世界中をぷらぷらしてきた

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バラナシからデリーへ戻る列車の中で俺は夢を見た。目が覚めてもその夢はシッカリ覚えていて、俺はその夢の内容をノートに書きとめた。不思議な夢だった。夢の中でも俺は高熱を出してうなされており、夢の中でふと目を覚ますとリサが看病してくれているという夢であった。正直な話リサとは随分疎遠になっていて自分でもできる限りリサの事は考えないようにして過ごしてきた。それは思い出すと辛いことであったし、思い出しても空しいだけだというのを自分でも痛いほど分かっていたからだった。

夢から覚め、蒸し暑い列車内で天井を見上げ余韻に浸っていると、これまで考えないように努力してきたのに携帯電話に入れておいた南米の写真を見たい衝動に駆られる。「駄目だ・・・」と思っていても「少しだけ」と携帯電話を手に取るともう止まらなかった。数々の思い出が頭の中を駆け抜け、南米だけでは終わらず中東、アジア、その他の写真を次々と眺めた。中でも印象に残っているIさん、Yさん、カナ、リサ、Uさん。俺は旅をする中で彼等と出会い、忘れることの出来ない素晴らしい思い出を作ってきた。時には悲しい思いもしたけれど、旅に出なければ得ることのできなかった貴重な経験も沢山してきた。今思い出すと俺はつくづく人に恵まれたんだなと思った。行く先々で出会った人に助けられて俺はここまでくることができた。思い起こせば1番最初に訪れた東南アジアでは長いこと一緒に行動する仲間には恵まれなく1人で行動する事が多かった。そして認めたくなかったけれどインドでもそれは同じだった。皆元気してるのかなぁ。達者で旅をしているのかなぁ。再び目を瞑り、彼らの事を思いだすと情けないことに少し涙がこぼれた。バラナシで衰弱しきった体に加え、このインドという国がどうにも好きになれず、ホームシックにもなっていた俺はどこか弱気になっていたのかもしれない。


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3度目のデリーに到着し、宿へ向かう。

ドミトリーにいつものようにチェックインし、その日は結局何もする気が起きずに横になっていた。翌日、宿のオーナーが俺に話があるというので言ってみることにした。

オ「よう。元気かい?」

俺「うん。ぼちぼちだよ。どうしたの?用事って?」

オ「ああ、お前まだジャイプルとかアーグラとか行ってないよな?」

俺「うん」

オ「行くんだろ?」

俺「あ~。今すぐには行く気はないかなぁ」

オ「そうなのか?」

俺「うん。せめて1週間はデリーでユックリ過ごすことにするよ」

オ「そうか。デリー、ジャイプル、アーグラはゴールデントライアングルって呼ばる有名な観光地だって以前話をしただろ?」

俺「あ~言ってたような言ってないような」

オ「とにかく人気の観光地だから列車のチケットも取るのが一苦労なんだ。もし必要ならチケットも取るから言ってくれよ」

俺「うん。因みにいくらなの?」

オ「よしよし!のってきたな!まずデリーからジャイプルに行くだろ?ジャイプルはビッグシティだから3日は必要だろう。そうするとジャイプルで2泊だろ?そこからアーグラだな。タージマハル見たいだろ?タージは絶えず混雑してるから人のいない朝に行くのに限るだろう。ならアーグラでも1泊だろうな。うーん値段は7500ルピーだな」

俺「7500!?」

オ「安いもんさ!アーグラは治安が悪いし、ジャイプルは広いから宿を探すの大変だろう。ここで押さえておけば駅までスタッフが迎えに来てくれるからお前は凄く楽だぞ?」

俺「でも高すぎない?」

オ「何言うんだ!プールもあるグレイトなホテルなんだぞ」

俺「あのさ・・俺1人旅してるのね?いい?1人でプール入っても楽しくないでしょ?泣いちゃうよ俺?」

オ「そんな事ないさ!お前は行ったことないから分からないんだ」

俺「あーいいよ。無しね。無し」

オ「おい、せめてアーグラだけでも1泊しとけよ。アーグラは治安が悪いんだ。デンジャラスなんだ。だから絶対宿は必須だぞ」

俺「自分で探すからいいよ」

オ「その間が危ないんだよ!」

俺「いーってばウルサイなー」

オ「じゃあ電車じゃなくて車ならどうだ?エアコン付きの日本車でアーグラとデリーを快適に日帰りできるぞ?な?な?」

俺「だからいいっての。じゃあさ、電車のチケットだけ取ってよ。最低のクラスでいいよ」

オ「それは出来ない。俺だって無料で仕事するわけじゃないんだ。ちょっとは儲けさせてくれよ」

俺「儲けさせる程俺は金持ってないの。他当たって」

オ「ちっ。なんだよ。もういい行けよ」

俺「お前が呼んだんだろうがクソ野郎!!!」

オ「なに!?」

ハッ!!いかん!バラナシで体調崩した時にインド人に優しくする、コイツ等だって悪気があってやってるんじゃないと思ったばっかりじゃないか・・・。

俺「ごめんごめん、俺も悪気はないんだ。でも本当にお金無いんだよ。だから自分でトライしてみるよ」

オ「そうか。分かった」

ホラ、優しく接すれば分かってくれるじゃないか。

俺「じゃ、俺駅に行ってみるよ。ついでに何か昼飯でも食べてこようかな」

オ「ああ、行ってらっしゃい」


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宿を出て駅へ向かう。相変らずの客引きに少々ウンザリしつつも笑顔で切り抜け、駅へ向かった。階段手前にいる客引きも軽くスルーし、2階の外国人チケット売り場へ入ると日本人3人組がチケットを購入していた。これまでの苦労話などを話しつつ、インドで何か美味い食い物はないのか尋ねると、美味いかは別としてマクドナルドにマックマハラジャーなるご当地マックがあるらしい。これは食わずにはいられないだろう。そもそも毎日カレーで飽き飽きしていた所だ。チケット売り場は相当に混雑していたので、この日俺はチケットを購入するのを諦めてマクドナルドへ行く事にした。彼らが言うにはコンノートプレイスという場所にあるらしい。リクシャで20ルピーも払えば十分らしいとの事なので、早速駅前からリクシャを拾うことにする。

おっさん「ようジャパニー!!リクシャだろ!?リクシャ探してるんだろ!?」

俺「お前・・・よく分かったな。そうだよ」

お「さぁさぁ乗れ!俺はベテランだからこの辺の観光なら俺に任せてくれよ!どこに行くんだ?ラールキラー?オールドデリー観光?メインバザールの穴場に連れてってやろうか?」

俺「いや、マクドナルドに行って」

お「え・・マクドナルド?」

俺「うん」

お「観光してからだろ?」

俺「いや、今行って。マクドナルドだけでいいよ。20ルピーでいいんでしょ?」

お「おい待てよ。マクドナルドってどこにあるんだ?」

俺「コンノートプレイスって場所にあるらしいよ」

お「コンノートか。あ~分かったよ」

リクシャはブツブツ文句を言いつつわずか10分でコンノートプレイスに到着。メインバザールから然程離れてもいないのにどこか垢抜けていてスーツを着たインド人が歩いている。キョロキョロと辺りを見渡すとマクドナルドの他にケンタッキーもあるしお洒落な服を売っている店まである。あまりの違和感に俺は挙動不審になっていた。マクドナルドの中を覗きこむと日本と違い、家族連れがワイワイ食事をしている。ファーストフードというよりはファミリーレストランに近い。


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俺は迷うことなくマックマハラジャーを注文した。

店「ごめんなさい、売り切れなのよ」

俺「売り切れなんかあんの!?凄い人気だね・・・」

店「ごめんなさいね」

俺「じゃあオススメない?」

店「このベジバーガーなんかどうかしら?ビーフを使ってないからヒンドゥー教徒のアナタにも大丈夫よ!」

俺「じゃ・・・じゃあそれで・・・」


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わざとなのか逆さまに手渡してきた包装をあけると、なにやら緑色のハンバーグが出てきた。どうみてもクロレラや青汁飲んだ後のウ○コです。有り難うございました。肝心の味は想像通り。肉でもないし野菜でもない。非常に微妙な味だった。不完全燃焼でマクドナルドを後にし、帰りは歩いて宿へ。

宿へ戻ると早々にオーナーが再びチケットの購入を薦めてきたが、完全無視で部屋へ戻った。もう日本に帰る気分にもなっていたが、やはり意地でもタージマハルだけは見なければならないだろう。日本で言えば浅草に行って雷門を見ないようなものだ。この日の晩、俺は思い出したように1通のメールを送った。相手はタイで出会った大学生3人組だ。時間的にデリー付近にきていても変ではない。やはり旅は道連れ、ワイワイ大勢の方が楽しいに決まっている。俺はメールを送ると、1人宿の屋上にあるレストランで酒をかっくらい、酔った勢いでリサにまでメールを送った。
コメント
この記事へのコメント
リサからの返答にwktk
2012/02/18(土) 16:07:57 | URL | #-[ 編集]
一人旅って自由さにわくわくする反面、
観光地に立つとつい「誰かと来たかったな~」って思っちゃいますよね。
さて、メールの返信はどうなったことやら…
2012/02/18(土) 21:01:38 | URL | #-[ 編集]
毎度毎度、楽しみにしてます!
2012/02/20(月) 00:59:38 | URL | #-[ 編集]
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