世界中をぷらぷらしてきた

2ちゃんねるニュー速vipの力で復活したブログ。全てのvipperに感謝!!ありがとうvipのみんな!
   人気ブログランキングへ   ブログランキング・にほんブログ村へ
ランキング登録しています。1日ワンクリッコ、応援宜しくお願いします(^ω^)
ツイッターはじめました。→ から是非フォローお願いします。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
lvljiko017762.jpg

翌朝早朝、俺はバックパックを担いで静かに宿を出た。実に居心地の悪い宿だった。確かに安いが韓国人に囲まれて眠るのはどうにも落ち着かない。


lIMGP2671.jpg


俺は日本大使館へ向かった。トラムを乗り継ぎ、パソコンで調べた通りに歩く。


lIMGP2683.jpg


途中、パン売りのおっさんから朝食がてらパンを購入。


lIMGP2685.jpg


そしてパンにかぶりつきながら歩いた。それにしても遠い。なんでこんな面倒な場所にあるのか。日本大使館はイスタンブールの安宿街から随分離れた場所にあり、歩きでは到底無理。電車を乗り継いで行かなければならない。ただでさえバックパックを担いでいる俺にとって実に骨の折れる作業だった。


lIMGP2686.jpg


やっとの思いで日本大使館の入っているビルに到着する。だがまだここで半分だ。まずここでレターとやらを書いてもらわなければならない。勝手な想像だがシリア大使館に「この人にビザ発行してやってちょ」的な手紙なのだろう。

中に入り受付で日本大使館に行きたいと告げるとボディチェック、パスポートの開示と随分厳重なチェックを受けた。日本大使館はこのビルの上層階にあり、エレベーターで登る。入口は重厚なドアで入り辛い雰囲気だ。しかし入らないことには始まらない。俺はドアを開けた。中はシンプルにソファーが向かい合って置いてあり、パチンコ店の景品交換所のような小窓があるだけだ。小窓の奥に人影が見える。

俺「あの、シリアに行くためにビザが欲しいんですが、レターとやらを書いて貰えますか?」

係員「どんな要件で行かれるんですか?」

おお!日本語だ!しかも中にいる人は日本人っぽいぞ。

俺「観光です」

係員「移動手段は決まってますか?」

俺「バスの予定ですけど」

係員「今中東は不安定な情勢なので出来れば行って欲しくないんですけど」

俺「そんな事言ったって・・・・」

係員「とりあえず、こちらの用紙に記入をお願いします」

俺は渡された紙に色々と必要事項を記入した。久々に日本語を見たぜ。

俺「はい、終わりました」

係員「それでは、明日の午後にまた来てください」

俺「えええ?明日?」

係員「はい。レターは明日の午後発行になります」

俺「あの、なんとかなりませんか?今日ここまで来るのも凄く遠かったんですよ」

係員「そう言われましても決まりですので仕方ないんです。また明日お願いします」

俺「どうしても駄目ですか?」

係員「申し訳ありませんが」

俺「はぁ・・・」


どゆこっちゃ?また予定が激しく狂ったぞ?その場で即日発行じゃないのかい?

しかし明日来いと言われれば仕方が無い。俺は渋々安宿街へ戻った。どうしよう。既に宿はチェックアウトしてしまったし、日本人宿も満室だ。他の宿は高いし・・・。いや、金にはかえられない。戻ろう。韓国人宿へ。


俺は再び韓国人宿へチェックインした。



そして運命の出会いをする。



韓国人に目をあわせないように昨晩寝たベッドへと腰をおろす。隣を向くと新しい客が入ったのか昨晩は無かった荷物が置かれていた。俺は早朝から歩き回ったおかげで疲れており、昼寝をすることにした。


2~3時間眠っただろうか。横を見ると新しい客が戻ってきていた。チラッと目が合うがお互い何も語らずそっぽを向く。言葉の壁は大きい。二段ベッドの下で、目の前にある上のベッドのマットレスを眺めながらボーっとしていると聞き覚えのある音楽が耳に入った。音のする方を向くと先程目のあった奴だ。ヘッドフォンで音楽を聴いているのだが、どう考えても日本語の音楽を聴いているように思える。俺は思い切って話しかけてみた。

俺「あの・・・?」

T「やっぱり!ですよね?日本人ですよね?」

俺「良かった~!やっぱそうだったんだ!」

T「俺も最初話かけ辛くて。申し訳ないっす。俺Tって言います。ここ長いんですか?」

俺「いや、訳あって今日チェックアウトして今日またチェックインしたんだよ」

T「相当な訳ありっぽいですね~。どしたんですか?」

俺「いやさぁ、俺この後シリアに行くんだけど日本大使館に行ったらレターが明日発行って言われてさ」

T「はいはい」

俺「即日発行だと思ってたからさ~、また戻ってきたってわけ」

T「なるほどですね~」

俺「T君はどこから?そしてどちらへ?」

T「俺はトルコ周遊です。実はもう明日日本に帰るんですよ」

俺「へぇ~」

T君はデジカメの写真を俺に見せながら色々と話をしてくれた。どんなルートでトルコを周遊したのか尋ねるとガイドブックを広げ、地図で説明をしてくれた。ガイドブックにはバスでかかった移動時間、宿の場所などビッシリとメモが書いてある。



・・・・・・。



ガイドブック見っけた!!




俺「T君!いや、Tさん!」

T「はい?」

俺「実は俺ガイドブックも何も持ってないんです」

T「強盗にでもあったんですか?ひったくりですか?」

俺「いや、何も持ってこなかったんです」

T「はぁ・・・」

俺「それで、そのガイドブック、是非コピーさせていただけないでしょうか?俺、シリアのビザ取ったらトルコを色々回ってそれからシリアに入る予定なんだ」

T「あ~、そゆことですか。いっすよ。コピーなんかじゃなくあげますよ」

俺「ええええ!?」

T「だって俺もう明日帰りますし」

俺「いいの!?本当にいいの!?」


lIMGP2695.jpg


T「いっすよ」


こうして俺は思いがけずガイドブックを手に入れた。


lIMGP2753.jpg


もう怖いものはないのである。
コメント
この記事へのコメント
強運の持ち主だなw
2010/05/27(木) 00:43:15 | URL | 飼い猫あくせる #-[ 編集]
虎の巻キター!
捨てる神あらば拾う神ありすなあ。
つか常にドラクエ状態だなww
2010/05/27(木) 06:54:46 | URL | #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://purapura2vipper.blog121.fc2.com/tb.php/38-07dabd40
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。