世界中をぷらぷらしてきた

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怒りに震えるYさんを必死になだめ、俺はこの日も夕飯を食べないで部屋に戻った。少しでも体調を良くしたかったので俺は眠った。どの位眠ったのだろう。俺はトレーシーに起こされた。俺は英語がほとんど話せないのでトレーシーと車内で会話をすることもなかった。そのせいか少し気まずい雰囲気すらあった。俺は昔からこうだ。自分のせいで心が開けない相手が居ると悪い方へと考えてしまう。今まで1人で旅を続けてはきたが、結局のところ何も成長してはいなかった。

トレーシー「ぷらぷら?」

俺「うん・・・・、ああ・・・どうしたの?」

トレーシー「具合はどう?皆心配してるのよ。もう2日何も食べてないじゃない」

俺「なんか食欲ないんだ。でも大丈夫だよ。有り難う」

トレーシー「これコカ茶よ。高山病に効くらしいから飲んでね」

俺「有り難う」

そのお茶を俺が飲み干すまでトレーシーは傍で見守っていてくれた。昨晩Yさんが運んできてくれた時には「不味い」だの「飲めない」だの散々文句を言ったのにトレーシーには「美味しい」「有り難う」の連発である。お茶を飲み終え、再び布団にもぐる。昨晩と違いこの宿の中は暖かい。今日はグッスリ眠れそうだ。

そして翌朝・・・。


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目が覚めると雲ひとつない快晴だった。気分もいい。どうやら体調が回復したようだ。2日ぶりに皆と朝食を食べる。滅茶苦茶にうまかった。ただのパンにスープなのだが、胃に染み渡った。

運転手「おい、そろそろ出発するぞ」

その声で荷物を外に運び出す。車に荷物を積み込むと俺は最初と同じ後部座席の窓側に座った。

運転手「ぷらぷら?お前体調は大丈夫なのか?」

俺「うん、おかげさまで大丈夫!完全に回復したよ」

運転手「それは良かった!それじゃあ出発だ!もうここはウユニ塩湖なんだ。白の世界まで車で5分とかからないぞ」

一斉に車内から歓声があがる。

そして車は走り始めた。遥か前方に山が見えるが地面は見渡す限りの平地だ。窓から外を見てみると今まで茶色だった大地が少し白くなっている。もう少しだ。そして俺は目を閉じた。車が停まったら目を開けよう。旅立つ前にバックパックに結びつけたマロンの骨が入っているお守りを両手で握り締め、数分間、これまでの旅のことを思い出した。

運転手「着いたぞ。じゃあ今から1時間、ここで自由時間にするから好きに見てくれ」

俺はそっと目を開けた。


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驚くことに誰も一言も言葉を発しなかった。

車を降り、自分の足でその大地を踏みしめる。横を向いても、前を向いても、後ろを振り返ってもそこには空の青と塩の白しかなかった。これが夢にまで見たウユニ塩湖、気がつくと鳥肌が立っていた。寒いだけだった。

Y「ぷらちゃん!!凄いね!!!マジで凄いよ!!」

俺「はい!!なんかもう・・・言葉出ないっす!」

Y「写真撮ろうよ!!」

俺「はい!!」

Y「どうやって撮る!?」

俺「どうやってって言うと?」

Y「ウユニって言えば遠近法写真でしょ!!ほら、皆やってるよ!」


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なるほど、この不思議な空間を使って遠近法で写真を撮るってことか。

俺「いいですね!!やりましょう!!」

Y「まずさ、これやろうよ。ビンの上に立つやつ」

俺「いいですね!!」

Y「俺乗っていい?ぷらちゃん撮れる?」

俺「任せてください!」

そして俺はビンを地面に置き、少し下がって寝そべった。Yさんは離れ、片足一本でビンの上に立っているようなポーズをする。

俺「もうちょっと後ろ、はい!!そうですそうです!!」

Y「頼むよ~!!」

俺「はい!!!」

Y「どう!?」

俺「いいんじゃないっすか?」

Y「なんかイマイチだなぁ。じゃ次ビンを支える感じでいこうよ」

俺「了解です!」

Y「ほっ!!はっ!!」

俺「いいよいいよ~!その調子です!!」

Y「はぁ・・はぁ・・どう!?」

俺「バッチリです!」

Y「どれ・・?・・・・。なんかなぁ・・・。てかなんでこんな汚い地面のとこで撮るの?」

俺「さぁ・・・俺に言われても・・・」

Y「駄目。ぷらちゃん全然写真のセンスないよ。チアゴに頼もう。チアゴ~?」


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確かに俺の撮影は残念であった。仕方が無い下手なんだもん。

こうして1時間、各々写真を撮りまくった。


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(上3枚Yさん撮影)


運転手「次はサボテンの島に行くぞ~」


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地平線の先に車を走らせるとその島が見えてくる。ウユニの大地にポツンとある島だ。俺はこの島の隅にマロンの骨を埋めた。

Y「なにしてるの?」

俺「ああ・・・ちょっと」

Y「なになに?」

俺「えっと、この旅が始まる前にうちの犬が死んだんですよ。まだ小さかったんですけど交通事故で。俺、その犬が凄く好きで・・・。で、この旅に出る前にお守りにその骨の欠片を入れてきたんです。一緒に旅しようって意味で」

Y「それを埋めたの?」

俺「はい。とにかくここに来るのが目標で。それにここ見晴らしもいいじゃないですか」

Y「へぇ~!ぷらちゃん意外と優しいとこあんじゃん」

俺「意外とじゃないですよ。優しいんですよ」

Y「そそ、さっきドライバーが言ってたけどこの次やっと塩のホテルだよ」

俺「そうなんですか?」

Y「まったくまいったよ。ずっと憧れてたのに泊まれないで見学だもんな~」

俺「残念でしたね・・」

Y「でもいいや。こうしてウユニにきたらどうでもよくなっちゃったしさ」

俺「ほんと、世界って凄いですよね~」

Y「ね、本当にそう思うよ。ところでさ?」

俺「はい?」

Y「ぷらちゃん次はどこに行くか決まってるの?」

俺「いや・・全然」

Y「今日はこの後ウユニの町で解散になるらしいよ。皆行き先バラバラみたいだよ」

俺「Yさんはどうするんですか?」

Y「俺はボリビアの首都ラパスに向かうよ」

俺「そこって何かあるんですか?」

Y「特別何もないけどさ、首都だけあって交通手段がいっぱいあるし、物価も安いし、しばらくラパスに滞在して今後のことを考えようと思って」

俺「じゃ、俺も行きます」

Y「え!?」

俺「だから、俺も行きます」

Y「なんで!?」

俺「Yさん行くから」

Y「ええええ!?」

俺「さぁ~!次は塩のホテルか~!楽しみだな~!」

Y「ええ・・・ちょっと・・・塩の・・・ホテ・・・えええ!?」

そして俺達は再び旅立つ。ボリビアの首都ラパスへと向けて。


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(塩のホテル)
コメント
この記事へのコメント
なんか家族も仕事も捨ててウユニに行きたくなった
2010/10/11(月) 18:14:24 | URL | #-[ 編集]
Iさんのデジャヴがよみがえったwww

リサ追いかけなくていいのか?
2010/10/12(火) 08:42:34 | URL | #-[ 編集]
リサを忘れてるよ!!
所詮ぷらぷらはそんなもんかっwwww
2010/10/12(火) 12:05:02 | URL | 623 #-[ 編集]
ウユニいいなぁ~

で、リサどうするの?
2010/10/12(火) 23:52:44 | URL | #-[ 編集]
写真全然うまい
2010/10/13(水) 19:39:22 | URL | #-[ 編集]
外国人は、プライバシー(顔出し)OKだと思ってるのかな?
だとしたらその根拠は?
2010/10/13(水) 22:13:07 | URL | #-[ 編集]
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