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デニズリのバスターミナルで俺は途方に暮れていた。

まさかのカナからのメール。俺は一刻も早く駆けつけたかった。だがパムッカレからカッパドキアまでは長距離バスをもってしても11時間の移動が必要だった。それに拍車をかけて今すぐ乗れるバスが無かったのであった。最短でも本日夜のバス。俺はここまでイスタンブールからの弾丸移動でベッドというか布団というか、横になって眠ることも許されず、今日という今日は1泊ゆっくり布団で眠るつもりだった。だが、俺は天使の呼び出しを見てしまった。行くしかなかった。行って気持ちを伝えたかった。

たった2週間。カナと出会ってから今日まで過ごした時間である。これだけで「好き」という気持ちを伝えても信用してもらえるか分からない。それでも俺は確信があった。俺はやはり好きなのだ。俺は夜までバスを待った。

デニズリのターミナルから夜6時にバスは出た。そしてその中に俺の姿があった。数日まっとうに眠っていなかった事もあり、俺の体は悲鳴をあげていた。屈強な本物のバックパッカーならばこんな移動を何とも思わないのかもしれないが、俺はバックパッカーではない。似非バックパッカーだ。かなりこたえるものがあった。それでも耐えられたのは、やはりカナに会いたいという一心だった。


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朝5時、まだ誰も起きていないギョレメのターミナルにバスは到着した。パムッカレから直でカッパドキアを目指す旅人というのは数少なく、俺が乗ったバスから降りたのは俺だけだった。イスタンブールから600km。俺は弾丸移動でカッパドキアへと到着した。インド行きを断念し、カナと一緒にカッパドキアへ行きたいと旅のベクトルを変更してわずか2週間。俺は早くも目的地へ到着したのであった。


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陽もまだまともに登っていないギョレメの村を俺はさまよった。一体どこに行けばいいのか。それさえも考えず俺はパムッカレを飛び出していた。カナからのメールを今読み返すに、カナが宿泊しているゲストハウスの名前をメールに書かなかったということは、多分俺が追ってくることはないと思ってのメールだったんだなと今しみじみ思う。

俺は悩んだ。



「どこに行けばいいんだ・・・」


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イスタンブールとは違い、明らかに周りの景色が違う。明け方のこの時間、外を歩いている人影は見当たらない。カナがどこのゲストハウスに宿泊しているか分からない今、俺が頼れるのはガイドブックだけだった。俺はガイドブックで日本人宿の場所を調べた。ギョレメの村で日本人宿と明記してある宿は2つ。このどちらかにカナはいるはずだ。二分の一。その時、俺は二分の一を外す気がしなかった。宿紹介の写真を見てカナが気に入りそうな宿だったからか、俺の知っているカナならば、きっとこっちに泊まるだろうと予想したからか、俺はある宿を目指し歩きはじめた。

イスタンブールとは違い、朝方は相当に冷え込んでいた。俺はバックパックから毛布を引っ張りだし、それに包まりながら歩いた。それと同時に同じ国でも西と東でこれほどまでに気候が違うものなのかと実感した。今思えば沖縄と北海道、違うのは当たり前なのだけれども。


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ガイドブックに書いてあった宿へと俺は到着した。だが受付に行くも時間が時間なので誰も居ない。

俺は疲れ果てて、宿の受付のソファーでそのまま眠りについた。

そして目が覚めた。

外がザワザワと賑わっている。


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外に出た俺は今自分が居る場所を初めて理解できた。ここ、ギョレメの村自体がカッパドキアだったのだ。宿係員を探して宿泊の申し込みをした。

俺「あの、今朝早くここに着いたんですけど誰も居なかったので寝されてもらいました。今日泊まれますか?」

ユカさん「今はシーズンオフだから、宿はガラガラよ。勿論、泊まってOKだよ」

俺「有難うございます!それで、聞きたい事があったんですけどここにカナって名前の女の子泊まっていませんか?」

ユカさん「カナ?ごめんね、私名字かニックネームでしか呼ばないからカナってこは分からないわ」

俺「そか。あの、宿の宿泊者名簿ってありますか?」

ユカさん「うん、これでいい?」

俺「有難うございます」

俺はカナの名前を調べた。この宿は本当にこの時期宿泊客が少なく、宿の台帳の1番上にはカナの名前があった。

俺「あった!カナ!これです!この子今どこにいますか?」

ユカさん「うちの宿は男女分ける事はしてなくて、全部ドミトリーだから・・・この子は・・・4番のドミトリーね。でもこの時間だし、まだ皆寝てると思うから私が会ったら伝えておくよ?君は今ここに着いたんでしょ?随分疲れてるみたいだし少し休んだ方がいいかもね。君は6番のドミトリーにお願いね。ベッドはどこでもいいから」

俺「有難うございます!じゃ、カナに会ったら俺の事教えてください」

こうして俺はドミトリーへ入った。カッパドキアの宿らしく洞窟を掘ったような場所にベッドが並んでいる。俺のベッドの横にはキュートなスペイン人の女の子がTバックのまま、それはあらわな姿で寝むっていた。


俺は、結局眠れなかった。
コメント
この記事へのコメント
(・∀・)コクレ!
2010/05/31(月) 01:55:44 | URL | 六件 #-[ 編集]
なんかもうすごいなww
ともかく、ついに再会を果たすわけか・・・
2010/05/31(月) 09:30:40 | URL | #-[ 編集]
何か…はちゃめちゃっすねw←
えーと…ここ数日で全て読み返しました←

カナさんとの色々なやり取りが気になりつつたまに確認してますw

これからも色々と頑張ってry
2010/05/31(月) 22:46:00 | URL | 黒獅子 #-[ 編集]
どれだけ行動力があるのw
運があるんだか無いんだか分からないけど、これはもう奇跡を祈りたい!
ぷらさん頑張っているし、カナさんと上手くいって欲しいなあ
2014/12/23(火) 12:57:13 | URL | #-[ 編集]
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