世界中をぷらぷらしてきた

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翌朝、俺を待ち受けていたものはヒドイ二日酔いであった。これまで旅をしてきた中で1番ヒドイ二日酔いに俺はベッドからなかなか起き上がれなかった。しかし今日にはクスコに戻らなくてはいけない。俺は必死でベッドから起き上がると、リサとUさんの眠る隣の部屋のドアの前に立った。ドアに頬をつけ、中の音を確認するもなんの音もしない。きっとまだ眠っているのであろう。ここでノックして起こしても構わないが、わざわざ俺が宿を出るという報告をするまでの必要はない。こうしてマチュピチュで無事に再開もできたし、今後は会えたらクスコで会おうと約束までしている。置手紙で十分なのだ。

個人差もあるだろうけれど、俺は日本に居て手紙を書くということはまずない。書く相手がいないという事もあるが、ほぼ皆無に等しい。唯一書く年賀状も今となってはパソコンで印字してしまうのが当たり前だし、こうしてペンを持って誰かに手紙を書くという事は当たり前のようなことだが、いざその時になると自分の字の下手さ加減や、手紙の書き方にひどく戸惑ってしまうものである。俺はどこかで貰ったレストランのチラシの裏に唯一持っている黒のボールペンでリサとUさんに手紙を書いた。勿論全て日本語である。そしてそれをそっと、リサとUさんの部屋のドアの下から差し込んで宿を出た。

宿を出て俺は電車の駅まで向かった。列車は時刻通りに快適に出発し、アグアスカリエンテスの町を出る。たった3~4日しか滞在しなかったこの町であったが、マチュピチュを見て、奇跡的にリサとも再開できた俺にとっては奇跡のような町だった。ものの数分で列車の窓からは町が見えなくなり、辺りは川と山だけの風景になる。移動中ぼーっとマチュピチュの事を思い出し、デジカメの液晶を眺めてはリサと一緒に写った写真を見て1人ニヤニヤと笑みを浮かべていた。しばらく走ると列車はクスコの手前の街で停車した。列車が込み合っていた事もあり、急いでいた俺は帰りのチケットはクスコまで取る事ができなかったのだ。ここからはバスと乗り合いタクシーを駆使して自力でクスコまで帰らなければならない。

「またクスコでリサに会える!!」

その思いだけが俺を突き動かしていた。そして俺ははりきって列車を飛び降りた。今までずっと雨模様の天候であったが今日は空が澄み渡っている。まだ時刻はお昼過ぎだ。どうにか今日中にクスコに戻り、ペンション八幡のフカフカベッドで眠るのだ。そしてそこから数日は思いっきりクスコを楽しむだけである。

しかし・・・。


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何をどう間違えたのか俺は列車を降りた数分後、何かの行列に混ざってしまい、一緒に行進する羽目になっていた。


意味も分からずに歩き続ける事1時間弱。辿り着いた先は何かを祭っている祠だった。興味もないので早いとこバス停に戻ろうと英語の話せる人に話しかける。

俺「あの、俺クスコまで行きたいんだけどバス停はどこにあるの?」

おっさん「バス?そんなもんこの村にはねぇよ」

俺「ない!?」

おっさん「クスコに行きたいならオリャンタイタンボまで乗り合いタクシーで行くこったな」

俺「はぁ・・・じゃあ・・・その乗り合いタクシーってどこにあるの?」

おっさん「この先だよ。すぐさ」

俺「よっしゃ、おk!ありがとうおっさん!」

俺はおっさんに案内された通りにその乗り合いタクシーの集まる場所へと向かった。


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結局、想像通りタクシーとは名ばかりのワンボックスに現地住民と隣り合わせで俺を乗せたワンボックスは走り出した。そう言えば南米では大型バスでの移動が多かったのでこういった移動は久しぶりである。目を瞑ると中東や東南アジアの思い出がよみがえる。

オエッ


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その後どうにかタクシーやバスを乗り継ぎ、その日の夕方にはクスコの街に辿り着くことができた。見慣れたクスコの街、俺は再びペンション八幡のドアを叩いた。出迎えてくれたのは知らない男性旅行者であったが、マチュピチュに向かう前に泊まっていた部屋を除くとMさんの荷物はまだベッドの上に残っていた。

それから数日間、俺はMさんと一緒にクスコの街を散策した。

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毎日のように日本食「金太郎」で飯を食い。


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ハロウィンでは酒に酔ってデジカメ(コンデジ)を紛失した。

それから何日後だったろう。Mさんが出かけたので俺は1人いつものように金太郎で昼ごはんを食べ、その帰りに広場のベンチで煙草を吹かしている時だった。突然、後ろから目隠しをされた。俺は驚き、煙草を放り投げてベンチから転がり落ちた。その様子を見て笑っていたのはリサだった。

俺「リサ!!!戻ってきたの!?」

リサ「うん!!」

俺「Uさんは?」

リサ「宿だよ」

俺「リサ1人?」

リサ「うん!ぷら何してたの?」

俺「ああ・・・ご飯食べ終わって今煙草吸ってたとこだよ」

リサ「そっか~!ここで一緒に待っててもいい?」

俺「待つ?誰を?」

リサ「Uだよ」

俺「なんだよ来るのかよ・・」

リサ「どうしたの?」

俺「いやいや、なんでもない!」

U「おまたせ~!あれ!?ぷら君じゃない!?」

俺「やぁ、久々・・でもないね」

U「いやぁ~!偶然じゃない!」

俺「ね、俺もビックリしたよ。リサとUさんはこれからどうするの?」

U「私達は少しクスコに滞在して、それからナスカに行くんだ」

俺「ああ、あの地上絵の?」

U「そうそう。君は?」

俺「俺は全然決めてないんだ~。一緒に行こうかな?」

U「いいね!行こうよ!リサはお酒飲めないし飲み仲間欲しかったんだよね」

俺「そんな理由なのwww」

U「でも楽しそうじゃん!」

そんなわけで俺はリサ、Uさんと共にナスカへ向かう事となった。それからまた数日間、宿はリサが韓国人だから気まずいとの事でリサとUさんは別の宿に宿泊していたが毎日のように3人で昼に待ち合わせ、夜遅くまで語った。もう死ぬほど楽しかった。このままずっとずっと同じ毎日の繰り返しでいい、本気でそう思った。

クスコ滞在最終日前夜、夕飯前に出発の準備の為に俺達は一旦別れて宿で荷物のパッキングを行った。その後、再度広場で待ち合わせた。しかし、待ち合わせの場所に来たのはリサだけであった。

俺「あれ?Uさんは?」

リサ「荷物の整理が終わらないみたいで少し後れて来るみたい」

俺「そっか!どうする?ここで待つ?」

リサ「ねぇぷら?ぷらの泊まってる宿の近くに街を一望出切る場所あるの知ってる?」

俺「え・・・?そんなのあんの?行こう行こう!!」

リサ「うん!!」

実はこの高台、何度も実は行ったことがあるのだ。Mさんとビール瓶片手に昼寝をしに行ったり、また寝付けない夜にはまたビール片手に夜空を眺めたり。とにかく、リサと2人になりたかった。いつもは臆病者の俺が唯一見せた必死の行動だった。

高台までは広場から歩いて5分程度だ。だが、その5分間は死ぬほど長く感じられた。3人で会う時は全然緊張もしないが、いざ2人きりとなると勝手が違う。何を話しかけていいか分からなかった。そして結局、無言のまま高台へと到着した。


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同じ色の、同じ形の屋根が今日も同じように眼下に広がっている。

リサ「わー!」

俺「どうしたの?」

リサ「きれい~!」

俺「イエップダ?イエッポダ?」

リサ「!!!ぷら、韓国語分かるようになったんだね!」

俺「あはは、少しは勉強したもん」

リサ「ねぇ~ぷら?本当に韓国に遊びにきてよ。このままお別れになっちゃうのは寂しいよ」

俺「・・・・・・・・」

もう、心臓が張り裂けそうだった。抱きついていいの!?抱きついていいんですか!?

俺「ねぇリサ?遊びに行っていいなら、いつがいいの?」

リサ「私ここから1回オーストラリアに戻るんだ。でもその後ビザが切れるからすぐ韓国に一旦戻るの」

俺「一旦ってことは・・?その後またオーストラリアに?」

リサ「多分そうなると思う。まだ分からないけど」

俺「じゃあ、とりあえず今から1~2ヶ月以内だったら韓国にリサはいるんだね?」

リサ「うん!」

俺は考えた。絶対に会いに行きたい。しかし・・・南米の旅が終わって1~2ヶ月の期間では旅費がどうにもならない。借金なんかできる身分ではない。どうすればいいのか・・・。考えに考えぬいた結果、俺は決めた。

俺「リサ、俺明日ナスカ行くのやめるよ」

リサ「なんで?」

俺「お金が足りなくなっちゃうww少し早いけどさ、俺リサ達より早めに南米を出るよ」

リサ「どうして?」

俺「これから行くナスカでの滞在費とか移動費なんかを持って帰って、そのお金で韓国行くよ」

リサ「・・・・・・」

俺「いやいや、ごめんねマジで!俺の貧乏が悪いんだから!それに俺今はナスカに行くよりリサに会いたいからさ」

リサ「へへへ・・・」

俺「なに?どしたの?」

リサ「じゃあ、今日でお別れになっちゃうね」

俺「・・・・・。うん・・・・。」

リサ「じゃあ、ぷら!今日はリサと一緒に飲もう!」

俺「飲もうって・・・リサ飲めないでしょ!?それにUさんは?」

リサ「大丈夫!飲もうと思えば飲めるんだよ!それにUは大丈夫だよ」

俺「大丈夫ってwwwじゃ、飲みに行こうか!!」

リサ「ううん、ここで飲もう。綺麗だから」

俺「へ?ここで?」

リサ「うん!」

俺「じゃあ・・・Uさんに見つからないように酒でも買いに行きますか~!」

リサ「OK~!!!」


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それから、俺達は高台のベンチで酒を飲みだした。意外に飲めるリサにも驚いたが、その酔いの早さにも驚かされた。

リサ「うい~。眠い・・・」

俺「リwwwサwww全然飲めないじゃんwww」

リサ「ちょっとだけ寝る~」

まさかの膝枕開始。俺は緊張で震度5弱辺りの振動で足をガクガク言わせていたと思う。もう完全に「好きかも」から「好き」に気持ちが変わっていた。


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しばらく至福の時を満喫していたが気温が下がり、だんだんと寒くなってきたので俺はリサを起こす事にした。だが、リサはベロンベロンで韓国語しか話さない。俺は困り果てた。そして、仕方が無いのでリサを宿まで送る事にした。

リサ「ぷら~。tgby8いpfwfgw4tg4tgtf8p@4th90~!」

俺「へ!?なに!?なんて!?」

リサ「異ふぉpウェhf8@;hf4q3@th834~~~!!!」

俺「ちょっとwwwマジで英語でお願い!!全然分からないよww」

リサ「ウヘヘヘヘヘ・・・・」

こんな状態のリサを宿へ送り届けるとUさんがすっとんできた。

U「ちょっとアンタ達どこ行ってたのさ!?私どれだけ探した・・・リサ!?」

リサ「U~?んdふぃfh024fhp2h208~!!」

U「どうしたのこれ!?ベロンベロンじゃない!?」

俺「いや、ちょっとしか飲まなかったんだけど・・・あの・・その・・・ごめん・・・」

U「もう~!!!私も飲みたかったよ~!とりあえずこの調子だし、明日出発だから寝せる事にするよ。リサを1人にして私だけ外に出られないから、ぷら君、また明日の夜にナスカでだね」

俺「あの・・実は・・・」

俺はナスカに行かないことなど、これまでに考えた事を全てUさんに伝えた。

U「ええええ!?本気で言ってるの?」

俺「うん」

U「いやさ、いくら韓国行きたいからって・・・南米だよここ!?死ぬまでそう何度も来れないよ?」

俺「まぁ・・・それは十分分かってるんだけど思ったら行動しないと気が済まない正確でして・・・」

U「はぁ・・凄いわ・・私もこの位惚れられてみたいもんだよ・・・」

俺「え?」

U「いやもうバレバレだよ。ぷら君、リサを見るときの目とか話す時のテンション全然違うもん」

俺「あ・・・はぁ・・・」

U「まぁ~いいや!じゃあ、気をつけてね!!」

俺「うん、Uさんも有り難う!!またメールするね!Uさんも日本で一緒に飲もうよ!」

U「そうだね!1回飲みたいね!!」

俺「うん!!!」

U「じゃあ、お互い気をつけて」

俺「うん」

U「じゃあね」

俺「バイバイ!」

そして俺は2人と別れた。ここから帰国するには最寄がペルーの首都リマ。

いざリマへ向けて漢(おとこ)ぷらぷら、いざ出発!!!
コメント
この記事へのコメント
いい決心だな
2010/11/29(月) 23:06:21 | URL | #-[ 編集]
うらやましいじゃねえか、ちくしょう
2010/11/30(火) 09:19:14 | URL | #-[ 編集]
いいな。
このやり取りがお互い英語だと思うと、母国語よりカタコトで
そんだけストレートな言葉になっちゃってると思うと、余計うらやましい
2010/11/30(火) 15:44:20 | URL | #-[ 編集]
いいなぁ

しかし、なんでリサのいる勧告じゃなくてインドネシアに
行ってきたんだろうか
その秘密は最終回で
2010/11/30(火) 18:13:12 | URL | #-[ 編集]
リサうp
2010/12/01(水) 01:09:00 | URL | #-[ 編集]
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