世界中をぷらぷらしてきた

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声にならない歓喜が俺の全身を支配した。カナが、カナがこの宿にいる!俺は申し訳ない気持ちがありつつも、自分の気持ちを抑えられず本を読んでいる宿泊男性にお願いしてカナを呼んでもらうことにした。男性は渋々ながらも宿へ入っていった。あと少しでカナに会える。しみじみ俺は奇跡的だと思った。会えるわけないと思ったと言えば嘘になる。お互いメールアドレスも交換していたし、いつかはトルコで再開できるだろうとの気持ちで俺はタイを飛び出した。だが、まさかこんなにも早く再開できるとは思わなかった。はやる気持ちを押し殺し、あくまでクールに装う。奥から男性が出てきた。


男性「あの~」

俺「はい!」

男性「今外に出てるみたいっすね。なんか伝言しときますか?」

俺「あ、そうですか・・。いえ、大丈夫です。有難うございました」

俺はそう言ってこの宿を後にした。待とう。カナが戻ってくるまで待てばいいだけだ。宿近くの街路樹の植え込みに腰を降ろしカナを待つ。意外にも早く再会の瞬間はやってきた。遠くから見覚えのあるロングヘアの女性が両手にビニール袋をぶら下げて歩いてくる。

「カナだ!」

すぐに分かった。近付いてくる。俺はカナが自分の目の前に来るまで下を向いて待った。足音が近づいてくる。そしてちょうど俺の目の前に足音がきた時、俺は声をかけた。


俺「カナ?」

カナ「ひゃあっ」

キョロキョロと辺りを見回すカナ。

俺「カナ?」

カナ「え?えええええっ!!ぷら君!?」

俺「やっほ、来ちゃった」

カナ「えええ!?なんで!?どうして!?インドは!?」

俺「いやぁ、色々あってさぁ。カナ、今から時間ある?飯行かない?」

カナ「う・・うん!あるある!今食料買ってきたんだけど、どっか行く?」

俺「うん、行こう。飲みに行こうよ」


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俺とカナは暗くなったイスタンブール市内を歩いた。オレンジ色に照らされた石畳の道、実にロマンチックではあるがどうも上手く話せない。タイで毎日一緒にいた時とは雰囲気が違う。とりあえず俺達は通り道にあったレストランへの通りに面している席へと座った。

俺「ビックリ・・・したでしょ?」

カナ「ビックリなんてもんじゃないよ~!聞きたいことだらけだよ」

俺「あはははは、そうだよね」


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目の前にはトルコの代名詞ドネル・ケバブの肉の塊がユックリと回っていた。

カナ「ぷら君本当にどうしたの?なんでここにいるの?」

俺「いや、実はインドのビザ破棄してトルコへの航空券を買ったんだ」

カナ「本当に?なんで?!」

俺「なんでって・・。ちと恥ずかしいけどカナと過ごした数日が凄く楽しくて・・・」

カナ「本当に!?えええええ!?」

俺「うん。ほんと。嘘みたいな話だけどほんとなんだ」

カナ「そんな人初めて見たよ~!」

俺「だろうね・・・。俺も自分にビックリだもん。ってかさ!メール送れなかったんだけど?」

カナ「え?間違ったんじゃない?」

俺「それはないと思うんだけどなぁ」

カナ「私のこれだよ~?○○○×▼○@■○△~」

俺「合ってる・・・同じだ・・・」

カナ「ぷら君間違ったんだよ~」

俺「急いでたから間違ったのかなぁ」

カナ「おっちょこちょいだな~!でもこうしてまた再開出来るなんて思わなかったから凄くビックリだよ~」

俺「俺もここに来るまで凄く不安で・・でも会えて本当に良かった~」

カナ「メールも送れないで今日会えなかったらどうするつもりだったの?」

俺「ほんとだね、どうしたんだろうね?」

カナ「馬鹿だな~」


くだらない話で盛り上がった俺等はもう少しユックリ飲むために店の移動をすることにした。


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夜のイスタンブールはとても賑やかだった。俺達は公園の近くにある店に再び腰をおろした。

俺「カナ、これからどうするの?」

カナ「私はね~、カッパドキアに行って~、それからパムッカレに行って、またイスタンブールに戻るんだ。それからギリシャ行くの。それでギリシャから日本に帰るんだ」

俺「そかそか」

カナ「ぷら君は?」

俺「俺何も決めてないんだ。もしカナが嫌じゃなかったら俺も一緒に行っていいかな?」

カナ「私はいいけど・・・ぷら君を振り舞わないかなぁ」

俺「いや、いいよ。全然いいの。だって俺予定も何もないしさ」

カナ「そう・・・?」


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ちょうど話をしていたその場所にWさんがやってきた。

W「あれ?ぷら君じゃん」

俺「あ、Wさん。こんばんわ」

W「お、その様子だと再開できたんだね」

カナ「はじめまして~こんばんわ~」

俺「どこか行ってきたんですか?」

W「ああ、夜のモスクを撮影してきたんだよ」

俺「ああ、このでっかいやつですね」

W「そうそう」

俺「あ、Wさん。俺明日で宿移動します。カナと一緒に移動することにしました」

W「おおお、そっかそっか。で、次どこ行くの?」

俺「えっと・・ハムッパレ?」

カナ「カッパドキア!」

W「お前全然違うじゃん。そっか。でも今晩はこっちに泊まるんだろ?また後でな~」

カナ「今の人、同じ宿の人?」

俺「そうそう。写真撮りながら世界中歩いてるんだってさ」

カナ「へぇ~、凄いね~」


その後、俺達は今後の話しなど色んな話をした。時刻は夜10時を回っている。明日の準備もあるし、俺はここで今日は別れることにした。

俺「カナ、宿まで送るよ。明日俺そっちの宿に行くから」

カナ「うん!ありがと~」


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歩くことが嫌いな俺でもこれほどまで目的地につかないでくれと思った事は無い。イスタンブールの夜道を2人寄り添って俺達は宿まで歩いた。ちょっとだけのお別れだ。また明日スグに会える。カナを見送った後、俺は露店でビールを買い込んで宿に戻った。そのうち2本をWさんに渡す。

俺「只今帰りました。良かったら一緒に飲みましょう!」

W「お、おかえり。ありがとな。御馳走になるよ」

俺「いやぁ、凄く嬉しいですよ~」

W「何?お前あのコおっかけてここまできたの?」

俺「フヒヒヒヒww実はそうなんですよ」

W「へぇ~。凄いなぁ」

俺「それが凄く可愛くて、一発で惚れちゃいました」

W「確かに可愛いわな~。で、一緒に行くって行っても航空券の有効期間とかルートあるだろ?どうすんの?」

俺「へ?」

W「いやさ、予算とかもあるわけじゃん。おまえ全部あの子に合わせるの?」

俺「いや・・・その・・そこまで考えては・・・」

W「どんなルートの予定なのさ?」

俺はカナから聞いた話を事細かに説明した。

W「ふむふむ。2カ月コースってことか」

俺「そうなんですか?」

W「ああ、因みに君は帰りもここから日本に?」

俺「え?いや、まずここからタイですね」

W「タイ?」

俺「え・・・そのはずなんですけど・・・・」

そういえば航空券について偉そうなこと言っているがこの当時FIXやらOPENやら種類など俺にはチンプンカンプンであった。

俺「これ、チケットなんですけど・・・・」

W「・・・・・・・・・・」

俺「だいじょう・・・ぶ・・・ですよね?」

W「え?意味分からないんだけど」

俺「え?なんかまずい事ありました?」

W「いや、君の言ってる事が分からないんだけど」

俺「へ?これトルコとタイを往復の1年オープンのチケットですよね?オープンって1年以内なら好きな時に帰れるチケットですよね?」

W「半分正解かな」

俺「へ?じゃあ残り半分は?」

W「このチケットは3ヶ月のフィックスだよ?しかもオープンジョー。今から3ヶ月後にエジプトからタイに戻るチケットだよ?」


「え・・・・・・・・」



W「え?じゃねぇよww」

俺「いや、これ乗り継ぎですよね?」

W「乗り継ぎは今日ここに来る時だろ?」

俺「確かに。帰りは違うんですか?」

W「全然違うじゃん。エジプトからタイってここに書いてあるだろ。自分で買ったんだろ?」

俺「ええええええええ!?」

W「こりゃお前・・・。中東下るしかないんじゃない?それかトルコからエジプトまで片道のチケット買うかだな」

俺「えええええええええええええええ!?」

W「何そんな驚いてんだよ」

俺「俺残金10万しかないんですよ」

W「なにそれ?マジで言ってんの?」

俺「はい!」

W「それでトルコ飛行機で飛びまわってギリシャ行こうとしてるの?」

俺「無理・・・ですかね?」

W「無理に決まってるじゃん」

俺「ええええ!?じゃあどうすれば・・・」

W「どうするも何も3ヶ月後にエジプトまでどうにかして行ってさ、そこからタイに戻るしかないんじゃないの?」

俺「カナ・・・カナは・・・?」

W「知らんがなそんなの」

俺「明日・・・このチケットをカナにも見せてみます」

W「そうすりゃいいよ。ごちそーさん」

俺「おやすみなさい・・・・」


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結局俺は不安に押しつぶされて朝まで眠れなかった。
コメント
この記事へのコメント
すげぇよ、ぷらぷらすげぇよ・・・
2010/05/24(月) 23:04:13 | URL | #-[ 編集]
なんというメシウマwww
2010/05/24(月) 23:07:24 | URL | #-[ 編集]
イスタンブール美しすぎ。
そしてぷらぷらフルボッコwwww
超展開すぎだろこの旅・・・
2010/05/24(月) 23:53:30 | URL | #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010/05/25(火) 03:02:27 | | #[ 編集]
Re: タイトルなし
コメント

ご指摘有難う><誤字直しましたwひどいねww
2010/05/25(火) 10:42:22 | URL | purapura2vip #-[ 編集]
おおおお、展開が読めない・・・
けどカナたんはどう受け止めたんだろうな。
女ってこういう、思い切った想いを両極端に受け取るからな。
喜ぶ奴はとことん喜ぶし
重たく感じる奴は、めっさ嫌がるし。

その癖、自分の対面と相手の感情は考えるから
ずばーっと言わないんだよなぁ。

米欄見てるとまあ。なんていうかなw

がんばれ、ぷら2w
2010/05/25(火) 11:17:09 | URL | #-[ 編集]
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