世界中をぷらぷらしてきた

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思いがけずナイアガラまで移動できる事になった俺は心底嬉しかった。なにより煩わしい陸路での国境越えも車で抜ける事ができるし、お世辞に安いとは言えない長距離バスの移動費も心配しなくて良くなったからだ。以前に何度かナイアガラを訪れたことのあるというカナさんと旦那さんの話を聞きながら過ごしていたが、ハイウェイの退屈な景色を眺めていたらいつの間にか眠ってしまっていた。

カ「ちょっと!ちょっと!!」

俺「あ・・・ごめんなさい寝ちゃってました」

カ「もう国境だよ。パスポート出して」

俺「はい。なんか質問とか面倒な事になりませんかね・・・?」

カ「大丈夫じゃない?アメリカって国は入る時は厳しいけど、出ていく人間は勝手にどんどん出ていけって感じだから出る分には特に何も言われないと思うよ。アメリカ来るの初めてなんだっけ?」

俺「いや、何回かありますけど考えてみるとそうかも」

カ「それよりカナダ入国の方が面倒なんじゃない?」

俺「うーん」

車は無事イミグレーションへ到着。通常はレインボーブリッジを徒歩で渡ってカナダ側ナイアガラへの入国となるが車の場合は別の場所から入るようだ。どう見てもイミグレーションとは思えない建物でほんの数分話をし無事にアメリカを出国となった。

俺「随分呆気ないんですねー」

カ「こんなもんだよ。ほら、今回は私も旦那もいるしやっぱり現地に住んでる人間と一緒ってのは強味なんじゃない?感謝しなさいよー?」

俺「いやマジで感謝ですよ!こんな知り合ったばっかりの人間を泊めてくれてご飯も食べさせてくれて餞別までくれてカナダ側まで送ってくれるとか・・・」

カ「考えてみると本当だよね。なんでここまでしてるんだろう」

俺「いやいやいやそこはもっと感動的な言い方してくださいよ」

カ「どうでもいいけどさ、あんた今日泊まる宿あるの?」

俺「いや全然ないです」

カ「ないですってどうするの?」

俺「適当に探しますよ」

カ「探すって言ったってねぇ。ねぇ、以前私が泊まったことある宿まで乗せてってあげるからそこに泊まったらいいんじゃない?」

俺「安いですか?」

カ「20ドル位だと思うよ。今は真冬でシーズンオフだし観光客なんて全然いないだろうし、予約も特に必要ないと思うし」

俺「じゃあそこでお願いします!」

国境を越え少し進むとカナダ側の入国審査が待っていた。窓から係員に話しかけられるも後部座席でぼーっと座っている俺に質問はほとんどなく、カナさんと旦那さんが何やら話をするとものの5分もかからないでカナダへ入国することができた。こうも簡単なものなのか?恐るべし現地人。しかし何度越えても国境越えというものは感慨深いものがある。日本とゆう島国から海外旅行をするならば必ず飛行機か船で向かう為、「海外に来た!」という気分にもなるが、こう陸続きの国で車で国境を超えると他国に入国したという実感はほぼなく、近所にフラッと出かけているような感覚といっても過言ではない。実際現地に住んでいる人にすれば「他国に行くんだ」なんて考えはないだろう。

そんな事を考え車窓から滝を探す。

俺「ねぇカナさん、ナイアガラの滝ってどこ?」

カ「ここからは見えないよ。とりあえず宿まで送ってあげるから、あとは明日にでも自分で見に行ってみるといいよ。宿からそんなに離れてないから歩いても頑張ればいけるしバスもあったはずだよ」

俺「了解あざっす!で、カナさん達はこれからどうするの?」

カ「私達はこれからワイナリーに行ってワインを買うの。アイスワインって分からない?」

俺「??」

カ「この辺の名産なんだけど食後に飲むのが美味しいのよ。日本で買うと高いけどこっちは本場だから凄く質のいいワインが買えるの」

俺「へぇ~!じゃあ俺も行く」

カ「うんうん。えっ!?

俺「え?だって今から宿に行ったって何もすることないし暇じゃない?」

カ「そこまで面倒見きれないよ。ワイナリーからまた戻って送るの面倒じゃん。ね?面倒だよね?」

旦「いやいいじゃないか。ぷらぷら、お前ワイン好きか?」

俺「いや嫌い」

旦「・・・。よーしそうか。お前は旨いワインを飲んだことがないんだな」

俺「そんなことないよ。旨いって言われてるの飲んだけど別に美味しいと思わなかったよ」

旦「よーしよし。いいから来い!絶対旨いから!」

俺「待った!宿がここから近いなら一旦チェックインして荷物置きたい!ほら、ワイン飲んで戻ってきてから宿がないじゃ洒落にならないでしょ?」

カ「あんた全然遠慮ないわね。それにワイナリーで飲む気満々じゃないの」

俺「え!?飲まないの?」

カ「試飲はするけど買いに行くんだよ。車で来てるの分かるでしょ?」

俺「ああ・・・そっか」

旦「ほれ、宿に着いたぞ。チェックインしてこい」

俺「ここ!?なんか汚いな。OK!待っててね!絶対だよ!」

カ「待ってるから早く行ってきなさい!」


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宿へ無事にチェックインし再び車へ戻る。どうやら本当にシーズンオフのようで広い館内に宿泊客はわずかに数名程度だ。カナさんの言うとおり20ドルとデポジットを支払いドミトリーの部屋に荷物を置く。2段ベッドが3つあるが俺の他に先客は1人のようだ。置いてあるスーツケースに目をやるとネームタグが付いている。


「○○美 鈴木」


日本人!?女!?


俺は最高潮のテンションで車へと戻った。

カ「どうだった?」

俺「いや最高の宿ですね!」

カ「あんたさっきと全然言ってること違うじゃない」

俺「日本人の人いたの!同じ部屋にしてくれた!」

カ「え~!良かったじゃない!」

俺「そうそう!しかも女の子!」

カ「へぇ~!」

俺「でも居なかった。滝にでも行ってるんじゃないかな」

カ「いい人だといいね。じゃ、ワイナリーに行きましょ」

その後、ワイナリーに到着すると試飲と称して数杯のワインを赤も白もアイスも飲みまくった。


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俺「あれ・・・?なんか旨いかも」

旦「だろ!?よし、次これ試飲しよーぜ」

俺「OK!」

カ「ちょっと!帰り誰が運転するのよ!」

旦「それとそれもくれ」

俺「俺にも!」

カ「もう・・・」

俺「あ~失敗した。バックパックにスルメ入ってたんですよ」

カ「もう本当ふざけないで!買ったらとっとと帰るわよ!」

俺「あーなんか中途半端に飲んだから飲み足りないなぁ。カナさん宿に戻る前に酒買って行きたいっす」

カ「本当に面倒くさいわね。あ、そうだ。カナダはアメリカと違ってお酒はリカーストアじゃないと買えないからね」

俺「なにそれ?」

カ「お酒の専門店よ。アメリカみたいにコンビニで買えないから」

俺「えええええ」

カ「あとないと思うけど路上とかで飲んでも捕まるからね」

俺「お酒に厳しい国なんですね・・・」

カ「だから治安もいいのかもね。あ、リカーストアここにあるじゃない。買ってきたら?」


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ここで俺は数日分のビールを購入。

俺「ありがとです!買ってきました!米ドルも使えましたよ!」

カ「あんたそれ旦那がくれた餞別じゃない」

俺「あい!」

カ「はいじゃないわよ・・・。ほら、宿に着いたわよ」

俺「ありがとー!!!本当に助かりました!」

旦「ぷらぷら!またアメリカに来たら遊びに来いよ!」

俺「うん!有難う旦那さん!」

カ「気をつけてね。本当にアラスカに行くの?」

俺「うん!頑張るよ!」

カ「オーロラ見れたら写真メールで送ってよ」

俺「了解です!カナさん達も日本に来ることあったら連絡くださいね!」

旦「楽しみにしてるよ」

カ「ぷら君じゃあね!本当に気をつけなさいよ!私達みたいに皆いい人じゃないからホイホイ知らない人に着いていっちゃ駄目だからね!」

俺「分かってますよ!大丈夫です!じゃあ、ありがとー!」

カ「じゃあねー!」


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それから宿に戻った俺は日本人の女の子が戻ってくるのを待ちながら窓の外でビールを冷やしグビグビと飲んだ。しかし2~3時間して一向に帰ってくる気配がない。ツマミにと買ってきたハムも全てたいらげ、ビールも3本飲みほしたところで疲れた俺はいつの間にか眠ってしまっていた。そして目が覚めると日はすっかり暮れてしまっていた。フロントへ行き、この宿の周辺で何かないか話をするも滝しかないようだ。話を聞くと歩いて10分程度だという。

よし、ここは酔い覚ましに夜のナイアガラとしゃれこもうじゃないか。


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そして私は看板の通りナイアガラへ向かったのだった。
コメント
この記事へのコメント
図々しすぎるだろいくらなんでも…
2013/04/11(木) 12:36:51 | URL | . #-[ 編集]
図々しすぎてもなんでか憎めないのがぷらさんなんだと思うw
2013/04/13(土) 00:30:42 | URL | #-[ 編集]
何処に着いたか判ってしまったです・・・
2013/04/14(日) 23:24:20 | URL | #-[ 編集]
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