世界中をぷらぷらしてきた

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ここ数日がアッという間だった。カナが居なくなって凄く寂しく感じる自分がいる。インドビザが手に入るまであと2日だ。そろそろ航空券を買ってみてもいいだろう。そして後からネットカフェに行ってカナにメールしよう。俺はビザを申し込んだ旅行代理店へ向かった。

「ぷらぷらさ~ん?」

カオサンを歩いているとどこからか俺を呼んでいる声がする。だがそれはカナの声ではない。声の主を探すと同じドミトリーに宿泊していた大学生Eの声だった。丁度昼食を食べているところらしく、他に同じ部屋の大学生3人がいた。

E「おはよです。どこ行くんですか?」

俺「ああ、インドまでの航空券を見に行くところだよ」

E「そういえばカナさん今朝出て行きましたね~」

俺「うん。見送るとか言ったのに寝坊しちゃって見送れなかったよ」

E「なんか2人とも毎日一緒だから付き合ってたりするんじゃねぇの?って俺等話してたんですよ」

俺「いや、それはないよ~。でも正直スゲェ好みだったな~」

E「カナさん、トルコに行ったんですよね」

俺「え?そうなの?」

考えてみるとカナの行き先を俺は聞いていなかった。

E「てっきりカナさんと一緒に行くのかと思ってましたよ」

俺「え・・?一緒に?」

E「だって凄く仲良かったでしょ。俺等何回か誘ったけど相手にされなかったもんな~」

俺はいつの間にか4人グループに混ざって話をはじめていた。

E「ぷらさん、追っかけたらいいんじゃないっすか?」

俺「追いかけるったって俺インドビザ申し込んでるしさぁ」

E「もう会えないかもしれないっすよ?」

俺「そりゃ、会えないかもしれないけどさぁ」

E「ぷらさん、だってブッチャケ好きでしょ?カナさんの事?」

俺「・・・・・」

E「ほら、図星じゃないっすか」

俺「お前等、酔っぱらって俺を変な方に導くなよ。とりあえず俺チケット買ってくるから」

E「はいwじゃ、また後で宿で会いましょう」



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旅行代理店へ向かう途中に買い食いし、代理店へ入る。

俺「あの、インドまでの航空券欲しいんですけど幾らですか?」

店「航空会社によって様々だけど希望はあるの?」

俺は期間や発着場所、時間などを事細かに訪ねた。

店「それだと空席が無いから今から1週間後になるなぁ」

俺「そんなに待つんですか?」

店「インドビザは発行から1カ月有効だから、決めるなら早くした方がいいよ」

俺「はい・・・・」


俺は悩んだ。確かに日本国内で買うよりも圧倒的に安いのだが空席が無い。そりゃ他の旅人もそれを狙っているのだから当たり前といえば当たり前なのだが。この1週間、何もせずにダラダラとビザの発行を待っていられたのはカナが居たからだ。さっきEが俺に「追いかけなくていいんすかw?」と言っていたのはあながち間違ってはいない。追いかけたい。会いたい。カナに会いたい。俺は店員に尋ねた。


俺「あの、トルコまでの航空券はいくらですか?」

店「トルコ?」

俺「はい」

店「まぁ、10万ちょっとかな」

高い。

俺「あの、それって空席はすぐあるんですか?」

店「早いのだったら今晩飛ぶのがあるよ」

今晩!?もしかしてカナと一緒の飛行機なんじゃないのか?

俺「あの、トルコに飛ぶ飛行機って1日何本位あるんですか?」

店「何本かは分からないが、そりゃ数は限られてくるよ」

会いたい。今すぐ会いたい。なんでたかが1週間しか一緒に居なかった女性にここまで好意を持てるのか自分でも分からないが、とにかく俺は今すぐカナに会いたい。カナにはカナの旅、俺には俺の旅があることは十分俺の中で分かっている。でも理屈じゃないんだ。



俺「そのトルコまでのチケット、買います


店「何!?インドビザはどうするんだ?」

俺「破棄します」

店「本気か?」

俺「はい」


こうして俺は買ってしまった。トルコまでのチケットを。

宿に戻るとEが寄ってくる。

E「ぷらさん、買えましたか?」

俺「ああ」

E「いつ飛ぶんですか?」

俺「今からだ」

E「え?今から?」

俺「俺はトルコに行くことになった」

E「ちょっとww本気ですか?カナさんですか?」

俺「うん、俺マジでカナに会いたい」

E「だって行き先分からないでしょう?トルコって言っても広いですよ?」

俺「メアド知ってるんだ。だからこれからネットカフェに行ってカナにメールするよ」

E「ほんとっすか。じゃあ今日でお別れですね」

俺「そだね、Eも気をつけて旅してね」

E「ぷらさん、俺ともアドレス交換しましょうよ」

「いや、それはいいや」

E「ひどい!!」

俺「じゃあね。他の皆にも宜しく言っておいて!」


俺はそう言うと荷物を抱え、ネットカフェに向かった。ネットカフェでカナにメールを作る。


「カナ?俺だよぷらぷらです。今朝起きれなくてごめんね。本当は送りたかったんだ。でも寝坊しちゃった。ここ数日カナと過ごせた事は本当に楽しかった。それでカナが居なくなって凄く寂しかったよ。実は俺も今日起きてからチケット買ってきたよ。トルコ行きのチケット買ってきた。これから空港に向かいます。カナはトルコのどこにいるんだろう。俺はイスタンブールに明日の夕方到着します。返事ください」


急いでメールを作ると俺はタクシーに飛び乗った。


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そして再び俺はスワンナプーム空港へ立っていた。

インドへのビザは破棄した。自分でもやっている事がよく分かっていないが、今分かっている事はただ一つ。俺は明日トルコにいるということだ。
コメント
この記事へのコメント
すげえええええwwww回収はええよwwwww
恋は盲目だな。続き楽しみすぎる
2010/05/24(月) 01:36:58 | URL | #-[ 編集]
w
インド楽しみにしてたけどそれ以上にwKTK
予想を裏切る行動はさすがだぜぷら!
2010/05/24(月) 03:05:34 | URL | 飼い猫あくせる #-[ 編集]
カナ❤
続きが気になりすぎる・・・
2010/05/24(月) 03:08:15 | URL | 六件 #-[ 編集]
おまwwww
これはあれだな
ほろ苦い結末が待ってる気がするぜwww
2010/05/24(月) 06:02:47 | URL | #-[ 編集]
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