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朝目が覚めると体調はそこまで悪くなかった。いや、むしろ回復したと言ってもいいのではなかろうか?一応病み上がりの為にシャワーは浴びず、そのままの服装で俺は宿を出る事にした。これから向かうのはカナダでも北の地ホワイトホースだ。いわゆる極北と言われる地域である。ホワイトホースはイエローナイフに比べて海に近いので気温はそこまで低くはないようだが、低くないとは言っても極北である。氷点下10度以下は覚悟しなければならない。俺は荷物をパッキングする際に取り出しやすいようにダウンジャケットを1番上に入れ宿を出た。

フライトの時間までまだ数時間も時間があるので朝食にこの旅で何個目になるか分からないハンバーガーを食べ、空港へ向かうことにした。それにしても旅をしてて食事というものは結構重要なものである。飯が美味い国は旅をしてて楽しい。だが味は悪くないのだがファーストフードばかりの毎日に若干嫌気がさしていたのも事実だ。ホワイトホースに行ったら思いっきり自炊しよう。そう心に決め、フライトまでの時間を使い念入りにホワイトホースの地図や空港から町へのアクセスを復習した。


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フライトの時間がせまり搭乗口へ向かうと、そこにま回りの飛行機に比べ一回りも二回りも小さなエアカナダの飛行機が待っていた。考えてみるとホワイトホースになんて現地の人間は用事などないだろうし、そこまで大きな飛行機は必要ないのかもしれない。50人程度で満席になってしまう小さな飛行機に乗り込むと前や後ろから聞き覚えのある言葉が聞こえてくる。日本語だ。やはりオーロラ鑑賞は日本人に相当に人気なようだ。そんな俺もオーロラが目当てでこうして旅をしているのだからとやかく言う事はできない。飛行機はバンクーバーを飛び立つと雪に覆われた山を越えて飛んだ。窓の外を見ると日本では見る事のできないような高い山々が真っ白に染まっている。うっとりするような光景を眺めながら時間が経つのを忘れそうになったが俺にはまだ今晩宿泊する宿がない。NYの二の舞になるのはごめんなので宿を探す事にする。しかしホワイトホースの宿はどこも高い。唯一見つかったビーズニーズバックパッカーズという宿でも一泊30ドル程度だ。だが他のホテルは100ドルを超えるのも当たり前にある。俺は悩んだ。

そもそもツアーに参加してオーロラを見ようとしているので、ツアーに参加すれば2日程の宿はついてくる。まずはそのツアーに参加して情報収集すればいいだろう。2日もあれば大きな町ではないので宿は見つかるだろうし、最悪ビーズニーズに宿泊すればよい。もしかしたらツアーで仲良くなれる人がいるかもしれないしね。そもそも1人で右も左も分からない土地で、いつ、どの方向に出るか分からないオーロラを見ようなんて無茶ってものだ。もしそんな事が可能ならばツアーなんぞもうからないだろう。そう自分に言い聞かせ、俺はまた窓の外を眺めた。そして飛行機がホワイトホース空港に到着したのはバンクーバーを飛び立ってから約2時間半後だった。


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とても小さな空港で、荷物を受け取るとツアー参加者を迎える為のお迎えがプラカードを持って自分達の客を呼んでいる。空港に降り立った旅行者のほぼ100%が各々予約したのであろうツアー会社のバスに乗って去っていく。1人ポツンと空港に残された俺はとりあえずインフォメーションでバス停の場所を聞くことにした。調べた結果空港から市内まではバスで簡単に移動できるらしいのだ。バスは1時間に数本しかないのでついでに俺はツアーについて調べることにした。空港内にはいくつかツアー会社のインフォメーションデスクがあったのだ。

俺「あの、すいません。オーロラ見るツアーに参加したいんですけど」

受「1人かい?」

俺「うん。1人」

受「OK任せな。うちは1人での参加でも問題なしさ!防寒具の貸し出しもするし送迎だって勿論するし、オーロラを待っている間は温かいスープだって・・」

俺「ちょちょちょっと待って。値段はいくらなの?」

受「3泊4日で650ドルさ」

俺「高けぇ・・・。ちょっと待ってね、考えさせて」

3日で650ドルって相当にやばいぞ。10日もツアーに参加したら20万円位になってしまう。そもそも俺の手持ちは10万円もない。それで650ドルはヤバ過ぎるだろう。でもツアーに参加しないとオーロラは見れないし、参加するにしても高いし・・・。よし、ここはとりあえず安宿見つけて宿でゆっくり考えよう。どうせ他にもツアー会社はいっぱいあるだろうし、その中で安くていいところも沢山あるはずだ。大概空港なんかにあるところは高いんだよ。

俺「ってなわけでまたね。バイバーイ」

受「え?!おい!?なんだ!?お前どこ行くんだ!?おい!?」


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空港を出るとそこはもう一面白銀の世界だった。いや、氷の世界と言った方がシックリくるかもしれない。野外にあるもの全てが凍てつく極北の地で俺は「どこがイエローナイフよりは温かい」だと怒りを感じながらバスを待った。バス停のベンチは既に凍りついており昼間だというのに人の姿は全くない。いや、人の姿どころか動物の姿も見えない。大丈夫なのかここは・・・。手足の感覚が寒さでおかしくなってきた20分後、やっとバスはやってきた。車内にも人はまばらでここホワイトホースは本当に小さな町なんだという事が実感できる。15分程でバスは終点のターミナルへ到着した。運転手に町の中心部はどこか尋ねるとここがそうらしい。これはなかなかに田舎だぞ・・・。うちの地元位の規模である。ダウンジャケットを2枚着こんで地図を眺めながら安宿へ向かう。空はどんよりと曇っていて仮にオーロラが現れてもきっと雲の上だろう。そう考えると先程空港でツアーに参加しなかったのは正解である。

ホテルは意外にも簡単に見つける事ができた。値段を聞くと40ドルとちと高いのでビーズニーズという安宿へ移動したかったが病み上がりと疲れと寒さから今日はもうここでいいと部屋を取った。荷物を置いて近くのコンビニへ向かい食べ物を調達する。食べ慣れない味の日清カップヌードルにお湯を注いですすり、お腹が満たされると俺は泥のように眠りに落ちた。
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