世界中をぷらぷらしてきた

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俺「やぁ、おっさん!!」

宿主「あれ?どうしたんだ?」

俺「俺のハニーが今日ここに宿泊するから紹介するぜ!1番いい部屋を案内してくれよな」

宿主「1番いいって・・うちはどれも同じ部・・・」

俺「リサ、俺が交渉したから部屋はバッチリだよ!」

リサ「ぷら有り難う~」

俺「いやいや、当然の事をしたまでさ。ささ、Uさんも荷物を置いて早速マチュピチュへ向かおう」

U「私は晴れてる日に行きたかったんだけどなぁ・・・」

俺「大丈夫!雨でもマチュピチュはマチュピチュだよ!それか・・・Uさんさえ良ければ俺とリサで行ってきてもいいんだけど」

U「そしたら私はいつ行くのさ?」

俺「だよね・・・」

俺達3人は再び宿を出てマチュピチュへのバス乗り場へと向かった。1人晴れない顔のUさんを尻目に俺のテンションは最高潮、恐らく南米で1番いい顔をしていたのではなかろうか。リサは普通に「マチュピチュだー」とばかりに雨の中ウキウキとしている。

やがてバス停にバスがやってきた。

俺「ああ~、やっとマチュピチュだよ~」

U「ぷら君ってそんなマチュピチュに思いいれあったの?」

俺「いや全然」

U「はぁ~、私はさ・・・世界で1番行きたかった場所だったんだよ。それが・・・それがなんでこんなドシャ降りの中行かなければならないの・・・。ねぇ・・・何で・・・?」

俺「何でって・・・ま、いいじゃない!ほらほら、入り口が見えてきたよ!」


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俺達を乗せたバスはウネウネとS字カーブする山道を駆け上がりマチュピチュの入り口へと到着した。天候は小雨で少し肌寒く、観光日和とはお世辞にも言えなかったが世界的な観光名所とあり、入り口ゲート付近には大勢の観光客が列を作っていた。俺達は入り口でチケットを買い、中へと入った。

空中都市マチュピチュはその名に恥じない場所であった。空に向かって突き上げるようにある山々に囲まれ、マチュピチュはひっそりとたたずんでいた。まだ入り口から少し入っただけなのに俺達3人は言葉を失った。それは今まで俺が見たどの光景よりも感激するものだった。今から遥か昔。鉄も存在しなかった時代に人々はどのようにしてこの岩を寸分の狂いも無く直線に切ったのか。どのような暮らしをしていたのか。そんな事を想像するだけでも鳥肌の立つ重いだった。そんな俺達3人が各々に感傷に浸る中、リサが口を開いた。

リサ「ねぇ、U?ぷらって今日クスコに戻らなければならないの?」

U「え・・?突然どうしたの・・?そうらしいよ。そうなんでしょ?」

俺「あ・・・ああ・・・。そうなんだよリサ。でもさ、クスコで待ってるから!!」

リサ「でもぷら~?ぷらは1日勘違いしてたんでしょ?電車は間違ってないの?」

俺「あれ・・・?」

U「ちょっとアンタ・・・」

俺「あれ?1日勘違い・・・?あれ・・・?あれ・・・そうか!電車明日だわ

U「ふざけないでよ~!もうゲートくぐっちゃったじゃん!チケット払い戻せないよ~」

俺「あはwwwあはははwwwリサ、そうだよ!明日だ!今晩一緒に泊まれるよ」

リサ「だよね?リサ・・ずっとそれ考えてたんだ」

俺「さすがリサ、このタイミングでそれを口にするなんてなかなか出来ないよ」

U「どうでもいいけどさ~、明日晴れたら最悪だよ。こんな雨の中来る必要なかったじゃん」

俺「でもさUさん、もう着ちゃったんだし・・・思う存分マチュピチュを観光して戻ろうよ。今晩夕飯は奢るからさ・・・ね・・・?」

U「はぁ~。ま、仕方ないし・・・行こうか」


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ドンヨリと暗い空。降りしきる冷たい雨。視界を遮る霧。完全に観光するには最低の条件の中、俺達はマチュピチュの中を歩き回った。途中。なんども激しい雨に見舞われ、何度か木陰に非難をし、雨が上がったら観光を再開した。ハッキリ言って全然つまらなかった。


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見所のコンドルの宮殿は雨に濡れ、マチュピチュを生活の場にしているリャマは雨に濡れ、それはもうUさんの視線が痛いほど突き刺さる辛い辛いマチュピチュ観光であった。

U「はぁ~、リサ?明日もマチュピチュ来ない?」

リサ「なんで?」

U「だって・・・こんな雨降ってるし・・晴れてる日に来たくない?」

リサ「リサ別にいい~」

U「はぁ・・・・」

俺「ほ・・・・ほらUさん、雨のマチュピチュもなかなかいいもんですよ」

U「ぜんっぜん良くないんですけど」

俺「ですよね・・・」

リサ「ねぇ~2人ともチョコ食べない?」

俺「へ?」

リサ「はい」

U「あ・・・ありがと・・・・」

リサの天然なテンションだけが唯一の救いであった。俺達は屋根のある場所で豪雨をしのぎながらリサが持ってきたチョコを食べながらしばし雨を眺めた。不思議な感覚だった。距離にして何百kmだろう。期間にしてどれだけの時間が経ったのだろう。辺りには雨の音しか聞こえない。他の観光客も皆一点に雨の降る外の景色を眺めて誰一人言葉を発しなかった。そんな中リサが耳打ちで俺に言った。

リサ「ねぇ、ぷら?」

俺「ん?どうしたの?」

リサ「リサね、今凄く楽しい」

俺「楽しい?雨なのに?」

リサ「うん」

俺「なんかごめんね。俺に付き合せてこんな雨の中マチュピチュに来ちゃってさ・・・」

リサ「ううん、なんかね。私Uもそうなんだけど、ぷらにはUと出合った時みたいな感覚を感じたの」

俺「へ?」

リサ「私とUはオーストラリアで出会ったんだ。私、あんまり初めて会う人と馴染めなくていつも一人ぼっちでさ。でもね、Uとは不思議だけど初めてだったのにいつもの私で会話が出来たんだ。それからずっとUと一緒なんだ。南米に来たのも、オーストラリアでのワーキングホリデーが終わる卒業旅行みたいな意味で思い切ってきたの。でも、それもUと一緒だったからなんだ」

俺「卒業旅行?え?じゃあ、旅って初めてなの?」

リサ「そうだよ」

俺「初めてで女の子2人で南米来ちゃったの?」

リサ「うん」

俺「ええええええ」

リサ「ぷらは今まで色んな所に行ったの?」

俺「まぁ、それなりに色々は行ったけど・・・」

リサ「いいなぁ。私ももっといっぱい色んな場所に行きたいなぁ」

俺「うん・・」

リサ「ねぇ、ぷら?」

俺「うん?」

リサ「南米から日本に帰るんでしょ?」

俺「そうだよ」

リサ「その後さ、韓国に遊びに来てよ」

俺「へ?」

リサ「私も南米からオーストラリアに戻るけど、その後すぐに韓国に帰るんだ。でも帰っても凄く暇なの。Uと・・よかったら遊びに来て!もっともっとUとぷらと一緒に居たい」

俺「うん!絶対行く!!!」

リサ「やったぁ!!!私凄く今ハッピーだよ!!」

そんな話をしばらく続けていた。

リサ「あれ?」

俺「あ・・・」

U「雨・・・やんだ?」

本当に不思議だった。奇跡とはこういう事なのかもしれないと思った。今までドンヨリと曇っていた雲がいつしか消え、雨はやみ、太陽の光がマチュピチュに差し込んだ。


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雨で湿った草が陽の光を浴びてキリになる。俺達は屋根のある場所を飛び出してマチュピチュを1番よく眺められるというポイントへと向かった。他の観光客は先程までの雨で観光する事を断念し、既にマチュピチュを降りている。そして、マチュピチュは大袈裟に言えば俺達の貸切状態となった。


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「雲の中にいる」

本当にそんな感覚だった。


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きっと俺達は1番綺麗なマチュピチュを見ることが出来たんだと・・・そう思う。






数時間後、マチュピチュを降りた俺達は宿に戻った。

U「アンター!!!あの奇跡の晴れ間があったから良かったけど、リサの言う通り電車明日なんじゃないのよ~!」

俺「マジでごめんなさい!!本当に勘違いしてたんだよ。ほら、Uさん飲んで」

U「言われなくても飲むよ」

俺「はい、リサもどうぞ」

リサ「リサお酒飲めない」

俺「おおお、忘れてた。じゃ、コーラでもどうぞ」

リサ「うん!」


その夜、俺達は遅くまで宿の前のレストランで飲み続けた。コーラを飲み続けているにも関わらずリサは先に寝てしまい、俺は延々とUさんの愚痴を聞く羽目となったのであった。
コメント
この記事へのコメント
最後の写真凄い綺麗じゃんwwwwwwwww
2010/11/27(土) 22:06:07 | URL | #-[ 編集]
最後のマチュピチュ凄い綺麗だ
本当に晴れてよかったですねww

それにしてもリサさんは凄い天然だ
私はスレの方は最近見始めたのでどうなったのかはわかりませんが
韓国にもいくんでしょうか?
2010/11/27(土) 23:42:20 | URL | あき #-[ 編集]
のこり2回はまさかの韓国編じゃないだろうなw
2010/11/28(日) 18:56:13 | URL | #-[ 編集]
英語でも自分のこと名前で呼ぶ人いるんだね!
2010/11/28(日) 23:08:20 | URL | #-[ 編集]
なんだかんだで、いい旅だな
2010/11/28(日) 23:55:12 | URL | #-[ 編集]
晴れって良かったな、ぷらぷらw
2010/11/29(月) 22:59:30 | URL | #-[ 編集]
リサはぷらのことが好きなのか?(有り得ない
もしかしたら、旅気分がそうさせる感もあるかもだから
別れる前に、Uと同じ感覚から今すぐ進展させとけw
韓国編に期待
2010/12/01(水) 14:48:51 | URL | #-[ 編集]
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