世界中をぷらぷらしてきた

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俺「あわわわわ・・・・Yさん・・・Yさん・・・」

Y「待って!今交渉するから!!」

俺「お願いします。2人なんとか・・・」

Y「ぷらちゃん、ここ1人OKだよ!」

俺「1人じゃ無理です!!無理ですよマジで!!」

Y「でも、そんな事言ってたら置いてかれちゃうよ・・・」

俺「あの、運転手さん、欧米人さん、お願いします。2人乗せてください・・・」

運転手「あー?もういっぱいなんだよ」

俺「お願いします。この通りです」

俺は必死で頭を下げた。言葉なんか通じない。

「プリーズ」

俺がお願い事をする時は決まってこれだ。既にランクルに乗り込んでいる欧米さんは運転手を含めて6人。どう考えてもこの車に2人追加するには無理がある。それでも俺は頭を下げるしかなかった。乗れなければ・・・乗れなければ・・・。誰一人として泣きつく俺に目を合わせようとはしない。ドアにしがみつき、必死で頼み込むが無理のようだ。俺は諦めて別な車の元へと向かおうとした。

男「ヘイ?」

その時、後ろから声がした。振り返るとランクルの後部座席から体を乗り出して「こっちへ来い」と合図をしている。まさか・・・乗せて貰えるのか?俺は走った。勿論言葉が通じないのでYさんが通訳をしてくれる。

Y「ぷらちゃん!乗れって言ってるよ!!」

俺「マジですか!?」

その彼は少し嫌がっている他のメンバーになにやら話をすると、改めて俺達に言った。

男「早く乗れ!お前等車が無いんだろ!?」

俺は涙が出そうになった。こうして俺達はどうにか先に進む為の足を手に入れた。既に6人が乗るランクルに俺とYさんが乗り込み、国境から出るランクルの中では最多人数のパーティとなった。俺達に「乗れ!」と言ってくれた彼の名前はネイザン。奥さんのトレーシーと一緒に旅行中のオーストラリア人。それにブラジル人カップルのチアゴとダニエラ、イギリス人女性のクリス、それに運転手だ。


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運転手は少し面倒臭そうに屋根の上に俺達のバックパックをくくりつけると、ユックリと車を走らせた。大型のSUVとはいえ、車内に8人も乗り込むといささか緊張するものだ。俺とYさんは一番後ろの補助席へと座った。土の色と空の青しかない空間をランクルが進む。道は舗装されていないのでスピードを出すことはできない。「ああ、やっとウユニに向かうことができる」そう胸を撫で下ろし、外の景色を眺めていると前の席の欧米さん達が随分と盛り上がっている。気がつくと隣にいるYさんまで盛り上がっている。「何がはじまった?」

Y「次、ぷらちゃんの番だよ!!」

俺「え!?」

Y「自己紹介だって!」

俺「俺!?いやいやいや!俺そーゆーのすげぇ苦手なんですよ・・」

Y「そんな事言わないで!ほら!頑張って!」

俺「あ~、はじめまして・・・ぷらぷらです。日本人です。よろしく・・」

チアゴ「Y?ぷらぷらは根暗な奴なのか?」

Y「そんなことないよ。緊張してるだけ」

ネイザン「おい、ぷらぷら?お前英語話せないのか?」

俺「なんだって?」

Y「英語話せないのかって」

ネイザン「その様子だと話せないみたいだな。まぁ、楽しくやろうぜ」

俺「うん・・・・」

俺は全然馴染めなかった。言葉が分からないという理由が1番大きいが、なんというかこう・・・こうやって皆でワイワイとやるのが苦手だった。周りが何かを話している。俺はその何かが分からない。もしかして俺のこと何か言ってるのかも・・・。そんなネガティブ思考のループであった。


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坂道を登り、ランクルはどんどんと進む。車内は相変わらず異様な盛り上がりを見せていたが、俺は死んだふりを決め込み、シートにへばりついていた。

運転手「ここでちょっと休憩だ。この先青の湖、温泉、赤の湖と進んで今晩はその湖の畔のホテルで宿泊になるからな」

ネイザン「OK!じゃあ皆でちょっと外に出ようぜ!」

出る気は全く無かったが、ここで外に出なければ協調性の無い子と思われてしまう。俺は渋々外へと出た。先程までの国境の空気とは明らかに違い、既に酸素が薄いのが分かる。息苦しさは感じないが、ここが高所なのだと直感で分かる。現にこの時点で富士山頂より高い場所に俺達はいた。

Y「ねぇ、ぷらちゃん?」

俺「はい?」

Y「言葉なんか話せなくてもいいよ!いつものぷらちゃんだったらさ、もっと弾けてるじゃん」

俺「うん・・・」

Y「俺が通訳してあげるからさ、もっと盛り上がろう?ウユニ・・・夢だったんでしょ!?」

俺「はい!!」

そのYさんの一言で俺はふっきれた。


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ランクルはその後、青の湖へと到着した。青い海のそれとは違う、不思議な色をした湖だった。何故湖の色がこんな色なのか運転手による必死の説明があったが、俺には「ブルー」という単語しか聞き取れなかった。

運転手「よーし、ここには温泉もあるんだ!入りたい奴は入れ!」

Y「温泉!?入る入る!」

俺「入るってマジで!?」

パーティーの男性は俺以外皆海パンに履き替えて次々と温泉へと飛び込む。残念な事に俺には海パンはなかった。ズボンの裾をまくりあげ、足だけ温泉にチャプチャプ浸かっていると、隣にトレーシーが座った。

トレーシー「ぷらぷら?あなたどこか具合が悪いの?」

俺「え?え?」

トレーシー「大丈夫?」

俺「ああ、大丈夫だよ!ほら!!はっ!!!この通り元気だよ!」

トレーシー「それなら良かった。あのね、あっちに間欠泉があるみたいなの。これからダニエラと行くんだけど一緒に行かない?」

俺「行く!!」


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2人についていくと、その先にはボコボコと今にも吹き上げそうな間欠泉が無数にあった。

俺「おおお・・・怖えええ・・・」

トレーシー「凄いわね~」

俺「ねぇねぇ!?写真撮ってよ」

トレーシー「いいわよ。あっ!!ぷらぷら!!そっちに行っちゃ駄目よ!!入るなって書いてあるじゃない!」

俺「大丈夫大丈夫!!はっ!!ほっ!!」


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俺は岩を登ってみた。別に意味なんかない。声をかけられて嬉しかっただけだ。その後も俺は子供のようにはしゃいだ。走り回り、息を切らした。ここが高所だと言う事をスッカリと忘れて。

ランクルは次の目的地である赤の湖へと向かった。

俺「いや~!綺麗だったね!!」

チアゴ「お?なんだぷらぷら?急にしゃべるようになったな?」

俺「皆さん、俺言葉なんか全然話せないけどよろしくです!!」

ネイザン「あっはっは。面白い奴だな」

俺「それに皆!俺がこのランクルに乗ったからにはもう安心!!天気予報では曇りの予報だったけどきっとウユニは快晴になるはずだよ!なんたって俺は晴れ男だからさ!!」

ネイザン「Y?なんて言ってるんだ?」

Y「まぁ、彼はラッキーボーイらしいよ」

ネイザン「ほう、それは楽しみだな!よろしくな!ぷらぷら!!」

俺「おう!!」

運転手「おーい?この後休憩予定の場所が1箇所だけあるんだが、こいつ等2人乗せてる間に随分時間食っちまったから休憩場所パスしていいか?」

俺「おうよ!!ガンガン進もうぜ!!」

運転手「今日のホテルでの夕飯は国境に居た奴らと一緒だから、時間に遅れるとまずいんだよ」

Y「へぇ~、そりゃ楽しみだね!」

チアゴ「お前等酒好きか?」

俺「大好き大好き!!」

ダニエラ「駄目よ!!お酒飲むと高山病にかかりやすくなるから!!」

俺「運転手さんよ!とにかくラッキーボーイの俺が居れば安心さ!後れることなんか心配しなくてOKなんだぜ?」

運転手「なに言ってんだこいつ?」

Y「ああ・・・なんか凄く楽しいみたいです」

そんな会話をしながらランクルに乗っていると突如悲劇が起こった。


プッシュ~


ガクガクガクガク



トレーシー「キャーーーー」

俺「おおおおう!?」


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運転手「チクショー!!パンクだ!!時間かかるぞこりゃ。おい、全員とりあえず降りろ」

Y「ラッキーボーイがなんだって・・・?」

俺「え・・・・俺のせい・・・?」


まだ初日の出来事である。
コメント
この記事へのコメント
アンラッキーボーイここに参上??w
2010/09/30(木) 18:06:29 | URL | #mQop/nM.[ 編集]
みんないい人で良かったな
つうか英語勉強してたんじゃなかったのかよwwww
2010/09/30(木) 20:11:41 | URL | 名無しさん@ニュース2ちゃん #-[ 編集]
いつからラッキーボーイになったの?ww
2010/10/01(金) 01:52:42 | URL | 623 #-[ 編集]
まさか重量オーバー・・・・
2010/10/02(土) 22:56:18 | URL | #-[ 編集]
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