世界中をぷらぷらしてきた

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ユカさん「買って・・・ないんだ・・・・」

俺「はい・・・・」

ユカさん「仕方ないから明日ツアー参加してからでいいんじゃない?うちはお金落としてもらえるし、泊まってもらうのは大歓迎だしさ」

俺「はい・・・・」

ユカさん「でも、ぷら君そんなんじゃこの先絶対大変だよ。もっとシッカリして!」

俺「ですよね・・・」


シッカリしていたならトルコになど来ていないのである。俺は明日のツアーに参加した後にターミナルでチケットを予約する事にした。そしてこの日はもしチケットが当日取れた時の事を考えてバックパックに荷物を詰め込んだ。だがここで俺は気付いた。スペイン人の女の子がいないのである。荷物もなく、既にどこかで出て行ってしまった後だった。

翌日、珍しく寝坊せずに目が覚めた。顔を洗い歯を磨いてツアーに備える。そして時間通りに宿の前に迎えのバンが到着した。中に乗り込むと欧米人の姿しかない。急に俺は不安になった。俺は英語が全く話せないと言っても過言ではない。「ハァーイ」と1番得意な英語を投げかけ、バンに乗り込む。

バンは15分程走ると草原の真ん中で停車した。ガイドが口を開く。

ガイド「さぁ、皆さん今日1日宜しくお願いします!これからレッドツアーがはじまります。皆さん、準備をしてくださいね」

俺「へ・・・?準備?」

俺には嫌な予感しかしなかった。準備?ユカさんからは何も聞いていない。周りを見ると欧米人がブーツを履いたりリュックを背負ったりしている。

ガイド「は持ちましたか?も大丈夫ですね?」


ちょっと待て。何がはじまるんだ?見ての通り俺はサンダルだ。水?そんなもの持ってないぞ。


ガイド「それではこれから約3時間のトレッキングを行います。無理しないで辛くなったら私にスグ言ってくださいね」




先生・・・僕既に辛いです。




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こうしてトレッキングがはじまった。それぞれカップルであったり、同じ国籍のグループで話をしながら楽しそうに歩いている。俺は最後尾を1人歩いた。


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しばらく歩くとガイドが口を開いた。

ガイド「皆さん!これがローズバレーです」

もはや俺はつっこむ気にもなれなかった。ただでさえ裸足で歩き辛い道をどんどん進んでいく。いい加減くたびれても休む気配はない。喉が渇いても水を持っていない俺はどうすることもできない。許されることならば今すぐバンに戻り、今日の夕方まで寝たフリをしていたかった。

限界まで喉が渇いて眩暈しかけていた時、後ろからポンと肩を叩かれた。

驚いて後ろを振り返ると昨日まで同じ部屋一緒に夜を過ごしたスペイン人の女の子だった。彼女は宿に居た時とは別人のように嬉しそうに俺に話しかけてきた。

ス女「ペラペラペラ?ペラペラ~♪」

俺「え・・・・・・・・・・」

ス女「ペラペラ~♪ペラペラペラ~!!」

俺「あ・・・え・・・」

ス女「ペラ?ペラ?ペラペラ??」

俺「え・・・あの・・・sorry

彼女は寂しそうに戻っていった。どうやらこのレッドツアーの別の組に彼女はいるらしく、俺達の後の組から追い付いてきたのだった。今後何箇所か回るポイントでは3組のバンが一緒に見学することになる。

限界まで疲れた俺はガイドに申し出た。

俺「ガイドさん、俺もう限界。ミズ・・・ナイ・・ツカレタ・・・おk?」

ガイド「それじゃ少し休憩しましょう」


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俺は束の間の休憩をグループではしゃぐスペイン人の女の子を眺めながら過ごした。それから俺達はカッパドキアの有名遺跡跡へと向かった。ここは随分昔に滅んでしまった街らしく、今は有名な観光地になっているとの事だった。だが俺にとってはどうでもいいことだった。早く見終わって宿に戻りたい。だが、ガイドが言い放った言葉は無常だった。

ガイド「はい!ここで1時間のフリータイムです!1時間後レストランでランチだからいっぱい歩いてお腹すかせてくださいね」


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俺は欧米人が遺跡を探索する中、地面を這う蟻さんと世界経済について語り合った。


その後待ち受けていたランチは更に最悪だった。俺は水も飲んでなく、お腹も空いていたのでランチは1番楽しみであった。だが、このランチまでもが俺を裏切った。俺は柄にもなく1番乗りでレストランへ駆け込んだ。しかし、そこで俺を待ち受けていたのは円卓であった。


続々とメンバーが集まり卓を囲む。そして誰がはじめたわけでもなく会話が始まる。それは何を話しているのか俺には全く理解できない内容であった。俺は空気だ・・・俺は椅子だ・・・俺はオブジェだ・・・。そう強く願っている俺に欧米人は空気を読まず話しかけてきた。

欧米A「で、ジャパニーズ?お前はどう思うんだ?」

俺「え・・・・・?」

欧米B「日本ではどうなんだ?」

俺「へ・・・・?」

欧米C「どうなんだ?」

どうもこうも話の中身が見えねぇよ。何の話だよ?困り果てた俺は答えた。

俺「sorry」

本日2度目の「sorry」がさく裂した瞬間であった。欧米人は悲しみの目で俺を見つめ、それ以降一切俺に話を振ってくることは無かった。地獄のようなランチタイムが終わり、次の移動はワイナリーであった。俺はバンを最後に降り、目立たないように部屋の隅で宇宙と交信していた。

ガイド「ここは飲み放題だから沢山飲んでね!トルコのワインは美味しいのよ」

欧米人が我先にと群がる。俺はワインは特別好きでもないし、飲みに行く時もワインは注文しない。この修羅の時が早く過ぎて欲しいと願っていると「ヘイ!」と声がし、俺の目の前にワイングラスが突き出された。顔を上げるとスペイン人の女の子だった。

俺はメチャクチャに嬉しかった。自分の仲間の場所を離れて、多分同じ部屋だったよしみで1人ポツンとしている俺にワインを差し出してくれたのだろう。俺は笑顔でワインを受け取り、彼女とグラスを重ねるとワインを一気に飲み干した。


ス女「ヒュー!!!」

一気にグラスを空けた俺に彼女が声をあげた。その声を聞いて周りの欧米人が一斉にこちらを振り返る。彼女が何か説明を始める。数秒後、欧米人が俺に再びグラスを突き出す。意味も分からず再び一気飲みでグラスを空ける。三度グラスが運ばれる。俺は一気飲みする姿に喜んでいるとばかり思っていた。だが、彼等が俺に言いたかったのは香りを味わってから飲めという事だった。よく分からず一気を繰り返していた俺はベロンベロンに酔っぱらった。


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(ガイドさんinワイナリー)


ワイナリーを出て俺達が向かったのは陶芸場だった。

ガイド「ここがレッドツアー最後の場所になります。ここではトルコの伝統的な陶芸を見る事が出来ます。気に行ったものがったら私に言ってくださいね。勿論買うこともできますから」

買えるわけがない。明日泊まる宿代もどうするか悩んでいる俺が無理してこのツアーに参加したのだ。今日食べたランチだってツアー代金に含まれていなかったらトイレの水道で腹を満たしていることろである。

俺は展示室をフラフラと見て回った。


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トルコ伝統と言うだけあって器は素晴らしいものだった。しかし器や皿を見るだけではスグに時間を持て余してしまう。俺は外に出てタバコに火をつけた。「早く帰りたい」そう思った時だった。

ス女「いた!早く!come on!」

突然スペイン人の女の子に呼ばれた。俺は煙草を消して再び展示室へと戻った。

ガイド「来たわね。えっと、ここでサプライズです。特別に1人にだけこのトルコの伝統工芸を体験してもらいます。誰か希望者はいますか?」

突然の申し出に欧米人もポカンとしている。誰も手があがらない。

欧米人「ジャパニーズ、お前やったらどうだ?」

突然声があがった。

欧米人「どうだ!お前やれよ!ラッキーだな」

俺「え・・・?俺いいよ。ノー!ノー!」

欧米人「いいからやれって」

俺は困った。完全に欧米人は俺に押し付けている。俺がモジモジとしていると、先程のスペイン人の女の子が声をあげた。

ス女「私やる!」

彼女は俺に軽くウィンクをした。なんてイイコなんだ。


俺は早くも惚れそうだった。


スペイン人の女の子は椅子に座ると職人から作り方のレクチャーを受けた。足でペダルを踏み、轆轤を回転させ台の上に置いてある直径15cm程の粘土を両手で包み込んでいく。手を上下させることによって粘土はみるみる壺に姿を変えた。全員から歓声があがる。次は彼女の番だ。


彼女は教えられた通り足でペダルを踏み、轆轤を回転させる。職人が台の上に粘土を乗せる。欧米人は「GO!」と声をあげている。俺も心の中で「頑張れ!」と祈った。彼女は集中して両手で粘土を包み込む。そしてユックリ、ユックリと両手で包み込むように粘土を上下させていく。皆が固唾を飲んで見守る。





そしてアクシデントは起きた。





「GO!」の掛け声と共にスペイン人の女の子が両手に力を込める。粘土は姿を変えていく。そして粘土は姿を変えた。








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非常に卑猥な姿に。



欧米人から歓声があがる。もう耐えられないといった表情で照れ隠しする彼女。しかし、歓声は一向に収まらず、彼女の顔はみるみる曇っていった。彼女の顔が完全に下を向き、肩を震わせている時、俺は気がついた。








最後まで歓声をあげていたのは俺だった。






帰りのバスの中、俺はガイドからさえも無視された。
コメント
この記事へのコメント
全俺がワロタw
2010/06/03(木) 23:03:09 | URL | エビス #-[ 編集]
クッソワロタwwwwwwww
やっぱぷらぷらは一人でのほうが奇跡を起こすらしいwww
2010/06/03(木) 23:08:46 | URL | #-[ 編集]
ぷらぷらかわいそうですw
2010/06/04(金) 00:05:19 | URL | #-[ 編集]
シュールすぎる旅になってきたなオイw
2010/06/04(金) 00:33:06 | URL | 飼い猫あくせる #-[ 編集]
フラグ折るのは世界レベルか?w
2010/06/04(金) 03:04:18 | URL | #mQop/nM.[ 編集]
酔っ払い乙w
2010/06/04(金) 08:53:21 | URL | #-[ 編集]
俺も現地ツアーに参加して欧米人に囲まれ一人で飯食ったことあるから痛いほど気持ち分かるぜ

スペインの女かわいいな。てっきりピザブスだと思ってたのに
2010/06/04(金) 09:07:55 | URL | #-[ 編集]
卑猥wwwww
まぁ...色々とドンマイっすね...(・ω・`)
2010/06/04(金) 15:27:14 | URL | 黒獅子 #-[ 編集]
ワインの一気飲みはフランス人にゃタブーだぜ
居なかったかもしれんが
ソース
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4758479
2010/06/04(金) 18:00:21 | URL | #-[ 編集]
遺跡のス女の写真、心霊写真かと思ったwwwww
こえーよwwwwwwww
2010/06/05(土) 10:26:42 | URL | #-[ 編集]
もうムチャクチャだな。
もったいねぇ、ボニータ・・。
2010/06/30(水) 18:52:54 | URL | #-[ 編集]
やっと調子を取り戻してきたなwww
2011/04/22(金) 01:23:13 | URL |    #-[ 編集]
あっちゃあ...その気は無くても、酷すぎるよ...><
2014/12/23(火) 23:03:47 | URL | #-[ 編集]
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