世界中をぷらぷらしてきた

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俺「Yさん、Yさん?」

Y「なに・・・?まだ寒いの?」

俺「寒いのもありますけど、外が凄いんですよ」

Y「外?とりあえず明日も早いし早く寝ようよ・・・」

俺「ちょっとちょっと、起きてくださいよ。少しだけ外に行きませんか?」

Y「行かないよ。外って氷点下10度以下だよ!?せっかくシャワー浴びたのに今外に出たら確実に風邪ひくよ」

俺「星とか月が半端じゃないんですよ」

Y「も~」

俺「ささ!行きましょう!」

俺は嫌がるYさんを無理に起こし、宿の外へ出た。吸い込む空気で肺が凍りそうになる。鼻をすすると鼻毛が樹氷のように凍る。

Y「うおっ!!さささ寒い・・・」

俺「半端ねぇっすね。でもほら、空見てくださいよ」

Y「おおおお・・・・確かにこれは凄いねぇ・・・。じゃ、寝ようか」

俺「ちょっとちょっと!!早過ぎですよ」

Y「寒いんだよ!寒過ぎるんだよ!」

俺「この夜空を写真に残しましょうよ!!」

Y「要するに1人で写真撮るのが嫌だったのね?」

俺「そうとも言います」

俺はカメラを取り出し、上空に向けてシャッターをきった。しかし何度シャッターを押しても真っ暗闇がうつるだけだった。

俺「駄目だ。諦めましょう」

Y「おいおい!ここまできてなんだよ!これはね、バルブ撮影ってのじゃなきゃ無理なんだよ。ぷらちゃん三脚持ってる?」

俺「持ってるわけないじゃないですか」

Y「だよね。ちとぷらちゃんのカメラ見せて。ふむふむ、あ、これだよ」

そして俺達はバルブ撮影とやらをすることになった。お互い三脚がないので地面にあぐらをかき、足でカメラを固定してあとは延々とシャッターボタンを押しっ放しにする。極寒の大地に直に座り、手ぶれを防ぐ為にお互い会話もせずに延々とシャッターボタンを押し続けレンズを空に向ける。

俺「そろそろいいですかね?」

Y「全然駄目だよ。まだ1分も経ってないよ」

俺「これどの位我慢するんですか?」

Y「俺は5分はやるよ。てか話しかけないで」

2分後。

俺「はい!終了~!寒い!!これでもちゃんと写ってるはずで・・・ええええええ!!真っ暗なんですけど!!」

Y「やり直しだね。頑張って」

俺「無理無理!寒いし、俺中に入ってますね」

Y「俺は絶対に君を許さないよ」

こうして俺は宿の玄関のガラス越しに寒さと戦うYさんを見守り続けた。そして煙草2本を吸い終わった頃、Yさんが戻ってきた。

俺「どうですか?」

Y「ささ・・・寒い・・・」

俺「写真は?」

Y「微妙・・・ぷらちゃんが話しかけるからだよ」


lDSC_2975.jpg
(Yさん撮影)

俺「ちっぽけな写真ですね~」

Y「久々に殺意が芽生えたよ。とりあえず寝ようか」

俺「はい」

俺達は再び部屋に戻り、布団に入った。欧米人は既に爆睡しているが、デリケートな俺はその寒さでなかなか寝付くことができなかった。今までこれほどまでに眠れない事はなかった。しかし無理にでも睡眠を取らなければ確実に明日にひびくだろう。俺は無理矢理に目を瞑った。

1時間後。

全然眠れない。

俺「Yさん?」

Y「・・・・・」

俺「Yさぁ~ん?」

Y「・・・・・・・・・・」

反応がない。既にYさんは眠っているようだ。俺は完全に目が冴え渡っている。部屋の時計を見ると既に深夜1時を過ぎている。俺は考えた。どうすれば眠れるのか。結論は「暖かければ眠れる」であった。とにかく寒い。部屋の中とは思えない気温だ。窓際なので隙間風がガンガンと入る。部屋の中央部にベッドのあるYさんが憎らしい。そもそも窓際の方が星が見えるなどと言って真っ先に窓際を確保した自分が悪いのだが、これは死活問題だ。俺は再びYさんを起こした。

俺「ねぇねぇ」

Y「う~ん」

俺「ねぇねぇねぇ」

Y「なんだよ!?」

俺「眠れないんですよ~」

Y「知らないよ!」

俺「Yさん、ちょっと酒でも飲みませんか?」

Y「飲まないよ!頼むからもう起こさないでくれ!!明日早いんだよ!?」

俺「はい・・・」

初めて本気でYさんに怒られ、俺は渋々ベッドへ戻った。再び目を瞑る。どうにかして眠ろう。ただ無心で目を瞑ればそのうち眠れるはずだ。こうして1時間以上、寒さに耐えながら俺は目を瞑り続けた。そして・・・いつのまにかウトウトしてきた。眠れる・・・。やっと楽になれる・・・。



・・・・・・・・・・・。







・・・・・・・・・・・・・・・・・。




俺「・・・・・・・・・」

俺「・・・・・・・・・・・」

俺「ぷ・・・・・・」


俺「プハァッ!!!!!!!!!!!」


俺は海で溺れる夢を見て目を覚ました。カバッとベッドから起き上がる。冗談ではなく空気が薄く、睡眠に入ると呼吸も少なくなるので目が覚めてしまうのだ。


俺「はぁ・・・はぁ・・・・・」

俺「・・・・・・・・・」

俺「・・・・・・・・・・・」

俺「ぷ・・・・・・・」



俺「ブハァアアアアアアア!!!」



Y「うるせぇ!!!!!!!!






俺「はぁ・・・・はぁ・・・」

Y「うるさいよ!!何してるんだよ!!!」

俺「溺れ・・溺れる夢を見て・・」

Y「マジでぷらちゃん勘弁してくれよ~。ほんとこの通りだよ。お願いします」

俺「俺だって好きでやってるわけじゃないんですよ~」

Y「頑張ってでも眠りなよ」

俺「はい・・・・」

Y「じゃ・・・おやすみ・・・・」

俺「おやすみなさい・・・・」







・・・・・・・・・・。










・・・・・・・・・。







俺「ブルァアアアアアアアアアアアア!!!」




Y「あああああああ!!!!!」




俺「Yさん、マジですいません。俺朝まで起きてます。眠れません。DS貸して貰っていいですか?

Y「バックパックに入ってるから」

俺「はい・・・・」


こうして俺はDSを延々とやり続けた。



そして・・・・・。


lDSC_2994.jpg


翌朝、最低最悪の高山病患者と化すのであった。
コメント
この記事へのコメント
どんまい・・・
2010/10/09(土) 11:56:07 | URL | #-[ 編集]
俺がYさんだっらた2,3発ぶっ飛ばしてるぞwwww
2010/10/09(土) 12:25:28 | URL | #-[ 編集]
しらんがなwwwww
2010/10/09(土) 13:14:06 | URL | #mQop/nM.[ 編集]
プハアアアアアじゃねえよw
職場で笑ってしまったじゃねえかw
2010/10/09(土) 15:33:50 | URL | 飼い猫あくせる #-[ 編集]
あまりYさんを巻き込まないでww
2010/10/09(土) 15:56:54 | URL | 623 #-[ 編集]
読む分には良いけど一緒に旅したくないわぁ…
Yさんいい人。
2010/10/09(土) 20:57:02 | URL | #-[ 編集]
他人の顔は晒すのに自分の顔は晒さないのか
2010/10/10(日) 14:31:21 | URL | #-[ 編集]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2016/02/13(土) 03:55:42 | | #[ 編集]
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