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3日部屋に引き籠って過ごした。入れ替わりが激しいこの宿には毎日数人の新しい旅人がやってきてそして出ていく。いつか俺もそうなる運命なのだろうけれど体調不良の為にまだ少しその旅立ちが先延ばしされていた。この日も目が覚めて横のベッドを見ると、昨晩やってきたばかりの欧米さんの荷物も姿もキレイさっぱりなくなっていた。どこへ行ったのだろうか。考えてみるとやはりここバンクーバーはトロントと一緒で特別観光する場所が少なく思えた。どちらかと言うと広大なカナダという国のどこかへ向かう為の拠点となる街なんだろう。この3日間、風呂にも入らずシャワーも浴びず、ベッドから起き上がってすることと言えばトイレに行くか飲み物を買いに1階にあるパブへ行くだけだった。幸いにもWi-fiが建物中飛び交っているので退屈はしなかったが、こんなことばかりをしてたら日本にいる時となんら変わりのない生活になってしまう。せっかく海外に来ていると言うのに一体俺は何をやっているのだろう。せめて広いバンクーバー市内でも宿の近隣だけは散策しようと昨晩からガイドブックは何度も読み返したが、どこを見てもバンクーバーオリンピックの遺産が大々的に取り上げられているだけで俺の心が惹かれるようなものは特になかった。

コンコン

俺「ん?」

誰かがドミトリーの部屋をノックしている。宿泊客はそれぞれ部屋へ入る為の鍵を持っているので宿泊客ではなさそうだ。重い腰を持ち上げてドアを開けるとそこには顔面ピアスだらけの受付の姉ちゃんが立っていた。

姉「ちょっといい?」

俺「あ・・・はい」

姉「あなた昨日チェックアウトのはずだったけれどどうしたの?延泊する?」

俺「あ・・・そういえば・・」

姉「あなた風邪ひいてるんでしょ?体調はどう?」

俺「うん、随分良くなったよ」

姉「これからどこへ行く予定なの?」

俺「オーロラを見に行く予定なんだけどまだチケットも何も買ってないんだ」

姉「今日行くの?」

俺「いや今日は流石に無理だから延泊させてください。それと質問が・・」

姉「なに?」

俺「オーロラって簡単に見れるものなの?」

姉「さぁ、それは分からないわ。私見た事ないもの」

俺「そっかぁ。じゃあ見るのに有名な場所とかは?」

姉「フェアバンクスじゃないかしら?」

俺「それってアラスカの?」

姉「そうよ」

俺「そっかぁ。だよねぇ」

姉「ま、どっちにしても気をつけてね。それと延泊ね?後で下に追加の料金支払いに来てね。じゃあね」


そう言うと受付の姉ちゃんは出て行った。うん、そうだ。何度も何度も思い出したけど俺オーロラを見る為に旅してるんじゃないか。こんな何もないバンクーバーなんかでゴロゴロしてても仕方がないじゃないか。ダラダラするならオーロラを見れる街でダラダラすればいい。きっと田舎なんだし宿代も安いはずだ。よし、今日は午後から空港に行ってみよう。そしてチケットをもう1回探すんだ!その日の午後、俺は再度パブでハンバーガーを胃袋に詰め込むと延泊分の金を支払って空港へ向かった。外に出るのが随分久々な感じがする。外は来た時と違って晴れ渡っている。海沿いの道を歩いて駅へ向かう、気持ちがいい。向かうは空港、オーロラの見える街までのチケットを求めて。

宿を出て15分程歩き電車の駅まで向かう。路線地図を見るとどうやら1本で空港まで行けるらしい。


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トークン式のチケットを購入すると俺は電車に乗り込んだ。

列車内は流石空港へ向かうだけとあって大きな荷物を持っている人が目立つ。日本人の姿はないか見渡してみたが見当たらなかった為に仕方なく俺はガイドブックを読むことにした。地球の歩きからには3つのオーロラポイントが載っている。1つはアラスカのフェアバンクス、今回の大本命だ。2つ目はカナダのイエローナイフ。地球上で1番オーロラに遭遇できるという街らしく、4日滞在すればオーロラ遭遇率は90%を超えるという。3つ目はホワイトホース。こちらもカナダの街だがフェアバンクス、イエローナイフに比べると若干見劣りするといった感じだろうか。空港へ到着してチケットを購入すべくカウンターへ向かう。聞くところによると既にイエローナイフは5月のゴールデンウィークまで満席だそうで残るはフェアバンクスが数席、ホワイトホースも数席だけのようだ。俺は悩んだ。というのもフェアバンクスが大本命だったのだがカウンターの姉ちゃん曰く、最果ての地のようなものでフェアバンクスからはバンクーバーへ戻らなくては次の目的地に向かえないらしい。1番無難なのはホワイトホースという街だが、何も予習していなかったのでどんな場所かすら分からない。一旦ベンチに戻り、もう1度ガイドブックを熟読する。俺に残された期間は残り2週間あるかないかだ。2週間もあれば1度はオーロラは見れそうだが、オーロラを見るにはツアーに参加しなければならない。このツアーこそが厄介なのだ。

大体2~3日の宿泊付きツアーで4万円程度。とてもじゃないが2週間ぶっ続けでツアーに参加できる予算は持ち合わせていない。それに考えてみると、ただ暗闇の中でオーロラが出るのをじっと待つだけなのに2週間も飽きないで時間を潰せるのだろうか。とはいってもオーロラは自然現象だ。運が良ければ初日に見れるかもしれないし、運が悪ければいつまで経っても見えないだろう。ここで俺は考えた。仮に最後まで見れなかったらもう諦める他ない。これは自分の運が悪かったという事で諦めがつく。しかし運よく早々にオーロラを見れたとなったら、そう何度も何度も見る必要はないだろう。限られたこの貴重な旅という時間を目いっぱい使う為に他の街にも行けるはずだ。そうするとフェアバンクスは厳しいだろう。なんせバンクーバーにしか戻れないのだから。そうすると残るはホワイトホースという街しかない。いいじゃないかホワイトホース。名前の響きもなかなかいいし、下調べしまくって行くよりも現地でどうにかなった方が色々思い出に残るってものである。この日、俺は2日後のホワイトホース行きのチケットを手配した。

今回の俺の旅の目的はオーロラだ。そう考えると今やっと旅が始まったようなものなのである。この旅はまだ序章なのだ!
コメント
この記事へのコメント
序章…だと…?と思ったけど、
確かに「やっとエンジン掛って来た!」って感じだね。
更新楽しみにしてます!
2013/05/27(月) 21:43:10 | URL | #-[ 編集]
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