世界中をぷらぷらしてきた

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俺「うへへへ、2件目いきまっしょい!2件目!!」

Y「2件目はいいけどさ、ぷらちゃん今日泊まるとこまだ決めてないの分かってる?」

俺「分かってますよ!でも俺思うんです。このまま朝まで飲んでたらいいんじゃないですかね?そんでバスに乗っちゃえばバスの中で眠れるじゃないですか」

Y「無理無理!俺にはそんな体力も気力もないよ」

俺「とりあえず軽くでもいいのでもう1件行きませんか?」

Y「断ったところで無理だろうしね・・・いいよ。行こう」


俺達は再び地下のフロアを歩き始めた。どこの店にしよう。出来ることならばカウンターの店ではなくテーブルのある店がいい。そこでさんざん桃尻を眺めつつ酒を流し込むのだ。いいか、これはこれから30時間以上バスに乗って耐え続ける俺への言わばご褒美のようなものである。決して自分の欲望の表れではない。そう自分に言い聞かせ、俺達は1店舗だけあった真っ黒いドアの店へと足を踏み入れた。どこの店もピンクや黄色、水色などと明るい色使いの店が多い中ひときわ目立つ漆黒のドア。これは天国へのドアなのか、はたまた地獄への扉なのか。

店内に入るとそこにテーブル席は無かった。残念だがカウンターに腰を降ろす。カウンター内の姉ちゃんは既に素っ裸に近い格好でウロウロしているが俺はうろたえない。チラリと姉ちゃんの方を見「セルベッサ」とつぶやくとビールが1本だけ出てきた。

Y「ちょっとぷらちゃん!俺の分は!?」

俺「すいません、忘れてました」

再び姉ちゃんにビールを1本注文する。Yさんとグラスに注いだビールを一息で飲み干すと大きく息を吐いた。

俺「Yさん、俺凄く楽しいっす!」

Y「だろうね、顔が幸せそうだもん」

俺「Yさん、そういや俺全然聞いてませんでしたけどアルゼンチンから旅を始めたんですか?これからどうするんです?」

Y「いや、俺は世界一周組なんだ」

俺「っていうとワンワールドかなんかですか?」

Y「いや、俺さ。長いこと会社勤めしてたんだけど、思い切って仕事やめて旅に出てきたんだ。これまでアジア、ヨーロッパと抜けてスペインからアルゼンチンに飛んできたんだよ」

俺「へぇ~!じゃあ旅も長いんですよね?」

Y「今で丁度10ヶ月位かな」

俺「どうりで小汚い顔してますよ」

Y「うるさいよ。でね、俺の予定としてはこれからボリビアを抜けてペルーに入って、そこから中米行って、最後にアメリカに行くんだ。そしてロスから成田に戻る予定」

俺「へぇ~!!」

Y「ロス成田ってなんか響きがいいじゃん?」

俺「うん、よく分からないけど格好いいですね」

Y「でもさ、予定では1年で1周するはずだったのにここでもう10ヶ月。絶対に残り2ヶ月ではアメリカまで辿り着けないよなぁ」

俺「期間限定なんですか?」

Y「いや、会社もやめたし期間は決まってないんだけどほら、お金の問題もあるじゃん」

俺「貧乏なんですか?」

Y「貧乏だよ!ああ貧乏さ!」

俺「はぁ。まぁ俺も全然お金ないですけどね」

Y「それにしてはよく飲み歩いてるイメージあるんだけどなぁ」

俺「お酒にはリミット設けないようにしてるんです」

Y「凄いルールだね。で?ぷらちゃんは今後どうする予定なの?」

俺「えっと、俺はウユニに行くんです」

Y「うん。それ前にも聞いた」

俺「そこからはまだ何も決めてません」

Y「え?どこから帰るの?」

俺「全然分かりません」

Y「マジで?」

俺「はい!」

Y「はいって・・・。チケットはどうなってるの?」

俺「ブエノスアイレスinのブエノスアイレスoutです」

Y「それも珍しいね。へぇ~」

後に分かることだが、俺のチケットはブエノスアイレスinは正解であるが、ブエノスアイレスoutは素敵な勘違いであった。

俺「そんな事より、あの姉ちゃん呼びましょうよ!」

Y「だから呼んでも会話できないって~」

俺「だって、さっきからあそこのオヤジ、あの姉ちゃんにチューとかしてもらってますよ」

Y「それは現地の人だし会話が出来るからでしょ?」

俺「イケますって!へい!ペルドーン!!」

姉ちゃん「なにかしら?」

俺「まずビール!あ・・・あと・・・」

姉ちゃん「??」

俺「あと・・・あの・・・その・・・」

Y「なんだよ、だらしないなぁ」

俺「あの、スペイン語で可愛いってなんて言うんですか?」

Y「知らないけど、ボニータとか可愛い女の子とかそんな意味じゃなかった?」

俺「よっし。へい!ユーはボニータ!OK?」

姉ちゃん「???」

俺「ユー!ユー!ボニータ!!グッドグッド!」

姉ちゃんは冷ややかな目でその場を去った。

俺「Yさん!本当に可愛いって意味なんですか!?」

Y「そのはずだよ・・・」


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その後、俺達は何杯か酒を飲み続けた。しばらくすると店内の電気が明るくなった。

俺「おおお!これまたなんか始まるんじゃないですか!?」

Y「どうしたんだろう!?」

姉ちゃん「閉店です」

俺「え?」

姉ちゃん「閉店」

俺「Yさん、閉店らしいです」

Y「どうすんの!?」

俺「さぁ・・・」

姉ちゃんどもはカウンター内でそそくさと着替え、後片付けをはじめた。オヤジどもはそれを見て支払いを済ませている。完全に蛍の光状態だ。

俺「俺達も・・・出ますか・・・」

Y「うん」

店の外に出ると他の店舗の明かりも消えていた。どうやら営業時間が決められているようである。階段を駆け上がり外に出ると完全に夜であった。地下に降りる前は仕事終わりのサラリーマンの姿があったが、いまや完全に姿が無い。店が閉まってしまったので夜明けまでこのままいるわけにはいかない。俺とYさんは宿を探すことにした。

そして宿はすぐに見つかった。安宿とまではいかないが、ツインの部屋が1500円程度と手頃だ。どうせ明日も朝には出る予定である。酔っていたこともあり、俺達は宿に着くと早々に眠りについた。酔っていて気付かなかったが、俺達が酔って眠っている頃、リサはサンチアゴからアタカマへ向かってのバスで揺られていたのであった。
コメント
この記事へのコメント
何々!?またなんかトラブルの予感ww
2010/09/23(木) 19:52:03 | URL | 623 #-[ 編集]
小汚い顔って・・・w
失礼な奴だなww
2010/09/23(木) 22:18:10 | URL | #-[ 編集]
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