺は全身プルプル震えていた。

おっさん「じゃ、またな」

こうしておっさんは走り去った。

怒りを抑えながら宿に戻ると宿の男スタッフが俺を探していた。

ス「ぷらぷら!どこに行ってたんだ!」

俺「あぁ、散歩してきたよ」

ス「歩いて行ったのか?」

俺「いや、適当におっさん捕まえて行って来たよ」

ス「駄目だ!駄目だ!どんな奴か分からないから危険だぞ!」

俺「ああ・・・最低な奴だったよ」

ス「何かされたのか?」

俺「いや、大丈夫だからもういいよ」

ス「ぷらぷら、本当に気をつけてくれよ」

俺「・・・・」

ス「俺等がどこにでも乗せてくから無茶はやめようよ」

俺「わかった」

ス「よし、明日は何か予定あるのか?」

俺「いや、何もないよ。もう何もする気が起きないよ」

ス「それじゃ明日こそトレンサップ湖のサンセットを見ないか?」

俺「うん」

ス「明日は天気がいいから最高だぞ」

俺「うん・・・・」

ス「それじゃ夕方4時に約束な!」

時刻は夜の7時を回っていた。

俺は軽く人間不信になりつつ、人知れず枕を濡らした。
コメント
この記事へのコメント
踏んだり蹴ったりとはこのことだと思ふ
2010/04/25(日) 18:45:55 | URL | #-[ 編集]
すげーおっさんだなw
さすが東南アジアだw
2010/04/25(日) 18:59:16 | URL | #-[ 編集]
クソワロタwwwwwwwww
おっさん意味わかんねえwwww
まあ危ない目に遭ったんじゃなくてよかったな
2010/04/25(日) 18:59:32 | URL | #-[ 編集]
おっさんwwww
面白過ぎるw
2010/04/25(日) 20:03:28 | URL | ぽんた #-[ 編集]
おっさんうぜえwwwwww
ぷらぷらやさしい子
2010/04/25(日) 20:43:57 | URL | #-[ 編集]
おっさんタダ飯食ってるだけじゃねーかwwwww
2010/04/25(日) 23:41:58 | URL | #-[ 編集]
声出しで笑ったwww
2010/04/26(月) 00:12:00 | URL | #-[ 編集]
キュートな姉さんwwww
悪気の感じられない親父といい
読んでるぶんには憎めないなあw

実際こんな目にあったらキレそうだけどw
2010/04/26(月) 02:05:24 | URL | #-[ 編集]
おっさんうぜえwwwwww
でもなんか憎めねえwwwww
2010/04/26(月) 11:16:43 | URL | #-[ 編集]
おっさんの方が先に飯食ってる!www
2010/04/26(月) 23:36:05 | URL | #-[ 編集]
おっさんwが行きたかった所に付き合ったんだねw優しい
2010/04/30(金) 18:04:56 | URL | 飼い猫あくせる #-[ 編集]
怒りながらも結局払う日本人・・・あるある
その点毛唐は冷酷だよな。
2010/06/30(水) 08:36:17 | URL | #-[ 編集]
おっさん殴りてぇw
2011/04/28(木) 05:41:33 | URL | #-[ 編集]
これ
半分以上が作り話だな。
英語が話せないのに激怒出来るわけがない。
ゲッツ板谷のパクリも入ってるし。
大体、トンレサップまでその値段で交渉する事自体が現地人をナメてるよ。
2013/07/16(火) 15:15:49 | URL | ^ ^ #-[ 編集]
毎度山あり谷ありの調子の良いブログですね!
2014/03/11(火) 03:20:21 | URL | #-[ 編集]
これ、話の内容は嘘だな。
英語も話せないのに会話が成り立つはずがない。
ただ単に連れ回されてボラれただけ、そうだろ?
2014/05/28(水) 15:06:23 | URL | #-[ 編集]
↑↑↑日本語で激怒したんじゃないでしょうか?

自分は海外旅行をした事がないので、ぷらぷらさんの行動力には驚かされるわ尊敬するわ...とにかく笑い過ぎてお腹痛くなりましたw
あとおっさんの顔写真がwなんか捨て犬みたいで憎めないw
2014/12/18(木) 11:13:56 | URL | #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://purapura2vipper.blog121.fc2.com/tb.php/6-0c67b18b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。