世界中をぷらぷらしてきた

2ちゃんねるニュー速vipの力で復活したブログ。全てのvipperに感謝!!ありがとうvipのみんな!
   人気ブログランキングへ   ブログランキング・にほんブログ村へ
ランキング登録しています。1日ワンクリッコ、応援宜しくお願いします(^ω^)
ツイッターはじめました。→ から是非フォローお願いします。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
lvljiko017762.jpg


lDSC_2980.jpg


燦々と照りつける太陽、湿度の無く乾いた風。翌朝、俺は半ば死人のような状態であった。一睡もしなかったと言えば嘘になるが、実際に眠れたのは1時間足らずだっただろう。太陽が昇り、気温が上がったことで俺はようやく眠りにつけたのかもしれない。そんな夢を見るか見ないかの狭間で俺は起こされた。

Y「ぷらちゃん、朝だよ!準備しないと!」

俺「うう・・・・ん・・・」

Y「もう朝ご飯だよ。起きないと食べそびれちゃうよ?」

俺「俺・・・朝ご飯パスでお願いします・・・」

Y「いいの?あれ・・・?てかなんか具合悪そうじゃない?」

俺「なんか気持ち悪いんですよ。頭も痛いし・・・」

Y「昨日ちゃんと寝たの?」

俺「ついさっきまで起きてました。全然眠れなくて・・」

Y「だからだよ。高山病なんじゃないかなぁ。食事の時に皆に聞いてみるよ」

俺「はい・・・また起こしてください・・・」

この時、俺は既に高山病にかかっていたのだろう。思考能力が元々無いのに更に低下し、体が重く、気分が悪い。吐き気とまではいかないが、とても食べ物を体に入れることが出来ない状況であった。

Y「ぷらちゃん、これ飲みなよ。コカ茶だって」

俺「なんすかこれ・・?」

Y「トレーシーがくれたんだ。なんか利尿作用をよくするお茶らしいんだ」

俺「はぁ・・・おえっ。不味い・・・」

Y「我慢して飲みなよ。今日は相当車に乗る時間が長いみたいだよ」

俺「ええええ・・・・」

朝食を終えたメンバーが部屋に戻ると10分もしないで出発となった。皆顔面蒼白の俺を見てしきりに心配をしている。心配しなくていい・・・。そんなことよりヘリを・・・ヘリを呼んでください。低地に降りたいです。

俺はまともに歩ける状態ではなかった。フラフラと車へ向かい、後部座席に乗り込もうとするとドライバーから声がかかった。

運転手「おい、お前具合悪そうじゃないか。大丈夫か?」

俺「大丈夫・・・。乗ってるだけだし」

運転手「いや、高山病を甘く見るな。おい、この席をコイツに変わってやれ」

運転手はそう言うと俺を助手席へと乗せてくれた。ただでさえ人数が2人多い俺達のランクル。小柄な日本人の俺達は狭い後部座席だったのだが、他のメンバーも狭いのを我慢して俺に席を譲ってくれた。俺は申し訳ない気持ちと情けない気持ちでいっぱいだった。夢にまで見たウユニ塩湖・・・・。もう目と鼻の先にあるというのに何で俺だけこうなるんだ・・・。


lDSC_2994.jpg


昼間はある程度気温が上がるので半袖で十分なのだが、ガタガタ震える位に寒かった俺は今までの旅で初めて靴下というものを履いた。ありがとうユニクロ。暖かかったよ。その後、俺の記憶はない。


lDSC_3060.jpg


lDSC_3079.jpg


lIMGP6190.jpg


気が付くと車は最後の宿泊地のホテル前へ停まっていた。写真はYさんが俺のカメラを使って撮影してくれていたらしい。

Y「ぷらちゃん、大丈夫?」

俺「あ・・Yさん・・・俺・・・?」

Y「うん、ずっと寝てたよ。お昼も起こしたんだけど、いらないって言うから・・」

俺「やべぇ・・・全然覚えてませんよ・・」

Y「お腹空いてない?これ、パン貰ってきたんだけど」

俺「有り難うYさん・・・」

車から降り、外へ出るとまさに今陽が沈もうとしているところだった。何時間かぶりに車を降りて外の空気を吸った。出発した時より気温は随分下がっているはずなのにそこまで寒いとは感じない。どうやら少し体調が良くなったみたいだ。荷物を担いで車を降りようとするとYさんが俺の荷物を持ってくれた。部屋に案内されてベッドに横になる。静かだ。何も音が聞こえない。

このまま眠ろうかとも思ったが、俺は再度外に出てみることにした。


lIMGP6196.jpg


地平線の彼方に太陽が沈もうとしている。

運転手「よう。調子はどうだ?」

俺「ああ、有り難う。随分良くなったよ」

運転手「明日はいよいよウユニだからな。良くなるといいな」

俺「うん!」

運転手「この地平線あるだろ?これウユニなんだぞ?」

俺「え!?ここが!?」

運転手「ああ。朝になれば一面真っ白さ」

俺「へぇー!!!」

俺は一気にテンションが上がった。陽が沈んだのでウユニ塩湖にいるとの実感は少しもないが、今まさにウユニにいるのだろう。運転手が言うには今まで通ってきた場所よりウユニは随分と標高が低いらしい。道理で体調がいいはずだ。

こうして目を閉じると何度も何度も眺めたパソコン画面のウユニ塩湖がよみがえる。俺はしばし外で遠くを眺めた。その後ろで声がする。聞きなれたYさんの声だ。



Y「塩のホテルだったんじゃねぇのかよ!!!」


Yさんは日本語でブチキレていた。
コメント
この記事へのコメント
あるあるw

2010/10/10(日) 15:38:41 | URL | #4lXsiBFM[ 編集]
本当にYさんが可哀想になった。
2010/10/10(日) 17:09:47 | URL | 飼い猫あくせる #-[ 編集]
この旅の一番の被害者はYさんで間違いないw
2010/10/10(日) 19:59:52 | URL | #mQop/nM.[ 編集]
写真見ただけでぷらくんじゃない人が撮ったってわかったわwwwwwwwwwwうますぎる
2010/10/10(日) 20:47:11 | URL | #-[ 編集]
まああの代理店だから塩のホテルも嘘だと思ってたよw
2010/10/10(日) 21:57:52 | URL | #-[ 編集]
Yさん優しいね
2010/10/10(日) 22:01:10 | URL | #-[ 編集]
Yさんの写真見た瞬間、この写真なんか違うぞって感じたw
2010/10/12(火) 03:05:10 | URL | #-[ 編集]
Yさんがいて本ト良かったねww
2010/10/12(火) 11:55:28 | URL | 623 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://purapura2vipper.blog121.fc2.com/tb.php/147-f730cb19
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。