世界中をぷらぷらしてきた

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翌朝昼前に目覚めた俺はゲストハウスについていた朝食のトーストを食べ再びバックパックを担いで外へ出た。季節柄乾期なので水の少ないガンガー、朝晩は結構な冷え込みだが昼になると随分と気温も上がって暑かった。ガード沿いを進んでいくとチャイ売りの姉ちゃんが居たので5ルピー支払い一息をつく。


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荷物を降ろしてボーッとガンガーを眺めているとわざとらしく2人組みのインド人がやってきて腰掛けた。

イ「あ・・・あの~日本人ですか(日本語)」

俺「お、日本語話せるんだ?そうだよ」

イ「あの~ワタシ、バラナシ大学の学生です。日本語勉強してます」

俺「ほう、それは関心だね」

イ「アナタはインドが好きですか?」

俺「残念ながら嫌いです」

イ「お~それは悲しいね。インド素晴らしいよ」

俺「まぁ、人それぞれ好き嫌いあるからね」

イ「お~。アナタ、ワタシに日本語教えてください」

俺「え?」

イ「一緒にご飯食べに行きましょう」

俺「いや待ってよ。俺宿探してるんだよ。だから今度ね」

イ「どこの宿ですか?」

俺「シヴァゲストハウスって所なんだけどさ」

イ「あー、シヴァゲストハウス有名です。でもアナタ日本人。クミコとかババがに日本人沢山ね」

俺「クミコか・・・・」

クミコハウス。恐らく世界一有名なゲストハウスであろう。インドを旅するバックパッカーでその名を知らない人はおらず、遠くアフリカや南米でもゲストハウスの話になった時には必ず出てくる名前であった。すれ違う旅人と交わした会話で聞いた内容だけでもそのゲストハウス秘話は半端ではない。

・宿泊には面接がある

・朝、宿のおっさんの大声で強制的に起こされる

・客を客として扱っていない

・インドで1番汚い宿と評判

・宿の決まりごとが書いてある紙が命令口調で書いてある

などとおよそ他の宿では考えられないような事が沢山ある宿なのだ。バラナシ大学の学生と名乗る胡散臭い二人に手を振り、歩き出すと次々と宿の客引きから声がかかる。この時何気に顔を出してみたいなと思った俺は「クミコハウス」を探していると客引きの兄ちゃんに伝えたら「なんであんな汚い宿に泊まるんだ・・お前そんなに金がないのか・・・」と哀れまれた。少し前に体調を崩していたこともあり、少しはまともな宿に泊まりたかった俺はクミコハウスの前を通り過ぎた。シヴァゲストハウスに到着したのは昼過ぎのことだった。150ルピーを支払い荷物を置いた俺は早速バラナシ散策をすることにした。と言うより日本人旅行者に出会いたかった。残念なことにシヴァには日本人はおらず韓国人が数名泊まっているだけだった。隣にあるババゲストハウスの方が日本人が多そうだったので翌日俺はババへ移動することとなる。が、これが悪夢の引き金になるのであった。

翌日、シヴァから隣のババに荷物を移した俺はドミトリーへと荷物を運んだ。そこで凄い光景を見てします。横に並んだベッドに5人、額に熱冷まシートを貼り、マスクをし、うめき声をあげて寝ているのである。あまりの光景にバックパックを下ろすことさえ忘れていると大学生K君が部屋へやってきた。

K「あ、こんにちは」

俺「ああ・・・こんにちは・・・どうしたの・・・これ?」

K「もう3日位こうなんですが、沐浴したら全員こうなっちゃって」

俺「マジ!?」

K「俺は大丈夫だったんですけど・・」

俺「うわぁ・・・」

K「今バラナシに?」

俺「いや、一昨日きたんだけど隣のシヴァに泊まってたんだよね。でもこっちの方が日本人多いって言うからさ、移ってきたんだ。てか沐浴ってそんなヤバいんだね」

K「やばいですね・・・。俺たち入って速攻宿に戻ってシャワー浴びたんですよ。それなのにこれですもん」

俺「俺もやってみようと思ったけど・・・やめようかなぁ」

K「あ~、おすすめはしませんね。3/4で体調悪くするみたいですよ」

俺「75%か・・・・」

K「やめといた方がいいですよ・・・」


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K君の忠告でビビった俺はそれからの間しばらく何もすることなく、毎日を過ごしていた。デリーに比べると食事をする所の衛生面は劣っていたが、目くそ鼻くそを笑うレベルの問題なので特に問題はなかった。何事も起こらず、昼前に起きるとネットカフェへ向かい2chに没頭し、腹が減ったら宿でカレーを食べ、昼寝をして・・・そんな堕落した日々をバラナシで送っていた。唯一辛かったのは酒が飲めなかったことだった。ここバラナシはヒンズー教の聖地とのことで店では酒の販売はしておらず、どうしても飲みたければ外国人向けのバーに行くほかなかった。

そんなある日、ドミトリーに1人の男性がやってきた。Oと名乗るその男性はハイテンションな男だった。その性格からか、いつの間にか俺と仲良くなり、毎日行動を共にするようになっていた。

O「ぷらさん、酒飲みたくねぇ?」

俺「あー飲みたい。でも売ってないんだよ」

O「バー行っちゃう?」

俺「行っちゃおうか?」

こうして俺達はバーへ向かうことになった。日も暮れ、露店もシャッターを閉め始めた頃、俺はOとバーを目指して地図を見ながら歩いていた。

イ「おーいジャパニー?どこに行くんだ?」

O「バーだよ!」

イ「酒か?だったらうちで買っていけよ」

俺「あれ?酒売ってるの?」

イ「店には無いけどな。隠してあるんだ」

俺「へ~。1本いくら?」

イ「130ルピーだ。安いだろ?」

O「どうする?130なら安いよね?ここで買って宿に持っていって飲もうか?」

俺「それもいいね。酔っ払ったらそのまま寝れるし」

O「じゃあ大瓶5本ね」

俺「そんな飲むのかよwww」

イ「5本か、じゃあ家に行かないと駄目だな。お前等ちょっとここで待っててくれないか?」

O「家から持ってくるのかよ」

イ「家の冷蔵庫に入ってるんだよ」

O「おk。じゃあ早目に頼むね」

イ「ああ」

そう言うとインド人は走ってどこかへ行ってしまった。5分後、どう見ても怪しいリュックを背負ってインド人は帰ってきた。

俺「お前wwwそれ絶対怪しいもの運んでるってバレバレだろww」

イ「いいか、絶対にここで買った事は他言しないでくれよ?」

俺「おkおk、約束するよ」


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するとOの上着を無理矢理脱がし、ビールをクルクルと包みだした。

イ「これでバレないだろ?」

インド人に例を言い、小走りで宿へ帰る。久々に飲めるビールに俺達のテンションは絶好調だ。宿へ戻ると1階の食堂でエッグカレーを注文し、栓抜きを貸してもらいOの部屋へ移動した。


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久々に飲んだビールは格別に美味かった。

O「うっめぇえええええええ!!!」

俺「ヒャッハーwww美味すぎワロタwww」

約1時間ちょっとで5本全て飲み終えた俺達は旅について熱く語り合っていた。

O「こう見えて結構色んなとこ行ってんですねー」

俺「まあね。ろくな事ないけどさ」

O「俺もやっと念願だったインドに来れたからなぁ。次はどこ行こうかな」

俺「念願か。どう?インド好き?」

O「あー俺はそうでもないかな。嫌いでもないけど」

俺「俺は駄目だ。大嫌いかな。まずつまらないよ。何も見るものないし、今まで旅してきた所の方がよっぽど刺激的だったかな」

O「沐浴してないからじゃないの?」

俺「沐浴ねぇ。ここのドミの人達見たらやる気も失せたよ」

O「何かあったの?」

俺「沐浴した人ほぼ全滅だったよ」

O「うわぁ、やっぱそうなるのか~」

俺「みたいだね。高熱出して寝込んでたよ。それ見たら流石に・・・」

O「まぁ俺はやるけどね」

俺「マジで!?」

O「だってバラナシまで来て沐浴しなかったら男じゃないよ」

俺「そんなこと言ってまだしてないんだろ?」

O「まぁね。でも絶対やるよ」

俺「やる時教えてよ。俺も見に行くよ」

O「見に行くなんて寂しい事言わないで一緒にやろうよ」

俺「え~考えとくよ」

O「ねぇ、明日ちょっとガートの様子見に行ってみない?」

俺「ガートに?」

O「ここから下ったとこにあるムンシーガートってガートは、そこまで汚くないみたいなんだよね」

俺「ふ~ん」

O「ぷらさん、ガート沿いのチャイとか飲んだ?あの子供が店番やってるとこの」

俺「ああ、飲んだことあるよ」

O「あれね、ガンガーの水で作ってるらしいよ。子供が水汲んでるもん」

俺「マジ!?」

O「うん。だから免疫出来てるから大丈夫だってば」

俺「マジか・・・・」

O「あ~酔った。んじゃ明日早く起きた方が起こすって事で。今日はもう寝よう」

俺「うん、分かった。じゃあまた明日ね」


翌日、天国だったこの宿は地獄と化すのであった。
コメント
この記事へのコメント
今までの国は読んでて行きたくなったが
インドは読めば読むほど行きたく無くなってきたw
2012/02/08(水) 17:16:37 | URL | #-[ 編集]
キングフィッシャー懐かしいなぁ。
うまくもないけどまずくもない。
けどむっちゃ安かったな。
2012/02/09(木) 09:18:28 | URL | #-[ 編集]
「こう見えて」って自分で言うなら解るけど、言われるなよwww
2012/02/10(金) 10:38:30 | URL | #-[ 編集]
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