世界中をぷらぷらしてきた

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眠れん。眠れんぞ。

先程から隣の部屋で女性の喘ぎ声が聞こえる。その声は例えるならば猫の鳴き声。とにかく凄まじいのだ。こちとら対角線とは言えど異性と同室で寝ているのである。気が気ではいられない。俺は1人部屋を出、1階にあるロビーで煙草を吸っていた。本当はビールでも飲みながら気持ちを落ち着けたいところだが妄想は膨らむばかりだ。

しばしぼーっとしていると男性がやってきた。日本人だ。

俺「あれ?日本人ですよね?」

彼の名前はT、ラオスが気に入ってここで沈没している23歳だ。

T「あれ?はじめましてだよね?もしかして個室?」

俺「あ、いや今日来たんだけどドミ全部埋まってて今女子ドミにいるんだ」

T「女子ドミ?マジで?おいしいじゃん。で、女のこいるの?」

俺「一応2人きりだよ」

T「なに?もうやっちゃった感じ?」

俺「そそそそんなことできるわけないじゃん・・・フヒヒヒwそれよりさ、隣の部屋から女の人の喘ぎ声が聞こえてきて気が変になりそうでさ。ここの宿、こんなことしょっちゅうあるの?」

T「あ~、またあいつか」

俺「あいつ?」

T「メキシコ人のおっさんがいるんだよ。マリファナ大好きな。そいつがラオス人の女買ってきてやってるのさ」

俺「そゆことか・・・・」

T「俺も何回か声聞いたことあるけどあれはやばいよな~」

俺はカンボジアのトカゲを思い出した。あいつにも苦しめられたが今回はそれ以上だ。このまま部屋に戻っても眠れっこないので俺はしばらくTと話をした。Tは最近視界がおかしいらしい。左目の視力がどんどん悪くなってきているそうだ。自分でも怖いので一旦日本に帰ろうか悩んでいると話していたのが印象的だった。1時間程会話しただろうか、俺はそろそろ終わった頃だろと思い、Tと別れて部屋へ戻った。









だが喘ぎ声はまだ続いていた。








すげぇなメキシコ人。俺はシャワーを浴びる為に風呂場へ行き頭を冷やした。そして自分の敏感な部分を必要以上に石鹸で洗い、その後訪れた賢者タイムのおかげで眠りにつくことができた。



翌朝、目覚めるとOの姿は既になかった。ロビーに行ってみても誰の姿も無い。周りを見渡すとラオスの情報誌が机の上に置かれていた。俺はラオスについての情報は何も持っていなかったので、ここぞとばかりに情報を集めた。そしてこの宿の位置関係も分かった。この宿からメコン川までは目と鼻の先、このまま寝ててもただ時間を無駄にするだけと思った俺は荷物を部屋に置き、情報誌片手に宿を出た。


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ここラオスは他の東南アジアと比べて時間がのんびりと流れている。農作業をする人々の横を牛が歩いていたり、道沿いに椅子を出してうたた寝をする老人がいたりする。街並みはタイの田舎町といった雰囲気だ。


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そのまま俺は歩き、メコン川のほとりへたどり着いた。今日は1日情報収集をしよう。ここラオスのビエンチャンには何があるのか、何が出来るのか。俺は持ってきた情報誌を川のほとりで眺めた。

女性「何か飲まない?」

唐突に後ろから声をかけられた。

俺「え?」

女性「お水、コーラ、ビール、なんでもあるわよ」

俺「じゃ、水もらおうかな」

物売りの女性だった。気付くとメコン川のほとりにぽつぽつと屋台や出店が出ていた。


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衛生面に問題はありそうだが、あの腹痛を乗り越えた俺にもはや怖いものは無い。俺は屋台で朝食をとった。その後、また歩きながら宿へと戻った。

O「おはよ~、どこ行ってたん?」

俺「あ、おはよ~。メコン川まで歩いて行ってきたよ。ついでに朝食食べてきた」

O「そっか。今日って何か予定あるの?」

俺「この雑誌見てたんだけど、なんか遺跡あるみたいなんだよね。いった?」

O「行ってないな~なんかここ凄いね」

俺「でしょ?行かない?」

O「暇だしいこっか!私明日出発するし見ておこうかな」

Oはこの後別な街ルアンパバン目指して出発するらしい。少し寂しい感じがするが仕方ない。彼女には彼女の旅があるのだ。俺も俺の旅をするだけだ。

そして俺達は遺跡へ向かう為にバス乗り場へと向かった。バス乗り場には多くのバスが停車しており、各方面へ向かって絶えず出ている。だがその乗車率が尋常じゃない。300%を超えているのではなかろうか。あの中に乗り込んで1時間以上揺られるなどと考えたくもない。ここはバイクタクシーをチャーターするしかない。道端に停車しているバイタク1台1台と交渉すると安価で乗せてくれるバイタクを発見。俺達は乗り込んだ。

バイタクは砂埃を巻き上げながらラオスの田舎道を疾走する。穴の空いたマフラーの排気音でOと会話もままならない。結局そのまま1時間程走ってバイタクは遺跡へと到着した。

おっさん「着いたぞ」

俺「早いね?1時間半以上かかるんじゃなかったの?」

おっさん「着いたんだから文句ないだろ?」

俺「まぁ、確かに。で、ちゃんとここで待っててくれるんだろうね?」

おっさん「ああ、待ってるから見て来い」

だが周りを見渡すと遺跡がどこにも見えない。

俺「おい、おっさん?遺跡どこよ?」

おっさん「ここを真っ直ぐ行け。遺跡があるから」

O「ここ、入り口なのかな?」

俺「でも写真で見た遺跡って大きくなかった?どこにも見えないよ?」

O「おじさん、ここ本当に遺跡なの?」

おっさん「そう言っているだろう?」

O「とりあえず、行ってみようか」


こうして俺とOは中へと入っていった。


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そこは完全に遺跡ではなく公園だった。

O「ここ、ブッダパークって書いてあるよー」

俺「なんだよここ・・・あいつ、ぶっとばしてくる」

O「待って待って、ここ面白そうじゃん。せっかくだしちょっと見ていこうよ」

俺「そう・・・?うん。分かった」


こうして俺達はこの変な公園を散策することとなった。


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これ・・・公園じゃん。中途半端な作りの像がなんともチープだ。ふと後ろを振り返ると大きな寝仏が横たわっている。


俺「ねぇO?」

O「?」

俺「俺、あれ登ってくるから写真撮って」

O「あれ?駄目だよ怒られるよ」

俺「大丈夫だよ誰もいないしさ。いくよ」


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俺は仏像に登り始めた。


僧侶「コラァー!!!」


即どこから出てきたのか俺は僧侶に怒られた。凄い剣幕で。そして俺達はこの公園を後にしたのだが、女の子の前であそこまで怒られた事に俺はイライラきていた。もとはと言えばあのおっさんが悪い。金払ったのにこんな公園連れてきやがって。俺の怒りはおっさんへ向いた。


おっさんの下へ戻るとおっさんはのん気に昼寝をしていた。


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怒りに満ちていた俺は「起きろコラァ!」とバイクを蹴り飛ばした。おっさんが飛び起きる。

俺「お前なぁ?ここ全然遺跡じゃねぇだろ!お前頭悪いんじゃねぇのか?」

俺は日本語で怒鳴りつけた。

O「やめなよ、とりあえず今日はもう帰ろうよ」

俺「おい、お前分かってんのか?あのな、金半分しか払わないからな。間違ったお前が悪いんだ」

俺は続けて怒鳴った。勿論すべて日本語である。


次の瞬間、おっさんが俺に鉄拳を放った。


バキッ


O「キャーー


吹っ飛ばされて転がる俺。一瞬何が起こったのか理解できなかったが、即起き上がっておっさんに殴りかかる。華麗にかわすおっさん。そしてまたぶん殴られる俺。


バキッ


O「キャァーーーーーー


2発で勝負は決した。おっさんはOから金を貰い、何を言ったか分からないが俺に捨てセリフを放って走り去った。

O「ちょっと、大丈夫?」

俺「ふえええええ・・・・」

O「怪我してない?いける?」

俺「ううううう・・・・」

O「他のバイタク呼んでくるね。待ってて。はい、これ水。口の中すすいで」


そしてOが呼んできた別のバイタクで俺達は宿へ戻った。宿へ戻り俺はベッドに倒れこんだ。その後、Oが夕飯を食べに誘ってくれたが俺はベッドから起き上がろうとはしなかった。腕っ節も心も弱い俺はどちらもおっさんにKOされたのだった。

そしていつの間にか俺は眠りについていた。目が覚めた翌日、既にOの姿は無かった。ロビーで宿の台帳を見るとチェックアウトしたサインがしてある。今、この記事を書いてて心から思う。そしてここで言わせてくれ。


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すまん、Oと。
コメント
この記事へのコメント
仏像のクオリティ低すぎwww
2010/05/13(木) 18:55:16 | URL | 弐 #-[ 編集]
女の子の前だったのかよwwwwこれはひどいwww
つか不気味な像ばっかだな公園
2010/05/13(木) 20:46:17 | URL | #-[ 編集]
おっさんがつええのか
ぷらぷらがよわいのかwwww

なんにしろ最悪の展開に笑えるwww
2010/05/13(木) 22:23:43 | URL | #-[ 編集]
元ムエタイの選手だなw
2010/05/14(金) 09:30:06 | URL | かけません #-[ 編集]
その雑誌にブッダパークて書いてなかったのかよwww

つーか去年の夏ローカルバスでそこ行ったw
2010/05/14(金) 10:52:49 | URL | #-[ 編集]
そういう裏があったかwww
2010/05/14(金) 23:40:56 | URL | r #-[ 編集]
ちょうど1ヶ月前にブッダパーク行ってたよ!
ちょっと拍子抜けだった^^;
2010/05/19(水) 21:38:28 | URL | #-[ 編集]
異国で仏像に登るとか何考えてんだ?
しかも腹いせに日本語で八つ当たりとかどんだけ・・・。
2010/06/30(水) 16:47:23 | URL | #-[ 編集]
仏像の頭に乗ってなくてよかったwwww
僧侶は元やばい人が改心して出家したりするから、
元やくざ僧侶だとこっちにKOされてたかもしれないwwwww

ちなみにこのブッダパークは大人気のスポットで、
ラオス何度かいったことあるけどまだいってないから
すごくうらやましい

タイ在住なのでなにかと”バカじゃねwwwwwwww”と思うけど、
正直なにも知らないってことはこんなに楽しいのかとうらやましい。
自分は仕事できてるから気楽なバックパッカーもどきとか見ると
イラッとすることも多々あるんだけど、これから愛をもって見れそうv-119

2011/06/01(水) 17:34:28 | URL | #HfMzn2gY[ 編集]
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