世界中をぷらぷらしてきた

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ドライバーがタイヤのパンクを直している間、お通夜のような静けさでその光景を見守る。もしかして重量オーバーなのか・・・。生身の人間が乗るだけならば8人位ランクルには屁でもないだろう。しかし俺達はバックパッカー、自分お体重の半分程もある荷物を背負ってでの旅である。見たところ、このランクルには2泊3日分の食料や飲料水も積み込まれていたので、概算ではあるが現在14人程ランクルに乗り込んでいる事になる。そりゃあ・・・パンクもするか。

この惨劇でそれを体感したのは俺だけではなく、Yさんも同じであった。

Y「ねぇ、これって俺等が乗ったからってこともあるのかな?」

俺「俺は今まさにそのことを思ってましたよ」

Y「ちょっと・・・静かにしようか・・・。なんかあんまりはしゃげる雰囲気じゃないしね・・」

俺「そうですね・・・。俺・・・いい子になります」


車のパンク修理事態はスペアタイヤがあったので20分程で終了。俺達は再び車内に乗り込み宿のある場所を目指すことになった。車が岩を乗り越える度、少し大きめの石を踏んだ時、その都度心の中で「パンクは勘弁してください!」と願いながらの乗車だったので非常に疲れた。


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しばらく走ると同じランクルが数台停まっている場所に到着した。

運転手「お疲れさん!ここが今日のホテルだ!」

俺「へ!?これがホテルなの?!」

運転手「ああ!さぁ、早く荷物を降ろすのを手伝ってくれ。俺達が1番遅いんだ」


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ドライバーがホテルと言い張るその建物は間違いなく掘っ立て小屋であった。ボリビアの国境を少し大きくしたような・・・そんな建物だ。ボリビアではこれが流行っているのか!?部屋に案内されると予想通りのドミトリー。欧米さんと10人程ごちゃ混ぜでの宿泊だ。なにより心配なのが俺達の乗るランクルだけで2カップルだ。夜中に開戦されてはたまらない。おじさん眠れなくなっちゃうよ。

ネイザン「なぁ!?夕飯まで随分時間があるみたいだし、目の前の湖でも行ってみないか?」

チアゴ「賛成!いいね!」

ダニエラ「素敵!行きましょう」

俺「えええ・・・俺部屋でゴ・・・」

Y「ぷらちゃん黙って!うん!いいね!行こう!!」

俺「何するんですか!?」

Y「ここは協調性持たせようよ。それに湖結構凄かったよ」

俺「そんなもんありましたか?」

Y「目の前に真っ赤な湖があったよ」

俺「へぇ~」


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宿を出て外を見渡すと目の前に巨大な湖が広がっている。白と青と赤に分かれたその湖は今でも俺の脳裏に焼きついている。

俺「うおおおお!すっげぇ!!!」

Y「ペラペラペラ?」

ネイザン「ペラペラペラ」

Y「おおおおお~」

俺「ちょっと!なに話してるんですか?俺にも教えてくださいよ!」

Y「あの湖に小さいのポツポツ見える?」

俺「ああ・・・はい。あれがどうしたですか?鳥?」

Y「うん!あれフラミンゴなんだって」

俺「へぇ~!!!近くに行ってみましょうよ!!」

トレーシー「ぷらぷら!!入っちゃ駄目って書いてあるじゃない!」

俺「大丈夫だよ!皆いこ~!!」

意外な事に男性陣がノリノリで俺の後についてくる。これは非常にまずい。何かあったら俺のせいにされてしまうではないか。

俺「Yさん、先お願いします」

Y「ええ~」

俺「ほらほら!」

Y「なんでだよ~」

Yさんに先頭を譲り、俺達8人はどんどんと奥へ進む。しかし見ていて気持ちがいい位ネイザンもチアゴも自分の彼女に気遣っている。小さな小川を渡るだけで手を取り合い、岩を登る時は自分が先に登って手を差し伸べる。


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奥まで進むと目の前にフラミンゴの群れを見ることができた。ベンチになりそうな岩を見つけ腰を降ろし、煙草に火をつける。ネイザンとトレーシーは湖付近で写真を撮り合い、チアゴとダニエラは腰に手を回して今にもベロベロしそうな気配をかもし出している。

Y「なんかいいねぇ・・・」

俺「なにがですか?」

Y「いや、ああやって自分の好きな人とこんな場所に来れるって羨ましいよ」

俺「ああ・・・確かに」

Y「それに俺達ってあそこまでオープンにイチャイチャできないじゃん?」

俺「うん・・・なんか恥ずかしいものがありますもんね」

Y「彼等はさ、意思の表現が上手なんだよ。それって凄く羨ましいって思うなぁ」

俺「Yさんは好きな人いるんですか?」

Y「え!?」

俺「いや、一緒に来たかった人居るのかなぁって」

Y「ふふふふ」

俺「なんですか気持ちが悪い」

Y「ぷらちゃん、一緒に写真撮ってもらおうよ」

俺「えええ!?」

Y「ばっ・・・ちょ・・・勘違いしないでよ。好きな人はいるよ。女だよ。その話はまた今度にしてさ、今、今日、ここに俺とぷらちゃんが居たんだぜって記念を残そうよ」

俺「はぁ・・・」

Y「ネイザン!?写真撮ってくれない!?」

ネイザン「ああ!」


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俺とYさんは腕を組み、ネイザンに写真を撮ってもらった。

ネイザン「お前達ホモなのか?」

俺「ホモじゃねぇよ!」

ネイザン「しかしあれだな、お前達日本人って女の子に優しくないよな?」

Y「どうゆうこと?」

ネイザン「こうして旅をしてるとさ、日本人のカップルと同じツアーなんかに参加する機会もあるんだけど、日本人の男性は自分のパートナーに対して全然優しくないってことだよ」

俺「そう?」

ネイザン「そうさ。車に乗るときに俺だったら絶対トレーシーの荷物を積んであげるし、車から降りる時は手を差し出すよ」

トレーシー「ネイザン・・・(ポッ)」

俺「ふーん」

チアゴ「俺もそう感じた事があるよ。なんでなんだ?」

Y「なんでって・・・ねぇ・・・ぷらちゃん?」

俺「なんででしょうね~。あれじゃないっすか?男尊女卑あったし」

Y「だよね?それ以外に思いつかないよね?」

俺「日本人女性は裏で男を支えるって文化なんだって伝えてやってくださいよ」

Y「そんなアバウトでいいの・・・」

ネイザン「なんでなんだ!?」

Y「あ~、ペラペラペラペラ」

ネイザン「ほう。でもそれは昔の話だろう?」

俺「ネイザン?それは侍スピリッツなんだよ。今の日本人の心の中にもまだ侍魂は生きてるの」

ネイザン「侍か・・・。なるほどな」

Y「納得しちゃったよ・・・」


その後、宿に戻りベッドで夕飯まで少し休む事になった。しかしこの辺りから俺の体の調子がおかしい。全身が重く息苦しい。今思い起こせば高山病の初期症状なのだろうが、俺は何も構わずその夜夕飯で苦手なワインを欧米人に煽られて爆飲し、ぶっ倒れた。

陽が沈むと気温は急激に下がり始め、眠りにつく頃には体験したことのないような気温になっていた。

俺「あわわわわ・・・・わわわわYさん・・・」

Y「うん?」

俺「ささ寒い・・・寒くて眠れません・・・」

Y「俺ズボン3枚履いてるよ。上もいっぱい着込んでるし・・・」

俺「寝袋出します・・・」

俺はありったけの服を着込み、寝袋にくるまり、さらに布団をかぶせて無理やり眠りについた。全員が寝静まると風の音と寝息しか聞こえない。まさに静寂の夜となった。俺は窓側のベッドだったのでカーテンをめくり、空を眺めると気持ちが悪い程に月が輝いている。見たい。ガラス越しではなく生であの月と星を見たい。


俺は眠るYさんを起こした。
コメント
この記事へのコメント
Yさんと甘い夜の始まりですね。
2010/10/03(日) 20:04:44 | URL | #mQop/nM.[ 編集]
いやぁ、楽しそうだな。
2010/10/03(日) 20:39:12 | URL | でぶや #-[ 編集]
Yさんがゲイなのかと思ってびびったw
2010/10/03(日) 22:37:15 | URL | #-[ 編集]
月ぐらい一人で見ろww
2010/10/04(月) 11:54:13 | URL | 名無しさん@ニュース2ちゃん #-[ 編集]
Yさんも乗り気ぢゃんw
2010/10/05(火) 00:44:05 | URL | 623 #-[ 編集]
ぷら「Yさん、月が綺麗ですよ」
2010/10/08(金) 10:35:31 | URL | 夏目漱石 #-[ 編集]
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