世界中をぷらぷらしてきた

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3時間後、俺は川を眺めていた。


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あの後俺は「大丈夫!大丈夫」と誘うターニャを必死で断り、飲み代を机の上に置き逃げるようにバーを出た。その後彷徨うように歩いた。握ってしまった。握ってしまったよ。







ああああああああああああああああああ






俺は己を恨んだ。何故握った?女性のソレと思っていたのなら異物に気付いた時点で手を引けば良かったではないか。何故握った?何故握ったんだ俺!?目の前に雄大に流れる川を前に俺は凹んだ。今日、俺の旅は終わる。今日俺は日本へと帰る。その最後の日に何故!?

まぁ握ってしまったものは仕方ない。俺は川で手を洗いカオサンへと再び戻った。本日帰国する飛行機のフライト時間は明け方4時だ。激安の航空券だったので時間を選ぶ事はできなかった。昨晩はバスだったので熟睡はできなかった。このままフライトの時間まで起き続けるのは辛いものがあった俺はラオスに行く前宿泊した宿へと向かった。チェックインできる時間まではまだ時間があったが、スタッフに話をして荷物を置かせてもらい再び俺は外へ出た。しかし日帰りで観光できるような場所は特に思いつかない。朝食を屋台で食べた後、俺はトゥクトゥク(タイのバイクタクシーのこと)のおっさんの下へ向かった。どこか近くで観光できる場所がないか聞くために。

俺「あの?」

おっさん「やあ、どこまで行きたいんだい?」

俺「俺初めてのタイでどこに行ったいいか分からないんだけど、どっか見所ないかな?」

おっさん「ワットポーなんかどうだ?」

俺「ああ、そこだけは見ちゃったんだよ」

おっさん「・・・・・・・・。よし、じゃあエメラルド寺院はどうだ?」

俺「お、そんな場所あるの?なんか名前も凄そうだね。でもガイドブックに載ってないけど有名なの?」

おっさん「エメラルド寺院が載ってないのか?駄目なガイドブックだな」

俺「う~ん。ま、どっちにしろ行く場所ないからそこまで頼むよ。遠いの?」

おっさん「40~50バーツだな~」

俺「それって往復で?」

おっさん「ああ、見学している時間は待っててやるよ」

俺「絶対に絶対だよ?後から追加料金なんか払わないよ?」

おっさん「疑い深い奴だな。OK分かったよ」


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それでもこの旅で騙され続けた俺は信用する事ができず、おっさんに一筆書かせた。これで安心である。


おっさん「兄ちゃん?」

俺「へ?なに?」

おっさん「50バーツで乗せてやるからちょっと協力してくれよ」

俺「なんだよ協力って?」

おっさん「俺達トゥクトゥクは店と契約をしているんだ。お客を店まで運べばガソリンを入れられるチケットを貰える仕組みなんだ。今からエメラルド寺院に行く前に、兄ちゃんをその店に連れて行くから中にちょこっとだけ入ってくれないか?それだけで俺がチケット貰えるんだ。頼むよ。勿論買い物なんか何一つしなくていいからさ」

俺「えー。なんだよそれー」

おっさん「頼む!この通りだ!」

俺「俺本当に金無いから、マジで何も買えないよ?」

おっさん「大丈夫だ!すぐ出てきていい」

俺「んじゃいいよ」

俺は適当な屋台の土産屋にでも連れて行かれるものだと思っていた。


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だが俺が連れてこられた店はタイシルクの高級店だった。しかも入り口はカーテンで中が見えないようになっており、怪しい雰囲気がプンプンしている。

俺「おっさん、カーテン閉まってるよ?休みじゃないの?」

おっさん「大丈夫だ。やっているから中に入れ」

俺「いやいや、お前絶対俺を騙そうとしてるだろ?」

おっさん「そんな事はない。ここは政府公認の店なんだ。入り口を開けて少しでも怪しいと思ったら戻って来い」

俺「もし怪しかったら絶対に入らないからな」


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俺は店の入り口に向かった。途中コンビニで買ったカップラーメンの袋を持って。

恐る恐る中を覗くとそれはそれは高そうなタイシルクがズラリと並んでいる店だった。完全に場違いである。Tシャツ短パンにコンビニ袋をぶら下げて入るような店じゃない。

女性「いらっしゃいませ~」

中から綺麗な女性が出てきた。そして俺は案内されるがまま中へ入った。


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店内にはアロワナが優雅に泳いでおり、4~5人いる店員が明らかに場違いの俺を見ている。

女性「どんなシルクをお求めですか?」

俺「あの・・・俺・・・」

女性「フィアンセやお母様にプレゼントとしてどうでしょうか?」

俺「あの・・・」

女性「こちらのシルクなどお求め易いお値段となっておりますよ」

値段を見ると5万円程である。買えるわけが無い。俺の財布の中身は1500円だ。

俺「・・・・・ネー」

女性「はい?」

俺「・・・・マネー」

女性「マネー?

俺「ノーマネー!!

俺は女性スタッフに1500円しか入ってない汚い財布を見せた。因みにこの財布はベトナムで強盗に襲われた直後、露店で買った布の財布である。俺の財布の中身を見たスタッフは深くため息をつき、入り口の扉を開けた。そして俺は解放されたのであった。

俺「おいおっさん!!」

おっさん「おおお、早いな」

俺「完全に場違いじゃねぇか!しかも恥かかせやがって!」

おっさん「そう怒るなよ。ほら、この通りチケットも貰えたしエメラルド寺院へ行こうぜ」

俺「もう絶対寄り道しても俺は降りないからな」

おっさん「ああ、大丈夫だよ」

おっさんはチケットを貰ったからか、それから随分とご機嫌だった。10分ほどしてトゥクトゥクは止まった。

おっさん「ここだ」

俺「へ?ここ?」

おっさん「ああ、ここが入り口だから中に進んでくれ。そして見終わったら俺はここで待ってるから戻ってきてくれよ」

俺「うん。分かった」

俺は中へ進んだ。


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だが中には寺院は無かった。皿を洗ってるおばさんに話を聞く。

俺「あの・・・ここ・・・エメラルド寺院ですか?」

おばさん「あー?なんだって?ここは取り壊し中の小学校だよ」

俺「あのクソ野郎・・・・」

俺は走っておっさんの下へ戻った。


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だがそこにおっさんの姿は無かった。随分と郊外まで連れてこられたのでトゥクトゥクすら走っていない。俺は炎天下の中大通りを探して歩いた。そして交差点に止まっていたタクシーでカオサンへと戻った。怒りに震えながら。

宿に戻ると既にチェックインできる時間となっていた。今からバックパックをまとめて一眠りすれば夜中に目が覚めるだろう。俺は荷物をまとめ、ベッドに横になった。そして最初から最後まで騙され続けたこの旅を振り返った。悔しかったが俺にも責任はある。簡単に人を信じ過ぎた。そんな事ばかり考えていたら眠れなかった。

しかしこれ以上外に出てカモになるのはもう勘弁だ。俺は宿でビールを買い、一人酒盛りを始めた。酒でも飲めば眠れるかもしれない。すると宿のスタッフに声をかけられた。

スタッフ「やあ、ラオスはどうだった?」

俺「あああ!あの時の!本当にあの時はありがとう、ラオスは・・・まぁまぁかな」

スタッフ「そうか、元気そうで良かったよ。それで今日日本に帰るんだって?」

俺「うん、そうなんだ。またタイに来たら絶対ここの宿に来るよ」

スタッフ「ありがとう。で、飛行機は何時なんだ?」

俺「それが朝の4時なんだよね。ここから空港まで1時間はあるじゃん?2時には空港に居たいんだけど夜中の1時とかにタクシーいる?」

スタッフ「それは大丈夫さ。ここカオサンは旅人が大勢集まっている。君も1時か2時にカオサンに来たんだろ?旅人が夜中にカオサンに来るって事は載せてきたタクシーがいるってことさ」

俺「そっか。それもそうだよね」

スタッフ「それで、今暇そうだけど暇かい?」

俺「へ?俺?見ての通り何もすることがないよ。でも外に出るのはもう嫌。飛行機までダラダラしてるよ」

スタッフ「これから宿のスタッフとゲームするんだが人が足りないんだ。混ざらないか?」

俺「ゲーム?」

スタッフ「ああ」

俺「ゲームって何?」

スタッフ「出来るかな?ちょっとこっちに来てくれ」
















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スタッフ「これなんだけど」




麻雀・・・だと?

コメント
この記事へのコメント
金なくすフラグ・・・なのか・・?
つか今までで一番クソなおっさんキター

アジアではおっさんに注意ということを学んだよ
2010/05/16(日) 22:36:03 | URL | #-[ 編集]
やめろっ、賭け事なんてやめるんだアッーwww
2010/05/16(日) 23:53:04 | URL | #-[ 編集]
エメラルド寺院、凄くよかったよwww
2010/05/17(月) 04:02:38 | URL | かけました #-[ 編集]
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