世界中をぷらぷらしてきた

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寒いぞ。耳がちぎれそうなくらいに痛い。薄暗い川沿いの道を1人トボトボと歩く。10分~15分程度で滝まで到着するとの事だったが10分歩いても滝どころか滝の音すら聞こえてこない。もしかして道を間違っているのか?いやいやそれはないだろう。看板通りに歩いているのだ。あ、そうか。寒くて滝も凍っているのか!?いや凍らないだろう流石に・・・。


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更に歩くこと10分。既に耳の感覚はない。

橋を過ぎて凍りついた川を眺めながら先を見ると遠くに滝が見えた。ちょっと待ってくれ。どう考えてもあそこまで歩くのにあと20分はかかるだろう。どんな速度で歩いたら滝まで10分で到着するんだよ。ここまで20分川沿いを歩いたがすれ違った観光客は0。まして国境目の前の道だというのに通った車でさえ数える程度だ。やはり真冬の夜にナイアガラの滝なんぞ見に行く奴はいないのか!?しかし今更戻るにしてもまた20分も歩かなくてはならない。こうなったら意地でも滝まで行って高かろうがなんだろうがタクシーでも捕まえて戻るのがいいだろう。ほろ酔い気分だった酒はとっくに体から抜け、両手で耳を覆いながら軽装で外に出てきた自分を恨みながら俺は気力で滝を目指した。

しかし考えてみると目の前にあるのはナイアガラの滝なのである。旅をするまで正直なところイグアスの滝もエンジェルフォールズもビクトリアの滝も名前すら聞いたことがなかった。三大瀑布という言葉も南米はイグアスで初めて知ったくらいだ。だから地球上で最も有名な滝はこの「ナイアガラの滝」なのだと思っていた。いや多分正解なんじゃなかろうか。ともかく俺は今北米大陸最大の滝ナイアガラの滝の目の前にまで来ているのである。


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やっと滝の姿が見えてきた。この程度の距離まで近付くと滝の水しぶきが空中に舞い、氷点下10度近い気温で一瞬にして凍りつく。イグアスでは気温30度もあったのでその水しぶきが気持ちよかったしPちゃんの透けブラも拝めたので問題はなかったが、今日はとてもじゃないが厳しいものがある。それに遠目に見て優しく採点してもイグアスより迫力がない。確かに滝の幅は凄いかもしれないが高さがそこまでないし、2割ほど凍っているので迫力にも欠ける。もういいだろう俺。滝は見たじゃないか。早いとこタクシーに乗って宿に戻って一緒の部屋にいるであろう日本人の女の子と一杯飲みなおそうじゃないか!うん!それがいい!そうしよう!

だが周りをいくら見渡してもタクシーの姿はない。滝の方を見ると何やら明りのついている建物が見える。面倒臭いことこの上ないがあそこまで歩けばタクシーの1台や2台は拾えるだろう。俺は再び気合を入れて歩きだした。


その時だった。


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アメリカ滝と呼ばれている滝がライトアップされたのだ。そしてどこからとなく歓声があがる。観光客など全然いないと思っていたが遠くを見るとカナダ滝の付近に数人の人の姿が確認できる。ライトアップなんて聞いてなかったぞ。遠くを見ると随分と滝の目の前まで行けるようだし、ライトアップもあるのならもう歩くしかないだろう。明日以降また夜にここを訪れるのは嫌だしね。


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結局40分以上かかって俺は滝の真横まで辿りついた。その時だった。日本語が聞こえた。見ると大学生であろう男二人が写真を撮りあっている。せっかくここまで歩いたのだし俺も写真を撮ってもらおうと話しかけることにした。

俺「あのすいません、写真撮ってもらえませんか?」

大「いいですよー」

俺「大学生?旅行?」

大「そうなんですよ。NYから来たんです」

俺「え?!NY?俺もだよ」

大「旅ですか?」

俺「うんそうそう」

大「へぇー!この後どこにいくんですか?」

俺「とりあえずトロントぬ行く予定だよ」

大「いいですねー!俺はまたNYまで戻りますよ。良かったらお茶しません?寒くないっすか?」

俺「するする!寒いよね」

そして俺達は滝を眺めながらお茶を飲める展望カフェへ入った。残念ながら既に営業はしていないらしく温かい飲み物にはありつけなかったが、外気にふれないだけでも生き返ったような気分だった。大学生の彼らはA君とE君と名乗った。

俺「どこかホテルに泊ってるの?」

A「いやユースホステルなんですけどここから結構遠いんですよね」

E「すげー歩いたもんなー」

俺「そっか。俺も結構遠いんだけどこれから何するの?もう宿に戻っちゃう感じ?良かったら飲みにでもいかない?俺NYで1人だったから寂しいのよね~」

A「俺らカジノ行く予定なんですよ」

俺「あー看板あったね」

E「一緒に行きませんか?俺ら初めてなんですよ」

俺「うーん。でも俺手持ちが全然ないんだよ」

E「そうなんですか?確かカジノってドリンク飲み放題だったような」

俺「いこか!どこどこ?」

A「あっちです!結構また歩くけどもう滝はいいっすよね?カジノ行きましょう!」


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こうして俺達はやってきた。

正直カジノなんて来たことがなかったし、遊戯の仕方なんぞ全く分からない。大体こんな小汚い格好したアジア人なんか入れてくれるのか?なんかこう、ドレスコードとかあってタキシード来た連中がクールにポーカーやってたりスリット入ったチャイナドレスを着た金髪姉ちゃんがスロットマシーン回してるんじゃないのか?スリット!?

俺「スリットか!?」

A「え!?」

俺「スリット姉ちゃんはここの中にいんのか!?」

A「え!?え!?」

俺「あれだろ。スリット入ったチャイナドレス着た金髪姉ちゃんやバニーガールいるんじゃねぇの!?」

E「そうなんですかね・・・あれ!?」

A「どした?」

E「俺入れないや。19歳からだよカジノ・・・」

俺「え?ちょっと待てお前何歳なの?」

E「18っす。大学1年生です」

俺「A君は?」

A「俺は20っす。何歳なんすか?」

俺「31だけど・・・

E「じゃあA、俺先に宿に戻ってるからぷらさんと遊んできなよ」

A「いや俺も戻るって」

E[いや、記念に写真でも撮ってきてよ。ね、じゃあ頑張ってね!」

A「お~!なるべく早く帰るよ」

俺「またね~」

こうして俺とA君はいざカジノ内部へ潜入することとなった。入口でパスポートの提示とボディチェックを受ける。中をチラッと見るとテーブルが数台ありトランプが配られている。ポーカーかブラックジャックだろうか。客の服装もラフな感じだ。

俺「なんか思ってたのと違うね」

A「こんなもんじゃないすか?」

俺「とりあえずビール飲もか」

A「俺ビール飲めないんすよ」

俺「は!?まぁ・・・じゃあジュースでも飲めばいいよ・・あそこで貰えるんじゃない?すいません、ビール1つください」

受「4ドルです」

俺「は・・・はい・・・・」

A「有料なんすね」

俺「なんじゃこりゃー!イメージと全然違うし缶ビールだぞこれ!」


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俺「で、これどうやってやるの?」

A「この機械でチップ買ってやるみたいですね」

俺「いくらやる?」

A「え!?やるんですか?」

俺「やるっしょ。カジノまで来たんだし」

A「いや俺雰囲気味わいたかっただけなんで」

俺「何言ってんだよ。ほれ!いくぞ!サムライ魂見せんぞ!」

俺は機械にクレジットカードを差し込むと200ドルのボタンを押した。

俺「どれやる?おし!ブラックジャックいくか!」

A「はい・・・・」

俺「よし!やるぞ!これルールどうなん!?」

A「え!?知らないんですか!?俺も知らないっすよ!」

俺「へ?」

ディーラー「あの・・・お客様・・・・」

俺「ポーカー行くぞポーカー!なーにコスタールの魔術師とは俺のことよ」

A「なんですかそれ・・・?」

俺「ドラクエでやったことあるからルールは分かるって意味だよ」

A「俺・・帰りたいっす。ゲームとは絶対違いますよ。それに英語できるんですか?」

俺「英語はほとんど話せないよ」

A「そんなんでどうやってポーカーするんですか・・・・」

俺「君がいるじゃん」

A「僕もそんな話せませんよ・・・」

俺「お前大学で何勉強してるんだよ!マジで!?じゃあ駄目じゃん。そんじゃスロットだな」



~5分後~


俺「全然意味わかんねー!!破産したんだけど!!」

A「俺もっす・・・」

俺「おいおい何これ本当に揃うのかよ!?」

A「200ドルしかないのにこんな10ドルスロットやるからですよ・・・」

俺「あああああああ俺の200ドルゥゥゥゥゥ!!!」

A「ぷらさん有難うございました。僕帰りますね」

俺「うん。さよなら。またどこかで会ったら・・・」

その後タクシーで宿に戻り、ドミで待っている女の子にだけ希望を抱き部屋に入ると何故かベッドにはすね毛ボーボーの男がベッドに寝転がっていたのであった。
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