世界中をぷらぷらしてきた

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ふて寝するYさんを叩き起こしバスの外へ出る。Yさんは未だ状況を飲み込めていないようだ。

Y「え?もう・・・着いたの?」

俺「はい。ここがサンペドロ・デ・アタカマらしいですよ」

Y「運転手さんほんとに?」

運転手「ああ」

俺「なんで夜に到着してるんでしょうね・・・。まぁ、無事に到着したし宿探しでもしましょうか」

Y「う・・うん」

荷物を背負い、灯りのある方へと歩く。それにしても暗い。ここは本当に町なのか?本来ならば宿を1つ1つ歩き回ってリサのいるであろう宿を探すところだが、こう夜も遅くてはそんな事している暇はない。仕方が無いので俺達は最初に目についた宿へ入ることにした。ドミトリーの二段ベッドに荷物を放り投る。

俺「Yさん・・・なんか寒くないですか?」

Y「俺もそう思ってた所だよ。だってここ既に標高2000m超えてるんでしょ?」

俺「え?もう?」

Y「確かそのはずだよ。とりあえずさ、宿の人に聞いて何か食いに行こうよ。あ、それと今晩はアルコール厳禁だからね?急に高度上げてアルコール入れると高山病になっちゃうらしいよ」

俺「それは困りものですね。了解です」

俺達は宿主にどこかこの辺りで夕食を取れる所が無いか尋ねた。そして宿主は答えた。

宿主「んなもんそこらじゅうにあるから、探してきな!」

俺達は宿を出た。


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石畳の道を歩き、町の中心部を目指す。

俺「Yさん、ちょっと空見てみてくださいよ」

Y「空?・・・・・おおお」

俺「凄くないですか?俺こんな空生まれて初めて見ましたよ」

Y「こりゃ凄いねぇ!」

俺「でしょでしょ!?もう今晩は適当にチキンでも買って、外で空見ながら飲みませんか?

Y「なに?」

俺「だから、外で飲みませんか?」

Y「だから、アルコールはまずいよ」

俺「大丈夫ですよ。たかが2000mですよね?」

Y「俺は知らないよ~」

俺「だって明日ウユニに行くわけじゃないですよね?」

Y「そりゃね。最低5日はここでユックリ過ごしたいよ」

俺「ふむふむ。賛成です。じゃあ、飲んでも大丈夫ですよね?」

Y「ちょっとだけならね」

俺「はいきた~!じゃあチキン買いに行きましょう!」


その後俺達はチキンとビールを購入し、道端に座って空を見上げながら酒を飲んだ。


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2人で4L程。


そして翌日。

Y「おおおお・・・気持ち悪い・・・寒い・・」

俺「大丈夫ですか!?」

Y「絶対これ高山病ってやつだよ」

俺「そんな都合よくかかるもんなんですか?」

Y「あああああ・・・・・」

俺「ふむ~。Yさんがこの様子では仕方ない。俺1人でちょっと観光してきます」

Y「この薄情者・・・」

俺「Yさん、水でも買ってきますか?」

Y「いや・・・いいよ。それよりぷらちゃん、自分の防寒具探しなよ」

俺「そっか!思いっきり忘れてましたよ」

ここアタカマは昼間は非常に暖かい。寒暖の差が激しいのだろう。昼間はTシャツで平気だが、夜になれば吐く息が白くなる。どういうわけかここで俺は高山病にはならなかった。俺はすこぶる元気だった。手始めに俺はウユニに向けてのジャケットを探すことにした。下はどうにでもなる。パジャマ用の短パンをズボンの上に重ね履きすればいいだろう。まさかスキーウェアばりの装備など必要ないはずだ。とにかく今の俺に必要なのはジャケットなのである。


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1つ1つ、店を見て回るが、どこもかしこも民芸品屋や土産屋ばかりである。たまにジャケットが売っていたとしてもアルパカの毛で編んだセーターが関の山で、とても氷点下15度以下を耐えられるような服は見当たらなかった。結局俺は一通り町を一周し、防寒具が手に入らない事を確認するとYさんの下へと戻った。

俺「ただいま~。あれ・・・?」

Y「はわわわわわ・・・・」

俺「Yさん・・・大丈夫ですか?それにそちらの人は?」

Y「ぜぜぜんぜん大丈夫じゃないよ・・・。こっちの人はこの宿に泊まってるバックパッカーの人だよ。今コカ茶を入れてもらってたんだ・・・」

俺「コカ茶?」

Y「コカの葉っぱのお茶で、利尿作用を高めるらしいよ・・・・うううう・・・」

俺「そうすると治るんですか?」

Y「そうらしいよ・・分からないけど・・・」

俺「あ、ところで防寒具なんですけど売ってませんでした」

Y「えええ!?じゃあぷらちゃん行けないじゃん」

俺「大丈夫ですよ。だってランクルで移動するんだし。それに気温が下がるのは夜ですよね?夜は宿なんじゃないですか?」

Y「おおお俺は知らないよ・・・」

俺「いいです。大丈夫です」

Y「あの・・・ペラペラペラ」

Yさんはコカ茶を入れてくれている欧米人女性になにやら話し始めた。

欧米人女性「無理よ!その格好じゃ絶対に無理よ!」

俺「突然どうしたんですか?」

Y「この人ね、ウユニからチリに入ったんだって。俺達と逆ルートなんだよ」

俺「へぇ~」

Y「ペラペラペラ」

欧米人女性「あなた、山をナメないほうがいいわよ。本当に何もないの?」

俺「なんて?」

Y「とにかく、その格好じゃ死ぬって言ってるよ」

俺「だって俺マジで何も無いんですもん・・・」

欧米人女性「ペラペラペラ」

Y「本当に!?オー!サンキュー!!」

俺「どうしたんですか?」

Y「この人がジャケットくれるって!もうこの人南下するだけだから必要ないんだってさ」

俺「え!?俺に!?」

Y「うん!!良かったねぷらちゃん!」

俺「はぁ・・・」

欧米人女性「ほら、これよ」

俺「ちょwww」

欧米人女性「暖かいから、これで大丈夫よ」

俺「ちょっと着てみていいですか?」

Y「うん、着てみなよ」

俺「・・・・・・・・」

欧米人女性「ベリーナイスよ!これならウユニもノープロブレムだわ!」


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こうして俺は無敵の防寒具を手に入れた。
コメント
この記事へのコメント
ついに性別の壁を越えたね!
2010/09/25(土) 22:00:39 | URL | #-[ 編集]
ちょww丈wwwwwwww
2010/09/25(土) 22:24:49 | URL | #-[ 編集]
優しい人に出会えてよかったな
似合ってるぜ
2010/09/25(土) 23:31:19 | URL | #-[ 編集]
丈もだが
俺としては袖の短さでさらにやられた
2010/09/26(日) 00:09:11 | URL | #-[ 編集]
ナウいな
2010/09/26(日) 02:17:05 | URL | #-[ 編集]
可愛い~ww
2010/09/26(日) 08:27:34 | URL | 623 #-[ 編集]
ぷらぷら△ェェ!!

(棒
2010/09/26(日) 16:06:56 | URL | #-[ 編集]
手に入れた てってれー!

じゃねええよww
2010/09/26(日) 18:45:15 | URL | #mQop/nM.[ 編集]
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