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早朝より成田空港でビールを流し込み、搭乗手続きを済ませる。今回はJALで行くタイわくわく紀行。まぁ、その大半がバンコク市内のホテルに流れ込むのに対し、俺は1人寂しくカオサンへと向かうのであるけれども。いざ飛行機へ乗り込み、予め買い込んでおいた週アスと隣の客が眠ってから見ようと思っていたエロ本を座席のポケットへ仕込み、スチュワーデスに早速ビールを要求すると上空で安定飛行してからでないとお渡し出来ないと怒られた。飛行機は時間通りに成田空港を飛び立った。どんどん小さくなっていく街並みを眺め、やがて雲の上に出ると先程のスチュワーデスがビールを持ってきてくれた。さすがJAL、サービス精神は凄い。しかしどうせ1本では足りないと思ったので持ってきてくれたスチュワーデスについでにもう1本くれと伝えたところ、今渡したビールを飲み終えてからだと言う。どこの居酒屋のグラス交換システムなんだと思いつつも黙って封を切りグビグビ。思いっきりゲップをしたら隣に座る女性に睨まれた。失礼。

1時間で3本程ビールを空け、週アスもエロ本も読み終えたのでガイドブックでもう一度オーロラの為の勉強をする。これからタイに飛ぶと言うのにオーロラのガイドブックを広げていたからであろう、隣の女性が話しかけてきた。

女「どこに行かれるんですか?」

俺「え?アメリカです」

女「タイからアメリカに行くんですか?」

俺「はい」

女「・・・・。」

会話は終わった。

これからフライトまで時間は随分と長い。俺はスチュワーデスを呼び、焼酎のお湯割りをオーダーしたがお湯割りはできないらしい。仕方が無いので水割りでもらうことにした。しかし焼酎を飲みながら上空1万メートルでオーロラのガイドブックを読みながらタイへ向かう。本当にワケがわからん。


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その後いつの間にか眠ってしまっていたらしく、目が覚めたのはスチュワーデスに着陸態勢に入るので座席とテーブルを元の位置に戻すように言われた時だった。気が付けば既に飛行機はカンボジアの上空を過ぎ、タイへ入っていた。ふと思い立ったように携帯電話に入れていた東南アジアの写真を見返してみると懐かしい思い出がこみ上げてきた。思い起こせばあの時、思い立ったように旅に出ていなければ今もこうしてバックパックを担ぐことはなかったであろうし、ピラミッドにもマチュピチュにも行く事は絶対になかっただろう。人生はなにがきっかけで動き出すか本当に分からない。これから待ち受けているであろう感動とトラブルのどちらも受け入れて旅を満喫する。そう考えると本当に楽しみで楽しみで仕方がなかった。そんな思いにふけっていたら、スチュワーデスに電子機器の電源を切れといささか本気で怒られた。さーせん。

飛行機はタイはスワンナプーム国際空港へ無事着陸。飛行機と空港を繋ぐパッセンジャーボーディングブリッジを渡っているとタイの香りがした。日本の夏と同じような暑さだが、やはり日本と同じではなく、なんとも形容しがたいあの独特の東南アジアの香りだ。入国審査の為に長い列に並び、入国カードを記入する。最初はこのカードの記入すらもままならなく困っていたが今はなんのこともない。イミグレーションでも特に面倒な質問もされず、荷物を受け取って俺はベンチに腰掛けた。


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当初の予定では明日にでもタイを発ってアメリカへ飛ぶ予定であったが、このタイの雰囲気を感じてしまった以上スグにタイを離れるわけにはいかなくなった。その為タイには不要なダウンジャケットなどの防寒具をバックパックの奥に押し込み、逆にTシャツなどを引っ張り出して俺はタクシー乗り場へと向かった。3年という時間は空港も大きく変えていた。今まではタクシーで向かうはずであったカオサンにもメトロで移動できるようになったらしい。しかしタイのガイドブックを持っていない俺はよく分からないので450バーツも支払い、タクシーへ乗り込んだ。もう俺のテンションは最高潮だ。渋滞に巻き込まれながら1時間程かかりカオサンへ到着。喧騒の中タクシーよりバックパックを下ろし背負う。何度も何度も歩いたこの道。3年ぶりでも道に迷うことはなかった。俺は自分の中では安宿というより雀荘と思っている場所へ向かいチェックイン。ドミトリーに荷物を降ろした。宿は何も変わっていなかった。ふと横を見ると1人横になって本を読んでいる旅人を発見。彼はSと名乗った。

俺「どもー」

S「あ、こんにちは。どちらから来られたんですか?」

俺「いや日本からですよ」

S「ああ、これからなんですね。俺は一通り回ってまたタイに戻ってきたとこなんですよ」

俺「へぇ~。じゃあもう旅して長いんですか?」

S「う~ん。2週間ってとこ」

俺「そっか。あの、もし良かったらちょっと飲みに行きません?」

S「え?今から?」

俺「うん。お腹空いちゃって」

S「うーん。飲むだけならいっか。OK、いきましょう」

こうして俺はSと飲みに行く事にした。Sは大学院生で東南アジアを周遊する感じで旅をしていた。俺達は互いにビールを注文し飲み始めた。カオサンはどこか少し観光名所化していて以前までの雰囲気が無くなりつつあったが、それでも海外の気分を体験するには十分な場所だった。物乞い、土産売り、スタイル抜群の姉ちゃん、けたたましい音を立てて走り抜けるトゥクトゥク。俺と同じように今やってきて大きなバックパックを背負っている旅人、その旅人を自分の宿へ連れて行こうとする客引き。また逆に荷物を背負い、これから帰国するのか、また別の国へ旅立つのか消えていく旅人。その姿を見ながら飲むだけでとても面白かった。

S「どうしたんです?」

俺「ああ、なんか懐かしいなぁって」

S「あ、以前来た事があるんですか?」

俺「うん。3年程前にね」

S「へぇ~。これからはどこに行かれるんです?」

俺「実はアメリカなんだよね」

S「ええ?日本からタイに来たのにアメリカに行くんですか?遠回りじゃないですか」

俺「まぁそうなんだけど色々あってさ。まず日本から直接行くより安上がりなのと、なんかタイに来たくなって。懐かしいんだよね。ちと大袈裟かもしれないけど、俺の旅ってここから始まったからさ。そんでまた色々あってなぁ。話すと長くなるんだけど、ほんとこの旅のおかげで今の俺があるようなもんだからさ。どうしてもカオサンに来たくなって来たのよ」

S「随分と長旅してられたんですか?」

俺「いや、そこまでではないけど。それなりにかな」

S「凄いなぁ。そうだ・・・実は宿にKって大学生がいるんですけど金巻き上げられて宿で落ち込んでるんですよ。良かったらそいつも一緒に誘って飲みませんか?なんか気の毒なんですよね」

俺「マジ?可哀想に・・・。いいよ。酒買って宿で飲もうよ」

宿へ到着すると何人か旅人が戻ってきておりベッドに横になったり談話室で煙草をふかしていた。談話室で飲もうという事になっていたのでベンチに腰掛け封を開ける。するとSがKを連れて来た。見るからに日本を歩いているようなお洒落な格好をした男だった。

俺「こんちは。はじめまして」

K「こんにちは。はぁ」

俺「ああ、S君に話は聞いたけど大変だったね。どうしたの?」

K「いや実は一昨日到着したんですけど、そこの通りでしゃがみこんで泣いてる女の子いたんですよ」

俺「うん」

K「韓国人でパスポートなくしたみたいで、再発行の手続きはとったんだけど、それまで過ごす金がないから貸し手欲しいって。その人日本に知り合いがいるから、その人のつてでお金も返すって言うから貸したんですよ」

俺「マジで・・・?いくら?」

K「8万円です」

俺「ちょww多過ぎるでしょ」

K「いや、自分はキャッシュカードもあったんで手持ち渡したんですよ」

俺「はぁ・・・ほんで?でも返ってくる可能性だってあるわけじゃん」

S「それがキャッシュカードで金引き出そうとしたら残高0になってたらしいんですよ」

俺「マジ?」

K「はい・・・もう意味わからなくて・・・」

俺「え!?じゃあ一文無しなの?」

K「はい・・・でもS君が1万円貸してくれて・・・帰りの航空券はあるんでそれまでなんとか・・・」

俺「いつ戻りなの?」

K「1週間なんで5日後です」

俺「ほんじゃ全然観光もしてないの?」

K「もう諦めました」

俺「可哀想過ぎる・・・まぁ、元気だしなよ。俺もいっぱいトラブルあったけど、ちょっと高い授業料だと思ってさ。ね?ほら元気だして。ビール1本あげるから」

K「ありがとうございます」

俺「おっし。ほんじゃ俺はシャワーでも浴びてくるかな」

S「あ・・・・今使えないですよ」

俺「大丈夫大丈夫。ホットシャワーなんか求めてないから。水で全然OKだよ」

K「いやそうじゃなくて・・・・」

S「ま、行ってみてくださいよ。そっち」

俺「ああ、場所は分かるから大丈夫だよ。じゃ、また後でね」

俺は1人部屋に戻り荷物を引っ張り出しシャワー室へ向かった。が・・・・。


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シャワー室ではウサギが飼われていた。

俺「・・・・。まぁ・・・別に1日位シャワー浴びなくてもいっか・・・・」
コメント
この記事へのコメント
意味わからんwww
2011/12/26(月) 16:51:37 | URL | #-[ 編集]
まさかのウサギww
2011/12/26(月) 20:42:40 | URL | #-[ 編集]
うさぎwwかわゆすwww
2011/12/26(月) 20:50:05 | URL | #-[ 編集]
東南アジア独特のカオスがこんなとこにもあったとは…
2011/12/26(月) 23:37:51 | URL | #-[ 編集]
いやいやいやいやいや。ウサギて。
2011/12/27(火) 00:14:08 | URL | #-[ 編集]
今では電車エアポートリンクが、90Bでパヤータイまで走ってますよ。

でも、旅の思い出だもんね。懐かしい方法で辿りたいよね。わかります。
2011/12/28(水) 02:34:06 | URL | a #cRy4jAvc[ 編集]
ちょ・・・これさくらハウスだよね?おれこないだカオサン行ったときこの宿泊まった。
2012/03/07(水) 01:05:40 | URL | 実家無職 #-[ 編集]
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