世界中をぷらぷらしてきた

2ちゃんねるニュー速vipの力で復活したブログ。全てのvipperに感謝!!ありがとうvipのみんな!
   人気ブログランキングへ   ブログランキング・にほんブログ村へ
ランキング登録しています。1日ワンクリッコ、応援宜しくお願いします(^ω^)
ツイッターはじめました。→ から是非フォローお願いします。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
lvljiko017762.jpg


集合場所から少し進むとそこにはラクダとラクダ引きのおっさんが集まっておりスタッフがなにやら交渉をしている。

スタッフ「よし、じゃあ好きなラクダを各自選んでくれ」

俺「え!?選んでいいの!?じゃあ俺こーいつ!」

サヴァリ「チケットは?」

俺「だからチケットはないの!」

サ「チケットないなら駄目だ。700ルピーな」

俺「おい!!通訳!説明してよ」

ス「ったく・・・。ペラペラペラ」

サ「ふーん。分かった。じゃあ乗れ」

俺「お前後でいくら請求しても絶対に払わないからな!請求しないと誓え!今ここで俺に誓え」

サ「大丈夫だって」


lhDSC00800.jpg


俺が選んだラクダを引いてくれるおっさんはサヴァリと名乗った。彼は子供の頃からこの地でずっとラクダを引く生活をしてきたらしい。これから俺達はここからラクダに乗り砂丘を目指す。遠くを見ると砂漠が見えるのでそれほど長い距離を歩くことにはならなそうだ。


lhDSC00803.jpg
(サヴァリと俺の選んだラクダちゃん)


サ「よし、乗れ」

俺「OK!あれ?足かけるとこないの?あれ!?どこ持つのこれ」

サ「この椅子の部分を持て。じゃあいくぞ『ヘヤッ!!』」

俺「おおおおwwwちょwwwこええww」

サヴァリがラクダをペシッと叩くとラクダが立ち上がった。後ろでは欧米さんもキャーキャー言っている。それから一列になり歩く。ここまでは楽しかった・・・そしてここからが地獄だった。最初は皆ワイワイ騒いでいたものの5分も歩くと誰もが苦痛に顔を歪めて無言になった。痛いのである。足置き場があるなら自分の体重を分散できるが足置き場がないので股間にダイレクトに体重とラクダの上下する振動が加わる。女性陣でさえ痛そうだ。正直俺は歩き出してから2分で「止めてくれ。降ろしてくれ」と言いたかった。後ろを振り返るとアイルランド人の男性も修羅の表情でラクダに揺られていた。

ア男「へいジャパニーズ、お前痛くないか?」

俺「痛い。痛いなんてもんじゃないよ」

ア男「だよな。これいつまで続くんだよ・・・クソッ」

それからも我慢すること30分、地面が土から砂に変わってきた頃に最初の休憩ポイントへやってきた。照りつける太陽、焼けるように乾いた喉、痛めつけられた股間、俺は既に日本へ帰国したかった。

サヴァリ「ジャパニ?ここで1時間休憩だ」

俺「本当に!?うっうっ・・・・」

サヴァリ「どうしたんだ?」

俺「痛いんだよ!ケツが!!!股間が!!」

サヴァリ「そんなこと言ったって・・」

欧米さん「おーいジャパニ?ちょっと写真撮ってくれないか?」

俺「え?うんいいよ」

パシャ

欧米さん「有り難うな!」

俺「ねぇ、俺も写真とっ『よし!あっち行ってみようぜ!』

欧米さん「何か言ったか?」

俺「いや・・・なんでもないです」

欧米さん4人(カップル1組に女性2人グループ)が楽しそうに砂漠を散策している傍ら、俺は1人空しく風景を撮影していた。

サヴァリ「お前行かないのか?」

俺「ああ・・・うん。いいんだ」

サヴァリ「ふーん」

俺「ねぇ?これからどうするの?」

サヴァリ「ここから1時間程歩くともう一つのポイントがあるんだ。そこまで移動して夕陽を見たらレストランへ行くのさ」

俺「じゃあまた1時間もラクダに乗るの?」

サヴァリ「そうだが嫌なら歩いたっていいぞ」


lhDSC00851.jpg


そして俺は歩くことを選択した。夕陽を見るポイントで再び孤独を感じ、砂に絵を描いたりして時間を潰した。そしていよいよレストランへ向かうことになった。外は既に真っ暗だ。レストランの中からは賑やかな音楽が聞こえてくる。

スタッフ「お疲れ様、席を用意してるからさあ座って」

俺「ちょちょちょっと待て!ずっと楽しみにしてきたんだけど日本人の女の子は!?」

スタッフ「ああ・・・・予定変更になったんだ」

俺「は?!」

スタッフ「まぁ、まず座って座って。お前には特別にスペシャルシートとして真ん中の席を用意したから」

俺「スペシャルはいいんだよ。皆と同じに扱ってくれよ」

スタッフ「だってお前だけ1人なんだから仕方ないだろ」

俺「え!?俺の席ってここ!?いいよ端で」

スタッフ「ほら早くしろ。で、注文は何にするんだ?」

俺「注文!?」

スタッフ「お前のチケットには夕飯はついてないんだよ。何食うんだ」

俺「え・・・」


lhDSC00941.jpg

lhDSC00942.jpg

辺りを見渡すと先程まで一緒だった欧米さん達がペアシートに座り乾杯をしている。結局このまま何も食わないで過ごすのは辛いので俺はビールを1本注文した。食事中、インド人がファイヤーダンスをしたり口から火を吹いたりして皆が盛り上がる中、俺はただ1人ビールをコップに注いだ。


lhDSC00943.jpg


空しい。空しすぎる。

食事も終わり、周りのカップルがまったりしている横で俺はただひたすら時間が早く過ぎてくれる事を願った。だがしかし、なかなかレストランから移動する案内が来ない。しびれを切らし俺はスタッフを呼んだ。

俺「ねぇ?いつホテルに行くの?」

スタッフ「もうちょっとだよ」

俺「あのさ、ホテルには日本人の女の子いるんだよね?」

スタッフ「勿論さ。でもな」

俺「なに!?でもってなに!?」

スタッフ「いや、その女の子も確認したらグループなんだよな」

俺「なにそれ!?」

スタッフ「それでな?昼にお前に話すことがあるって言ったろ?覚えてるか?」

俺「うん」

スタッフ「このツアーは砂漠で宿泊とホテルで宿泊を選べるのが目玉なんだがな」

俺「うん知ってるよ」

スタッフ「いつもは砂漠が人気なんだよ。星はきれいだし、なかなか経験できることじゃないしな」

俺「うん」

スタッフ「それが、どういうわけか今日はホテル泊希望者ばかりなんだよ」

俺「それで?」

スタッフ「お前砂漠行ってくれないか?」

俺「嫌だよ。俺は別に野宿なんかしたくないし、野宿なんか何回もしてるんだよ!」

スタッフ「そうは言っても部屋が足りないんだよ」

俺「だから何で俺が被害こうむるんだっつーの!同じ金払ってるだろ!」

スタッフ「いや、700ルピーはお前だけなんだよ」

俺「はあ!?」

スタッフ「なぁ、頼むよ。砂漠の夜は冷えるけど、特別に寝袋もつけるからさ!」

俺「寝袋無かったらどうやって寝せようとしてたんだっつーの!」

スタッフ「ほら、じゃあそろそろ行くぞ」

この時相当頭にきていたが周りの目もあるし騒ぐわけにはいかない。このブログのネタにもなるとは思っていたし、俺は渋々ながら砂漠野宿にOKを出した。日本人の女の子には未練が残るがこれもまた運命。砂漠には砂漠なりの思い出が出来るはずだし知り合いも増えるはずだ。俺はスタッフが運転するジープに乗り込んだ。外は真っ暗なのでラクダで砂漠へ行く事はできないのだ。

スタッフ「よし、ここでいいな」

俺「あそこに見えるのホテルでしょ?結構近いんだね」

スタッフ「まぁ1人だしな」

俺「なにが?」

スタッフ「いやお前がだよ」

俺「砂漠って俺1人なの?」

スタッフ「そうだよ。だからこうして頼んでるんじゃないか」

俺「ふ!ざ!け!る!な!よ!お!前!!」

スタッフ「おいおい、1人って言っても俺も近くにいるから大丈夫だよ」

俺「そんな問題じゃねぇ!!俺は別に砂漠になんか泊まりたくねーんだよ!」

スタッフ「そんな事言うなよ。お前ラッキーだぞ?砂漠貸切!この砂漠は今晩お前のものだぞ」

俺「う・・・砂漠は俺のものってフレーズちょっと好きかも」

スタッフ「だろ?俺はそこのジープの中で寝てるから何かあったら起こしてくれ」

俺「あーもう分かったよ。寒いけど星はキレイだし、ここで寝てやるよ。でベッドは?簡易ベッドあるんでしょ?」

スタッフ「ないよ」

俺「あるだろ!俺知ってるぞ!!写真にも載ってたんだから」

スタッフ「このジープじゃベッドなんか詰めないんだよ。これで勘弁してくれ」


lhDSC00966.jpg


俺「・・・・・。マジで言ってるの?」

スタッフ「ああ」

目がマジだった。俺は諦め、砂の上に布団を敷いて眠ってみたが寒すぎて結局一睡も出来なかったのであった。
コメント
この記事へのコメント
ブログのネタとか思ってる場合じゃなかったなw
2012/01/14(土) 18:23:37 | URL | #-[ 編集]
ぷらですらいいように扱うなんてさすがインド
2012/01/15(日) 11:49:27 | URL | #-[ 編集]
砂漠って寒いんだなw初めて知ったわw
2012/01/16(月) 12:44:30 | URL | #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://purapura2vipper.blog121.fc2.com/tb.php/209-40fc4401
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。