世界中をぷらぷらしてきた

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ジャイプルよりデリーへ戻ってきて5日が過ぎた。これでデリーも4度目である。なにが悲しくてインド1カ国を旅してデリーに4度もこなければならないのか。勿論デリーはインド最大の都市であり、デリーを中心にして観光することも多い。しかし今回ばかりは無駄が多過ぎた。上へ右へ左へ下へ。グルリと回ればいいものを全て向かってはデリーへ戻りを繰り返した。この日、お決まりの宿で昼過ぎに起床した俺は駅へアーグラまでのチケットを確保しに向かった。

男「おい、どこに行くんだ?この上にある外国人窓口は午前中で終わりなんだ。どうだ?俺の知り合いの旅行代理店でチケットを手配しないか?安全かつ安く手配できるぞ!さぁ付いて来い!!」

俺「・・・・・」

何回この駅に来ても聞こえてくる決まり文句に「いやいいよ」の言葉も発しないで無視して階段を登る俺。そして当然のように賑わっている外国人専用窓口。紙に行き先を記入してソファーに座り自分の番まで待つと、10分程で俺の番になった。今日は空いている。ラッキーだ。

俺「アーグラまで混んでる?」

駅「いやそうでもないよ。どうする?日帰りにするかい?」

俺「日帰り?」

駅「タージマハルを見に行くんだろう?」

俺「そうだけど日帰りできるもんなの?」

駅「アーグラまでは2時間ちょっとだから、朝1番で行って帰りは最終にすれば戻れるさ」

俺「どうしよう。うーん、でも日帰りだと心配だから3日後にまたデリーに戻るチケットにするよ」

駅「そうか。分かった。じゃあ明日アーグラへ、4日後にデリーへのチケットだ。ほら」

俺「有り難う」

スンナリとチケットを購入でき再び宿へ戻る。帰りにまた土産物屋のおっさんに呼び止められるも華麗にスルーする。宿へ戻りベッドに寝そべり、携帯電話でこれまで撮影してきた写真を見返してみる。特に内容も何もないインドだったが早いものでもう2ヶ月近く滞在していることになる。この宿のドミトリーのベッドも定位置がしっかり決まってしまった。携帯の液晶に写る写真を眺めているとジャイサルメールの砂漠で野宿したのがつい先日のことのようだった。思い起こせばろくなことがなかった。特に感動もしなかった。だから最後にタージマハルを見て、せめて自分でインドに納得のいく思い出としてインドを後にしたかった。


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翌朝、皆が寝静まるドミトリーを抜け出し駅へ向かう。3日間の着替えなどをデイバックに詰め、バックパックは宿へ置いて俺はアーグラへ向かった。豪華な食事が出ると噂の列車も出てきたのは画像のおかしのみ。当然期待などしていなかったので隣に座った中年女性に食事をあげると喜んでバッグにしまっていた。列車は1度も停車することなく2時間弱でアーグラカント駅へ到着した。


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駅へ到着してもしばらくはホームで時間を潰す。客引きがうるさいからである。15分程ホームでチャイを飲み、乗客の姿が見えなくなったのを見計らい駅から外へ向かうも、何故か大量のインド人に囲まれてしまう。

男「おい!タージだろ!?乗れ!」

男2「俺の方が安くしてやるから俺のに乗れよ!」

男「おい!俺が先に見つけた客だぞ!」

男3「サイクルでも十分行ける距離だからサイクルでいかないか?もっと安く行けるぞ」

俺「あの・・・私まだ何も言ってませんが・・・」

男「・・・・。お前・・・?タージに行くんじゃないのか?」

俺「いや行くけどさ」

男「ほらみろ!じゃあ乗れよ!」

俺「違う違う。今日はいかないよ。明日でいいしさ」

男「じゃあ今日はどこに行くんだ?」

俺「まぁタージ付近の宿でも探して明日朝1番でタージに向かうことにするよ」

男「よし!宿もいい場所知ってるんだ!屋上からタージが一望できるんだぞ!いいだろ!?」

俺「マジで?それはいいね!夜のタージとか見ながら屋上で酒飲むのもいいなぁ」

男「よーしよし!屋上はレストランもやってるんだ!」

俺「はい決まり!じゃあお願いします」

男「まかせろ!」

なんと最後にふさわしい宿ではないか。月明かりに照らされたタージを見ながら優雅に酒を飲む。これ最高でしょう!俺はオートリキシャの座席で今晩の酒を考えながらアーグラの街並みを眺めていた。

男「なあジャパニーズ?お前名前なんて言うんだ?」

俺「俺?ぷらぷらだよ」

男「ぷらぷらか!いい名前だな。そこでお願いがあるんだがいいか?」

俺「・・・。なんだよ。聞くだけ聞いてやるよ」

男「お前今日1日俺をチャーターしないか?」

俺「しない。宿に向かって」

男「そう言うなよ。アーグラは見所沢山あるんだ。でも場所が離れてるしいちいちリキシャ探してたら大変だぞ?」

俺「だから今日は観光なんかしないって」

男「そうか・・・」

俺「あ!!ねぇ、お願い俺からもあるんだけど?」

男「なんだ?」

俺「30ルピーあげるから運転させてよ」

男「運転!?」

俺「うん」

男「30ルピーくれるのか!?」

俺「うん。あげるからさ。少しでいいよ」

男「じゃあそこのガソリンスタンドまでだぞ」

俺「OK~!」


lDSC01483.jpg


こうして俺はほんの100m程だが運転をさせてもらった。感想としてはポンコツバイクそのものだ。ガソリンスタンドついでに給油し、再び座席に戻り宿へ向かう。

男「着いたぞ。すまないがここから先は徒歩しか入れないんだ」

俺「ふーん。はい、お金。宿は行けば分かる?」

男「ああ、タージの入り口もこの先だからすぐ分かるさ」

俺「おっし!久々にまともなインド人に会ったぜ。あんがと!じゃあね~」

おっさんに別れを告げ、指示された方へ向かうと何軒もの宿がある。どれが目的の宿なのか検討もつかないが、屋上にレストランがある所というのを思い出した俺は客引きに「屋上にレストランある?」と質問することで無事目的の宿を見つけることができた。宿はタージの目の前ということもあり少し高い450ルピーであった。1泊日本円で約1000円だが、インドの最後を飾るにはふさわしいだろう。俺は少しリッチにシングルルームにチェックインすることにした。

俺「ねぇ、ガイドブックか何かない?」

宿「日本人用のガイドブックなら少し古いけどあるぞ」

俺「マジ?それ見せてもらえない?それに屋上にレストランあるんでしょ?」

宿「ああいいよ。レストラン?お腹が空いたのかい?」

俺「まだ何も食べてないからね。とりあえずスプライトとフライドライス作ってよ」

宿「分かったよ。じゃあ屋上で待っててくれ」

俺は部屋に鍵をし、タージを一望できるという屋上へ向かった。しかし・・・。


俺「・・・・。」

宿「はい、スプライトとフライドライスおまちどう」

俺「ねぇ。タージってあれ?」

宿「ああそうだよ」

俺「半分以上見えないじゃん」

宿「仕方がないさ。他にも建物はあるからね」

俺「一望できるって聞いてきたんだけど」

宿「一望?うちからは無理だよ」

俺「夜にここで酒飲みながら見ようと思ってたんですけど」

宿「夜?夜に屋上なんか上がったら野猿に全部荷物持ってかれちまうよ。ガハハハハ」

俺「ガハハじゃねぇよ。レストラン夜やってないの?」

宿「夜はやっとらんよ。この辺はサルが多いんだよ」


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俺「あの・・・3泊するつもりだったけど今晩だけでいいや」

宿「なんでだい!?」

俺「なんでもクソもあるかよ!屋上から見えないんじゃ意味ないじゃん!」

宿「屋上も何も夜は真っ暗で何も見えんよ」

俺「え!?」

宿「だから真っ暗で何も見えんよ」

俺「ライトアップとかしないの・・・?」

宿「せんよ・・・」

俺「・・・・・」

宿「・・・・・」

こうして俺は無駄な期待を裏切られ、この宿で3泊過ごすこととなった。
コメント
この記事へのコメント
結局3泊したのかw
2012/03/29(木) 19:25:23 | URL | #-[ 編集]
昼間の景色は悪くないね。
2012/03/30(金) 01:29:15 | URL | #-[ 編集]
反対方向に走られなかったってだけで、いい人な気がしてきた
2012/04/04(水) 10:21:08 | URL | #-[ 編集]
続きマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
2012/04/11(水) 16:41:18 | URL | #-[ 編集]
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