世界中をぷらぷらしてきた

2ちゃんねるニュー速vipの力で復活したブログ。全てのvipperに感謝!!ありがとうvipのみんな!
   人気ブログランキングへ   ブログランキング・にほんブログ村へ
ランキング登録しています。1日ワンクリッコ、応援宜しくお願いします(^ω^)
ツイッターはじめました。→ から是非フォローお願いします。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
lvljiko017762.jpg

あれだけ飲んだのに俺は気分良く目が覚めた。宿の時計を見るとまだ朝の7時だ。俺は顔を洗い歯を磨きバックパックを担いだ。まだバスの発車時間までは時間があるが、広場をブラついて長かったこのカッパドキアへのお別れをしたい。もし適うことならばペンダントを作ってくれたオヤジにも一目会いたかったのだ。


俺はユカさんに最後の別れをする。

俺「ユカさん、色々あったけどお世話になりました」

ユカさん「うん、これからシリアに向かうんだね」

俺「はい。いっちょ中東で揉まれて男を磨いてきます」

ユカさん「ぷら君、本当に無茶しちゃ駄目だからね」

俺「分かってます。俺、すれ違う旅人が居たら必ずこの宿を宣伝しますね」

ユカさん「ありがとう」

俺「それじゃ、行ってきます」


俺はユカさんにお礼を言い、宿を出た。Hの事はスッカリ忘れていた。


lIMGP3388.jpg


いつにも増して天候は穏やかだった。

これまで色々と旅をしてきたが、これほどまでに長期に渡って滞在した宿はここがはじめてだった。俺は少し寂しさを感じた。これからバスに乗ってしまえばあとは勝手にシリアの地を踏む事になる。これでトルコとはお別れになるのだ。


lIMGP3389.jpg


バスに乗る前に昼食を済ませる。いつものケバブ屋の兄貴は今日も元気だった。


lIMGP3390.jpg


ベンチに座りケバブを食べると色んな思いがよみがえってきた。驚くほどのことではないが、俺はこれから中東の地へと足を踏み入れるのである。印象だと治安は決していいとお世辞にも言えない。これまで以上に慎重な行動が必要とされるであろう。

とりあえず、この当時の俺の考えはこうだった。

・シリアへの国境を越える
・国境に1番近い街で宿を取る
・旅人を待つ
・ガイドブックをコピーさせてもらう
後は野となれ山となれ


俺は定刻、バスへ乗り込んだ。

バスは走り続け、夕方には国境の町へ到着した。バスを降りて俺は早くも困った。



ここはどこなんだ?



見る限り国境はない。見える大きな建物はどう見ても駅だった。俺は駅の中へ入り、ここがどこかを尋ねた。するとシリアの国境まで20km程離れている小さな街だった。時刻は既に夕方6時を回り、陽はどんどんと沈んでいく。俺は駅員に再び尋ねた。


俺「俺はシリアに行きたいんだけど、どうすればいいの?」

駅員「シリアへの国境に行くにはバスで抜けるしかないよ」

俺「そのバスはどこ?」

駅員「今日はもう終わりさ。明日また来るこったな」

俺「ちょっと待ってよ。明日って・・・この辺に宿泊できる場所はあるの?」

駅員「そんなもんないさ」

俺「ないって・・・どすれば・・・」

駅員「この駅は24時間やってるから、ベンチで寝るなりしな」


lIMGP3398.jpg


俺はHから貰った最後の紙幣でビールをありったけ買い込むとベンチで1人飲み始めた。今更治安なんぞどうでもいい。取られる物はなにもない。しいて言うなれば命くらいだ。退屈な時間をビールという友と一緒に必死でつぶした。

30分後、当然トイレへ行きたくなる。

俺は駅構内のトイレへ駆け込んだ。


門番「おい、ちょっと待て。このトイレは有料だ」

俺「へ?」

門番「お金払わないと使えないよ」

俺「使えないって言ったって俺お金なんかもう無いよ」

門番「じゃあ駄目だな」

俺「ちょっと待ってよ。もうマジで漏れそうなんだけど」

門番「早く両替してくるなりしろ。俺も仕事なんでな。悪く思うなよ」


lIMGP3405.jpg


結局門番のオッサンは俺をトイレに入れてくれず、俺は外で用をたした。そしてそのままベンチで眠った。



腰が痛くて目が覚めたのは翌朝早朝だった。身の回りを確認しても盗まれた形跡は何も無い。俺は駅構内に再び入り、国境までのローカルバスのチケットを購入した。どうやらここから国境付近まで移動し、そこでシリアのバスに乗り換えて国境を目指すらしい。


lIMGP3408.jpg


バスは走り出すとものの15分で国境まで到着した。だがなかなかシリアのバスが来ない。俺は国境でお金を両替し、シリア突入への準備を済ませた。2時間程待っただろうか。それでも一向にバスが来る気配は無い。ベンチで暇をつぶしていると、俺に声がかかった。


まさかの再会だった。



俺に声をかけてきたのはMさんであった。


コメント
この記事へのコメント
>後は野となれ山となれ
これが駄目だというにwwww

よし、次で決闘するんだな。そうなんだな
2010/06/04(金) 23:55:36 | URL | #-[ 編集]
M コノヤロウのこのこと来やがってW

もちろん男前なぷらはやるんだよな?
2010/06/05(土) 00:36:56 | URL | 飼い猫あくせる #-[ 編集]
今までいろんな旅行の本やブログをいろいろ読んできたがこのブログが一番面白い
だから早く続きを書け
2010/06/05(土) 08:46:57 | URL | #-[ 編集]
次回からジャンプ並みのバトル展開になると予想
2010/06/05(土) 09:19:14 | URL | #-[ 編集]
あれ?カナどこいってしもうたん・・・?
2010/06/05(土) 10:01:52 | URL | #-[ 編集]
次回 決闘!!
2010/06/05(土) 14:23:52 | URL | #jSt4TPmo[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://purapura2vipper.blog121.fc2.com/tb.php/52-5b97e184
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。