世界中をぷらぷらしてきた

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突然言い渡された買い物の指令。意味が分からなかったがどうせ今日はもうやることもないし話のネタにもなるからと俺は引き受けることにした。話を聞くと市場は宿のすぐそばにあるらしい。買ってきて欲しいもののリストを紙に書いてくれたので俺は向かう事にした。


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なるほど、市場だ。

さっそく貰ってきた紙を見せて見る。紙にはヒンディー語で書いてあるので俺には読めない。メモを受け取ったオバさんは首を横にふり別な店を指差した。どうやらここにはないらしい。言われるがままに向かった先で再びメモを差し出すとどうやらあるらしい。

俺「これ。ある?」

女「・・・・・」

どうやら女性は英語ができないらしく無言で首を縦に振っている。女性は俺の前に大根と生姜、それと何かわからない野菜を並べた。

女「ペラペラペラ」

俺「へ?」

女「ペラペラ」

全く何を言っているか分からない。そうか会計か。

俺「はい。お金」

女「ペラペラ!」

女性は違うといった表情で俺に訴える。

俺「なんだよ・・・わからねぇよ」

すると女性は大根を1本手に取り俺を見る。続けて大根をもう1本別の手に取り俺を見る。そうか、量を尋ねてるのか!

俺「あ~!分かった!量ね!紙に書いてないのかな・・」

女「ペラペラ」

俺「もう分からねぇよ。じゃあ2本でいいよ。そっちもね。あとこれも」

女「ペラペラ」

俺「今度は会計か。はい」

宿の女将より預かったお金を差し出す。

女「・・・・」

俺「え?足りないの?」

女「ペラペラペラ」

俺「え?これで足りる?」

俺は自分で持っていて使い道がない500ルピーを差し出した。すると女性は笑顔になり、大根を10本程袋に詰め込みだした。

俺「おいおいおい!ちょっと待ってって!そんないらないよ!500ルピー分じゃなくて、お釣り欲しいの!わかる?」

女「???」

俺「アイウォントこれとこれ!OK?」

女「ペラペラ」

俺「お釣りないの!?じゃあこれでいい?」

俺は手持ちにあった細かいお札を差し出した。すると女性は80ルピーほど抜き取り、野菜を俺に渡した。随分安いんだなぁ・・・・。

買い物を終え宿に戻って女将に野菜を手渡す。

女将(以下オ)「ちょっと何よこれ?」

俺「何って野菜じゃん」

オ「こんなにいらないわよ」

俺「え?そうなの?まぁ今度また使ってよ。これ80ルピー足りなかったから80ルピーちょうだい」

オ「あなたが勝手に買ってきたんでしょ!これとこれ、これも使わないから自分で使いなさい」

俺「大根なんか持って旅できるかこの野郎!」

オ「そんなの知らないわよ」

結局この日宿主と喧嘩した俺は夕飯を食べもせずに部屋で眠りについた。そして翌朝早々に荷物をまとめ宿をでることにした。こんな誰も宿泊していない宿に泊まっても情報は得られないし何の得もない。チェックアウトして宿を出た俺は早速「風の宮殿」へ向かう事にした。今日の予定は風の宮殿を見て駅近くの安宿へチェックインするのである。

俺「へいおっさん!」

お「お、どこまで行くんだい?」

俺「風の宮殿って分かる?」

お「ああ、20ルピーで乗せてやろう」

俺「じゃ頼むよ」

リキシャに乗り風の宮殿を目指す。昨日通ったシティパレスの横を通りリキシャは走り出した。

俺「いやぁ、インドも寒いんだね」

お「ああ、もう冬だからな」

俺「朝晩は本当に冷え込むよね~」

お「着いたぞ」

俺「はやっ!!」

ものの5分でリキシャは風の宮殿に到着、見るとそこにはガイドブックで見たものと同じ建物が聳え立っていた。

俺「これか~。おっさん有り難うね。はい20ルピー」

お「有り難うな。お前中に入るのか?」

俺「うん、一応ね」

お「でもまだ朝早いからやってないぞ」

俺「マジ?」

お「ああ。それに風の宮殿ってのは外から見るもんだ。中から見ても何も面白くないぞ」

俺「なんかお前等シティパレスといい風の宮殿といい中に入るのを止めるよなぁ」

お「だって本当の事だからな。俺は親切心で言ってるんだ」

俺「まぁ、そもそも建造物とかに俺あんまり興味ないしなぁ。じゃあ写真撮るだけでいいか」


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俺「よし!おっさんこのままついでに駅の方に行きたいんだけどさ」

お「ああ、いいよ」

俺「いくら?昨日のリキシャは40だったんだけど40でいい?」

お「40は安いなぁ。相場では倍の80は貰わないと・・・」

俺「80は高くねぇ?」

お「そうだ、じゃあこうしないか?今からファクトリーに連れて行くから見学してきてくれ。お前がファクトリーを見学すると俺に金が入るんだ。それなら40は厳しいが50で行ってやるよ」

俺「うーん。なんか面倒臭そうだなぁ」

お「そんな事ないぞ。ジャイプルのファクトリーでお前も勉強できてハッピー、俺もお金が貰えてハッピー、そしてお前は駅まで50で乗れて2回ハッピーじゃないか」

俺「ん~。あれ、でもまだこんな時間だけどファクトリーはやってるの?」

お「ああ、ファクトリーの朝は早いんだよ。よし、じゃあ乗れ」


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まだ朝9時ということもあって宿に行っても暇だし俺は工場見学とやらに行く事にしてみた。15分程してリキシャが到着したのはファクトリーと言うにはやや大袈裟な建物だった。

俺「ここ?」

お「ああ」

工場長「やあやあ、君かい?宝石が欲しいって言うジャパニーズは?」

俺「おいおい話が変に伝わってんじゃねぇか」

お「とりあえず見学だけさせてやってよ」

工「よーしジャパニこっちだ!そしてここからはカメラ禁止だからな」

俺「あいよ」

工場長に連れられ中に入ると従業員はおろか人が1人もいない。

俺「今日休みなの?」

工「いやまだこの時間だろ?始まってないのさ」

俺「じゃあ何を見学しろってんだよ・・・」

工「俺が丁寧に説明してやるからまぁ聞けよ」

こうして工場長直々の宝石加工に使う工具や工程の説明を受けた。全く興味がない俺は半分以上携帯電話をいじっていたが、30分ほどしてその説明も終わった頃、奥からもう1人別な人物が出てきた。工場長が頭を下げて挨拶をしているところを見ると社長さんと言ったところか。

社「君かい?ダイヤモンドが欲しいジャパニは」

俺「いやいや俺じゃないし」

社「工場長の説明はよく分かったかい?」

俺「はぁ・・・」

社「しかし君は運がいい。今良質の石が手に入ったんだが見ていかないかい?ガールフレンドや母親なんかにプレゼントしたらどうだ?」

俺「俺の前で二度とガールフレンドという言葉を口にするな。そもそも俺は金なんかねぇよ」

社「まぁ見るだけいいじゃないか」

オーナーは俺を工場の外にある別な建物の中へと案内した。6畳位の板張りの床に小汚い椅子が数個並んでいる。どこをどう見ても高価な宝石を取引する場所には思えない。

社「ジャパニ?お前金がないんだったよな?」

俺「うん。だから宝石なんか買えないよ」

社「そこでだ、ちょっと儲け話があるんだがのらないか?」

俺「儲け話?」

社「ああ、実は俺日本でも宝石の仕事をしようと思ってるんだ。だが日本は物価が高い。インドから石を日本へ送ったらいくら金を取られるかわからない。そこでだ、お前帰国する時に石を持って帰ってくれないか?ダイヤからルビーまで色々あるんだ。石自体そんな重くないし大きくもないから邪魔にはならないだろ?」

俺「んなの面倒くせーよ」

社「まぁ聞けよ。それでな、日本にいる俺の知人の連絡先を教えるから、そいつに石を渡して貰えればいいんだよ」

俺「ふーん」

社「約1000万円分の石をお前に預けるから、お前がその知人に渡してくれれば1/20の50万円を運び代金としてお前にやろう。これが儲け話さ。お前はただ石を日本に持ち帰るだけでいいんだ。まだ加工もしていない石だから商品として見られないから大丈夫さ」

俺「50万もくれるの!?」

社「どうだ?乗り気になったか?でもな、俺も1000万円分の石を今日会ったばかりのお前に渡すのは怖いんだ」

俺「そりゃそうだよね」

社「そこで保険をかけたいんだが、お前まず今俺に50万円預けてくれないか?その50万円と引き換えに石を渡すから、お前は運んでくれればいい。日本に戻って石を渡してくれれば知人に今預かった50も含めて100万お前に返そう。これでチャラだろ?」

俺「いやいや、まず俺50万なんか持ってないよ。」

社「だってお前クレジットカード位持ってるだろ?」

俺「まぁ・・」

社「じゃあこうしよう。お前うちの店で50万円分の宝石買ってくれ。それで同じこととしようじゃないか」

俺「それも嫌だなぁ。てか本物の石なわけ?」

社「ちょっと来い」


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オーナーは更に奥の部屋に入り鍵を閉めた。部屋は更に狭くショーケースが並んでおり、その中にキラキラと輝くピアスや指輪が並んでいた。

俺「おおお~」

社「どうだ?キレイだろ?」

俺「うん。でもやっぱいいや」

社「なんでだ!?」

俺「だって面倒臭いんだもん」

社「50万貰えるんだぞお前?」

俺「いーよ」

社「じゃあ100万出す!これならいいだろ?」

俺「いいって。他に別な人探しなよ」

社「信じられないな。お前は今チャンスを捨てたんだぞ?」

俺「そうかもしれないけどさ。じゃ、有り難うね」

詐欺に決まっている。なかなか面白かったので途中まで付き合ってやったが、ここまで典型的なものだと疲れてしまう。店を出てリキシャのおっさんを探すがおっさんの姿は見当たらない。さてはあいつ、駄賃貰って居なくなりやがったな・・・。でもここまでの金払ってないしいいか。

俺「おーい、そこのおじさん」

お「なんじゃ?」

俺「駅どっち?」

お「あっちじゃよ」

俺「ありがと~!」

俺はおっさんに教えられた方向に向かって歩いたが、何故か駅は逆方向だった。
コメント
この記事へのコメント
典型的なサギだが引っかかる奴いるんだろうな
俺もトランプ詐欺に引っかかりそうになったし
2012/03/04(日) 17:56:05 | URL | #-[ 編集]
↑え?トランプ詐欺ってマジックじゃないのwwww

うpお疲れさまです!
いつも楽しみにしてまーす♪
2012/03/04(日) 22:03:31 | URL | #-[ 編集]
もう本当になんで嘘ばっかなんだ
2012/03/05(月) 01:09:18 | URL | #-[ 編集]
安定のオチだなぁwww
2012/03/06(火) 20:20:02 | URL | #-[ 編集]
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