世界中をぷらぷらしてきた

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アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、チリ・・・。どの国よりも断然に安いバスの値段に少々ビクビクしていたが乗り込んだバスは快適であった。都市部の舗装されている道とはお世辞にも同様とは言えないが、これまで8人ギュウギュウ詰めで悪路を走破してきた俺とYさんにとって、1人1つ広々と仕えるバスの座席は至極快適であった。

俺「あ~、やっぱバスっていいですね~」

Y「南米はこれがあるから移動が楽だよね」

俺「あ~、いよいよボリビアも首都に向かってるんですね俺達」

Y「まぁ、まさかバルパライソで出会った時にはここまで一緒に旅するなんて思いもしなかったけどね」

俺「Yさん、ラパスでの宿って決めてるんですか?」

Y「決めてるってわけでもないけどさ、到着するのは夜中だろうし一応目星はつけてあるよ」

俺「さすがですね!このままずっとついていきますよ!」

Y「いや・・・・別についてこなくていいんですけど・・・」

バスは暗闇をどんどん進む。リサの話、Yさんの好きな女の話、そんな話ばかりしていたら俺達はいつの間にか眠りについていた。ウユニで随分と疲れも溜まっていたんだろう。バスの座席などで熟睡することがなかなか出来ない俺でもグッスリと眠ることが出来た。それから何時間が経過したのだろうか・・・。

俺「う~ん。寒っ・・・・。Yさん・・・Yさん??」

Y「ううう~ん。なぁに~?」

俺「なんか寒くないですか?」

Y「そう言われれば・・・あれ!?なんかバス止まってない?」

俺「そうなんですよ。しかも前の乗車口の扉開いてますよね?」

Y「休憩なんじゃない?」

俺「そっかぁ・・・。俺ちょっとトイレ行ってきます」

Y「あい。置いていかれないように気をつけなよ~」


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バスを降り運転手を探す。するとバスの目の前に乗客数人と運転手が集まっていた。

俺「あれ・・・?ここどこ?あれ・・・?トイレって言うかこれ道端じゃん・・・」

運転手「シッシッ」

俺「へ・・・?」

俺は運転手にジェスチャーでバスの中に戻るように指示された。不思議に思い、再び熟睡するYさんを起こす。

俺「Yさん?」

Y「だからなんだよおおおおおお!!!」

俺「なんか様子がおかしいんですよ。ここ休憩所でもなんでもない道端だし、運転手もすぐに俺に車内に戻るように言うんですよ」

Y「なんかトラブルでもあったんだろ~?寝てればつくよ。ほら、早く寝なよ」

俺「う~ん・・・・はい・・・」

そして俺は再び眠りについた。

次に目が覚めたのは陽が昇ってからであった。

俺「ん~・・・・・はっ!!」

俺が目を覚ますと既にバスの中に残っているのは俺達を含め数人程であった。焦った俺は急いでYさんを起こした。

俺「Yさん!!!朝ですよ!!朝!!!もう皆いませんよ!!」

Y「朝!?え?朝なの?」

俺「もう陽も昇ってますし、乗客の姿も見当たりませんよ」

Y「やっべぇ・・・ちょっと降りてみよう?」

俺「はい!」

俺達は急いでバスを降りた。そして・・・そこで信じられない光景を目にする。

俺「何・・・これ?」

Y「え・・・?てかこれどこ・・・?」

俺「あれ!?これ昨日俺が降りた場所と一緒ですよ!この看板覚えてますもん!!」

Y「なに!?じゃああれから動いてないの?」

俺「はぁ・・・・」

運転手「よう。ちょっと困ったことになってな。この通りで動けんのだよ」

Y「これどゆこと?動けないって?」

運転手「さぁ・・・・。なんとも言えんよ。以前にあった時は1週間続いたからね」

Y「1週間!?!?!?」

俺「ちょっとちょっとYさん、どゆことですか!?」

Y「なんかさ、この人達がデモ起こして道路を占領してるらしいよ」

俺「占領!?」

運転手「無線では他の道にも岩が置かれていたりして、とにかく通行できない状態なんだ」

俺「はああああ!?」


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俺達が見たもの、それは何千というインディヘナの行列だった。後ろも先も、遥か遠くまで人影で終わりが見えない。後に知った事だが、これはインディヘナの人々の人権問題の為に起こったデモだったそうだ。おかげで首都ラパスまで行く道は完全に封鎖され、車は全て身動きが取れない状況であった。更にインディヘナの行列は徒歩でラパスを目指している為に、行き先がラパスの俺達は必然的にこれを回避することは不可能なのであった。

俺「これ・・・どうすんの!?飯は!?」

運転手「皆被害に遭わない為に店を閉めて家に閉じこもりさ。救援物資を待つ以外道はないな」

俺「えええええ!?」

欧米人「おい、俺達はラパスから飛行機で飛ぶ予定なんだ!どうにかしろ!!」

運転手「どうにもできないよ。この人数相手にどうにかできるわけないじゃないか」

欧米人「もういい!じゃあ俺達は歩く!」

運転手「歩くって言ったってここからラパスまで5時間はかかるぞ」

欧米人「立ち止まってるよりマシだ。おい、行こうぜ」

欧米人の一部はこうしてバックパックを背負い、歩いて行ってしまった。

俺「Yさん・・・俺・・・・」

Y「ちょっと無理!無理!バスで5時間だよ!?」

俺「いや・・・俺もそれを言おうと・・・歩くなんて言いませんよね?」

Y「言わないよ!仕方ないから気長に待とう」

俺「賛成~!」

その後、何時間この場にいたのだろうか。DSの電池も無くなり、PCのバッテリーも尽きたがバスは一向に動く気配が無い。そのうちどうでも良くなってきて俺達は昼寝をすることにした。近くにガソリンスタンドも無ければコンビにもないのでバスはガソリン節約の為にエンジンをかけることができない。夜になれば寒さとの戦いになるのは目に見えているが、これではどうしようもなかった。

しばらく眠り、再び目を覚ましてもバスは動かなかった。いい加減にトイレに行きたくなったので道端で用をたしているとYさんがすっ飛んできた。

Y「ぷらちゃん!!動くって!!早く!!」

俺「え!??ちょ・・?!?まま待ってください!」

俺はパンツを残尿で湿らせながらバスへ飛び乗った。

俺「動くの!?」

運転手「ああ・・・。正確に言うと無理やり行くしかない」

Y「だって道路は人でいっぱいじゃん・・・」

運転手「だから側道を走るんだ」

俺「側道って・・・・これ・・・!?」

運転手「ああ」

俺「オワタ・・・・」


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こうして大型バスでのオフロード走破の旅が始まったのであった。
コメント
この記事へのコメント
ついてないなー
2010/10/17(日) 22:49:33 | URL | #-[ 編集]
こうゆうアクシデントもネタになっていいねww
先に歩いて行っちゃった欧米人途中で拾ってあげてね
2010/10/18(月) 00:08:09 | URL | 623 #-[ 編集]
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