世界中をぷらぷらしてきた

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ラピュタばりの遺跡を見学し、最高潮にテンションの上がった俺はドライバーと次なる目的地へと向かった。少し登るらしいが20分程の登山らしい。これをこなせば湖ばりの綺麗な夕陽が見れるわけだ。はじめに書いておくけれど、俺は夕陽やら朝日やら、そんなものは全然好きじゃない。可憐に咲く花を見ても「綺麗だな」とは全然思わないし、降り積もった真っ白な雪を見てもなんとも思わない。ならば何故俺はこんなにも朝日を見たり夕陽を見ることに力を注いでいるのか。答えは簡単である。何をしたらいいのか分からないからである。


再びドライバーとスクーターに乗っていざ山へ。


いつにも増してデコボコの舗装されていない道を進むと見覚えのある景色が広がってきた。顔面に無数の虫がバチバチと当たり後ろでギャーギャー叫んでみたものの、ドライバーはフルフェイスなので俺の声なんか届かない。嫌な予感はしていた。30分程耐え、やっとドライバーは小さな集落の前でスクーターを止めた。


ドライバー「ぷらぷら、着いたよ。ここだ」

俺「おい・・・・ここはホモの湖じゃねぇかよ」

ドライバー「違う、確かに近いけれどこっちを見てよ」

俺「ん?」

ドライバーの指差す方向を見ると山というか高台があった。

俺「へ?これが山?ここで夕陽見るの?」

ドライバー「そうさ。ここに登って見る夕陽は綺麗なんだよ」

俺「ふ~ん。でもさ、まだ4時だよ。夕陽まで随分時間があるんじゃない?」

ドライバー「それもそうだね。ぷらぷら?今お腹減ってない?」

俺「減ってはいないけど、全然食べれるよ。何か美味しいものあるの?」

ドライバー「地元の食べ物だけど、きっといい記念になるからどうかな?」

俺「お、いいね。時間もあるし、少し疲れたから休んでから登ろうか」

ドライバー「うん。じゃあ、こっちにきて」


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俺がドライバーに連れられて行ったのは小さな村だった。村人全員が不思議な目で俺を見てくる。

ドライバー「ぷらぷら、こっちだよ」

日本国内でさえ他人の輪の中に入る事を完全に拒絶してきた俺がまさか異国の地でこんな場所に入るなんて夢にも思っていなかった。


ドライバー「ぷらぷら、15円出して」

俺「え?そんな安いの?」

ドライバー「勿論!現地の食べ物だからね」

俺「はい」

ドライバー「待ってて、買ってくるね」















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ドライバーがニコニコ顔で運んで来たのは蛇と野鳥だった。

俺「おい・・・」

ドライバー「ぷらぷら、これはカンボジアでは普通に食べるものなんだよ」

俺「いや・・・さすがに・・・」

ドライバー「チキンだと思って食べてみて。焼きたてだからさ」

俺「はぁ・・・・」

恐る恐る俺は蛇にむしゃぶりついてみた。感想は何とも言いがたいが干物のような感じだった。野鳥は流石に断念した。

俺「う~ん。やっぱり美味しくないよ」

ドライバー「そうか・・・残念だよ」

俺「ごめんね。だから、これあげるよ」

ドライバー「いや、気持ち悪いから僕はいらないよ

俺「お前自分で何言ってるか分かってるか?」

ドライバー「ぷらぷら、ラーメンなら大丈夫だよね?」

俺「話聞けよ・・・。え?ここでラーメン?本気で?」

ドライバー「うん。だから、そこの商店からラーメン買ってきて」

俺「へ?商店でラーメン買って来い?」

言われるがまま商店へ連れて行かれ、買ってきたのは見たことも無いインスタントラーメン。

俺「これを一体どうしろと?」

ドライバー「ラーメン屋さんに渡して。作ってくれるから」

俺「え?え?」

また言われるがままにラーメン屋さんとやらに乾麺を渡す。ラーメン屋さんは誰が食い残したか分からないドンブリを茶色い水でサッと洗い流し、乾麺をゆで始めた。まさか、このドンブリで食わせられるのか・・・。俺がオーダーして間もなく、村のじいさんが同じものをオーダーした。


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俺はそのじいさんと一緒に食うことになった。ドライバーが言う。

ドライバー「ぷらぷら、カンボジアではこれを入れるんだ」

俺「何これ?」

ドライバーがドンブリの前にある白い粉(画像参照)をスプーンで2~3杯入れだした。

俺「なにこれ?」

ドライバー「砂糖だよ!元気が出るよ!」

俺「お前・・・ラーメンに砂糖なんか入れるなよ」

ドライバー「大丈夫!絶対美味しいから食べてみて」

俺「本当かよ・・・どれ・・・ズズッ」





オエエエエエッッッ




食えたもんじゃない。この炎天下、熱々のインスタントラーメンに砂糖をドバドバ入れたものを食えるわけがない。しかし隣のじいさんは砂糖をドバドバ入れて美味しそうに食べている。が、俺にはどうしても完食は出来なかった。これは別に衛生上の問題とか、そんなものじゃなく生理的に受け付けなかった。これから俺は旅をしていくれけど、振り返るとこれがワースト1の料理だったかもしれない。


ドライバー「ぷらぷら、そろそろ登り始めた方がいいかな」

俺「うん。そだね」

ドライバー「フライトの時間まで十分時間はあるけれど、暗くなったら光も無いし危ないから夕陽を見たらスグに戻ってきてね」

俺「え?一緒に登るんじゃないの?」

ドライバー「いや、僕はここでラーメン食べてゆっくり待っているよ」

俺「凄く不安だなぁ」

ドライバー「大丈夫、明るいうちなら道も分かるし、一本道だから」

俺「そっか。じゃ、行ってくるよ」


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こうして俺のカンボジア登山が始まった。


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最初は舗装された階段を延々と登るだけだったので楽勝かと思っていたのだが、10分登る頃には舗装された道は砂利道に変わり、道なのか草むらなのか分からなくなっていた。20分で到着すると言うのに既に登り始めて30分。俺はだんだん不安になってきた。


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それにとにかく暑い。俺はTシャツを脱ぎ捨て裸で登りだした。見よ。この旅人とは思えない肌の白さを。


更に15分歩けど何も見えてこない。しかし俺は確かに一本道を歩いている。空を見上げると太陽はまだ沈む気配はない。だが登った時間だけ帰る時間が必要なわけで、俺は1時間歩いても到着しなければ戻ろうと考えていた。普段から運動など全くしていない俺にとってこの山登りは地獄だった。フラフラになりながら歩き、やっと何かが見えてきた所だった。それは分岐点だった。確かドライバーが言うには公園があると言っていた。公園の方に行けばいいんだ。もう少しだ。あそこに看板が見える。もう少し・・・もう少し歩けば・・・・。
















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読めねーよチクショー!!!!



俺はいちかばちか左の道を選んだ。更に歩くこと10分。



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行き着いた先は公園ではなく寺だった。


既に夕陽なんかどうでも良くなっていた俺だったが、ここまで1時間以上歩いてきた。どうにか見れるなら見たい。俺は裸で寺の境内を彷徨った。すると若い坊さんを発見。言葉は違えど意思の疎通は出来るはずだ。いや、そう願いたい!


俺「はろ~。えっと、夕陽見れるのってどこ?ここで見れるの?」

坊さん「ペラペラペラペラペラ」

俺「いやいやいや、全然分からないし。英語話せる?」

坊さん「ペラペラペラペラペラ」

俺「う~ん・・・。えっと、サンセット!ヒア?サンセット!サンセット!」

俺は全身全霊を込めて単語を連発し、更に全身を使って夕陽をアピールしてみた。すると意思が伝わったのか坊さんは指を指して何かを言った。伝わったんだ。良かった。「サンキュー!」とお礼を言い、俺は若い坊さんの指差す方向へと歩いた。














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が、そこにあったのは便所だった。


200%俺の心は折れた。


しかし便所を眺めても仕方が無いので俺は適当に更に奥へと進むことに。


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すると今度は遺跡が出てきた。


もうどうでもいいよ。俺は高台から夕陽を見たかっただけなんだよ。なんで1時間以上歩いて便所やら遺跡が出てくるんだよ。嘆き悲しむ俺に後ろから天の声が聞こえた。それは紛れも無く英語だった。振り返ると汗水ダラダラで歩いてきた外人さんだった。俺は必死で「サンセット?サンセット?」と尋ねた。外人さんは「イエス」と言い、親指を立てた。ここで良かったのか・・・。


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歩き疲れた事と、諦めかけていた俺は安心してその場に座り込んだ。外人さんは三脚を立てて陽の沈む方向へカメラを設置しはじめた。どうにか会話をしてみたいが俺は英語なんぞ全く話せない。「イエス」と「ノー」が俺の英語最大の武器だ。俺は会話する事を諦め、じっと夕日に染まるであろう空を待った。


1時間以上待っただろうか。



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夕陽どころか太陽は雲に隠れてそのまま姿を見せなかった。
コメント
この記事へのコメント
蛇どんな味だったの?
2010/05/03(月) 00:54:02 | URL | #-[ 編集]
珍しくこれはいいドライバー、と思ってたらww
アジアの食い物も日本人にとってうまいものばかりじゃないか
2010/05/03(月) 19:17:02 | URL | #-[ 編集]
ラーメンに砂糖とかはじめて聞いたわw
しかし向こうの人も見た目悪い食い物はやっぱり駄目なんだな
2010/05/04(火) 01:23:57 | URL | #-[ 編集]
ひでぇwwwww
2011/06/09(木) 13:10:18 | URL | #-[ 編集]
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