世界中をぷらぷらしてきた

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Yさんの体調は一向に回復しなかった。既にラパス滞在して数日、毎日のように近所をブラブラしたり、日本食を食べに行ったりと同じような毎日を過ごしていたが、Yさんの体調は良くならなかった。風邪なのか疲れからなのか、それは分からなかったが、夜になると決まってYさんは辛そうだった。

滞在して数日目に、俺達は始めて観光名所に足を伸ばすことにした。以前からガイドブックで調べていた「月の谷」というラパス郊外の観光地へ俺達は向かった。バスに乗り1時間ほど移動し、更に乗り合いタクシーで進む。すると1時間半程でニョキニョキと地面から生えているような奇岩が沢山ある場所に着く。これが月の谷だ。

俺「おおお、なんか今まで出くわした事の無いような場所ですね・・・」

Y「でもさ、なんか月じゃないよね・・・」

俺「ですよね・・・月面のイメージってクレーターですもんね」


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一通り入場料金を払い歩き回ってみたものの、然程面白くもなんともない。確かに不思議な場所ではあるが、オーラがないのだ。不思議なもので建物にもオーラはある。写真で見ただけでは伝わらない、現地に足を運んでこそ分かる建物であったり、その観光名所独自のオーラというものがあるのだが、この「月の谷」には何も感じられなかった。

Y「ぷらちゃん、ちょっと休もう。なんか疲れちゃった」

俺「はぁ・・・てかYさん、もう移動しませんか?」

Y「この後どっか行きたい場所あんの?」

俺「なんかこのラパスにフィギュア売ってる店があるらしいんですよ」

Y「フィギュア?」

俺「はい。そこ行ってみたいです」

Y「なんでフィギュアなの?」

俺「いや、別に興味はないんですけどなんとなく・・・」

Y「まぁいいや・・・行こうか」


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俺達はこうして早々に月の谷を後にした。

ラパス中心部に戻って徒歩10分、俺達はフィギュア屋へと向かった。

俺「Yさん、これで大体もうラパスは見終わるわけですよね?」

Y「まぁ、他にも何かしらあるんだろうけど特別興味があるものはないよね」

俺「はい。それでYさんの体調次第なんですけど、今後の日程をそろそろ決めませんか?」

Y「そうだね。てかいい加減治らないかなぁ」

俺「やっぱ次はボリビア側のアマゾンなわけですよね?」

Y「そうだねぇ。南米に来たらアマゾンには絶対に行ってみたかったし、そうなるかな」

俺「はい!」

Y「ねぇ、ぷらちゃんは本当にリサって子の事いいの?」

俺「・・・・・。はい、もういいんです」

Y「そっかぁ。まぁ、残念だけど仕方が無いよね」

俺「いいんです。Yさんとの旅も凄く楽しいし」

Y「なんか真顔で言われると怖いものがあるよね」

俺「お、フィギュア屋ってこれじゃないですか?」


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繁華街のほぼ中心部にその店はあった。半地下の階段を降りるとそこはフィギュア屋というより、オモチャ屋であった。どこを見渡しても日本人の俺達に馴染みのあるアニメのポスターやゲームが並んでいる。パッケージには日本語がそのまま書かれている。奥には無料のゲームコーナーがあり、現地の若者が本気でスーファミのマリオをプレイしている。

Y「ぷらちゃん・・・ここ観光名所でもなんでもないじゃん・・・」

俺「それを言わないでくださいよ・・・」


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その後、店内を見渡した後に俺達は店を出て宿へと戻った。部屋に入りベッドに横になる。まだ夕方だが随分と移動を繰り返したので体は疲れている。

Y「ねぇ・・・なんか俺マジで今日調子悪いわ・・・」

俺「大丈夫ですか!?正露丸いり・・・」

Y「正露丸はいいや・・・。てか風邪薬ってぷらちゃん持ってないよね?」

俺「はい・・・残念ながら・・」

Y「俺ももう使い切っちゃったんだよね・・・」

俺「俺、買ってきましょうか!?」

Y「やめときなよ・・・言葉も話せないのに・・・それに2人で行動しないと危ないよ」

俺「いや、お世話になりっぱなしですもん。俺行ってきますよ!ついでに適当に何か夕飯買ってきます」

Y「本気で行ってるの?」

俺「はい!任せてください!」

Y「薬局の場所なんて分かるの?」

俺「分かりませんけど宿のおっさんに聞いてみますよ」

Y「マジで・・有り難う。でも分からなかったら無理しないでね、俺はこのまま寝てるよ」

俺「はい!早く治してアマゾン目指しましょう!!」

Y「有り難う・・・」

俺は再びジャケットを着込み、部屋を出た。受付でおっさんに薬局の場所を聞き地図を描いてもらう。どうやらそこまで薬局の場所は離れていないようだ。おっさんに礼を言い出口へ向かう。その時だった。どこかで見たことのある後姿が見えた。直感で俺は歩くのをやめた。全身に鳥肌が出る。出口のガラス扉1枚を挟んで俺は再会した。リサだ・・・・。

なんでリサがこんな場所に?俺は急いでガラス扉を開けた。


バンッ!!


その音に驚いてリサが振り返る。

俺「リ・・・リ・・・リサ!?」

リサ「!!!!!!」

俺「ちょっとちょっと!!!ビックリだよ~!!」

リサ「ぷら~!!!」

俺はリサとガッシリ握手をした。

U「こんにちは~。はじめまして。もしかして、ぷらさんですか?」

俺「え?はい!」

U「私リサと一緒に旅してるUです。ぷらさんの話はリサからいつも聞いてましたよ」

俺「いつ・・・も?」

U「リサ、楽しそうに話すから」

俺「おおおおおおお!!!」

U「でも珍しいですよね。私達旅してるけど多分話しかけられたのって初めてですよ」

俺「そうなの・・・?」

U「なんか日本人とか韓国人とか、皆群れるじゃないですか?」

俺「そう・・・・?」

U「うん。なんかそれぞれ輪を作って、別な輪には混ざらないような雰囲気出しません?」

俺「俺は・・・少なくとも出さないけどなぁ」

U「そっかぁ。それで話しかけられたの初めてだったから、リサ喜んでたんだと思うよ~」

俺「へぇ~!!で、これからどこに行くの?」

U「私達は今日この宿を出るの」

俺「え!?この宿に居たの?」

U「うん」

俺「なんだそれ・・・全然分からなかったよ・・・で!?で!?出るって?」

U「これからマチュピチュに向かうの。まずはプーノって町に行く予定だよ」

俺「プーノ!?」

U「チチカカ湖畔の町だよ。そこからペルーに入国して、クスコを目指すの」

俺「今日!?」

U「うん、今日」

俺「この荷物・・・って事は今から?」

U「うん、バスで行くんだけど、今からまだ時間もあるから、乗る前にこれから夕食を食べに行くとこなの」

俺「お・・お・・・俺も行っていい!?」

リサ「ぷらも行こう~」

俺「うん!!!行く!!!!!」


そして、俺は3人で飯を食いに行く事にした。脳内にYさんの事は微塵も残っていなかった。
コメント
この記事へのコメント
ひでー
2010/10/23(土) 22:15:58 | URL | #-[ 編集]
俺がYさんならマジギレするがどうなることやら
2010/10/23(土) 23:19:44 | URL | #-[ 編集]
おいっ
2010/10/23(土) 23:59:31 | URL | 623 #-[ 編集]
これはひどい
2010/10/24(日) 00:00:23 | URL | #-[ 編集]
おまえさいてー。少しはYさんへの思いやりを持て。
月の谷の三枚目は好きだぜ。
2010/10/24(日) 02:48:13 | URL | #-[ 編集]
ぷらぷらさいてー
2010/10/24(日) 04:46:20 | URL | #-[ 編集]
最悪だなこいつ
2010/10/24(日) 15:44:51 | URL | #-[ 編集]
いや、行くだろwww
2010/10/24(日) 20:39:47 | URL | #-[ 編集]
Yさんは可哀相だけど
やっと女がらみで良いことあったね
2010/10/24(日) 20:42:14 | URL | #-[ 編集]
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2016/02/13(土) 04:10:05 | | #[ 編集]
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