世界中をぷらぷらしてきた

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どうしましょう。どうしましょうったら、どうしましょう。俺の頭の中は完全に混乱していた。リサがサンチアゴにいる?それで俺は今サンチアゴを出てビーニャにいる。何がしたいんだ俺は。俺は自分の英語力の無さを呪った。今から戻れば今日中にはサンチアゴに戻れるだろう。だがここは閑静な住宅街、バスターミナルに戻るにはタクシーを捕まえなければならないが、そう数は走っていない。それにターミナルに戻ってサンチアゴ行きのバスが無かったら一貫の終わりである。仮に戻れたとしてもリサがサンチアゴのどこにいるかも分からない今、サンチアゴに戻っても同じ過ちを繰り返すのみである。つい先程この宿にチェックインしたばかりだ。今日はここに泊まって再度リサにメールを送って確認しよう。それが最善のはずである。

俺は女Bさんに教えて貰いながらリサにメールを作った。今サンチアゴのどこにいるのか。これからビーニャに来る予定はあるのか。俺は今ビーニャの日本人宿にいるという事。それぞれを簡潔にまとめ、更に一緒にいる日本人の友人とやらに向けても日本語で書いたメールを送った。これが今の俺にできる全てであった。あとは連絡を待つのみだ。時間はまだある。そしてせっかくこのビーニャに来たのだ。ビーニャの街を楽しもう。

俺「あの、ここって何か見所あるんですか?さっきこの宿に入る前に海が見えたんですけど」

女B「残念だけどなにもないよ。あ、近くに漁港と市場があるんだけど、そこで貰える商品にならない魚とか貝は美味しいよ」

俺「そっかぁ・・・。じゃあ、ここはユックリする所なんですね」

女B「う~ん。私達は皆イースター島に行く為の飛行機待ちだからね。観光目的とかでここに来る人は珍しいんじゃないかなぁ。しいて言えばこの宿が名物だよ」

俺「はぁ・・・」

女B「そうだ。ここビーニャの隣町にバルパライソって街があるんだけど、そこ世界遺産になってるから気が向いたら行ってみればいいんじゃないかな?」

俺「なぁ~んだ!あるんじゃないですか!」

女B「でもねぇ・・・、私達も暇だから行ってみたけど本当に何もないよ。カラフルな家がチョコチョコある位かなぁ。ここが世界遺産だよって言われてもピンとこなかったんだよね」

俺「はぁ・・・」

女B「それにちょっと治安がよろしくないみたいなんだよね。つい先日イースター島に出て行った人達が襲われてさ、お金渡す位ならって逃げる途中に財布を民家の屋根の上に投げたらしいんだけど、後から戻ったらやっぱり無くなってたんだって。怪我とかなかったけど治安が悪いのは本当らしいから行くなら気をつけてね」

俺「その話し方だと、ここにいる皆さんはもう行っちゃった感じですよね?」

女B「うん。皆行ったよ」

俺「もう1回行く気は・・・?」

女B「残念だけど無いかな・・・。本当に何も無いもん」

俺「はぁ・・・」


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本当に特別見るべきものはないようだ。このままここに居座っても無駄にお金を消費するだけである。その後、俺は再び宿の外へ出て煙草に火をつけた。宿の高台からも海が見える。

「海かぁ。行ってみようかな。」

俺は1人宿を出て坂を下り始めた。宿と海は目と鼻の先である。


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海岸線まで行くと道路に沿って線路が見えた。これまで旅をしてきた中で、ここほど何もすることが無い街というのも珍しい。宿の場所が分からなくならないように覚えてる範囲で歩き回ると俺を宿まで運んでくれた商店を見つけた。なんだ・・・道路だと随分遠回りなのに歩くと意外と近いんだな・・・。考えてみると宿の周辺には食事をするような場所はひとつも見当たらなかった。恐らく自炊なのだろう。俺は商店へと入り、今晩の夕飯の為にビールと缶詰を適当に購入し、宿へと戻った。談話室へ顔を出すと皆自前のノートPCでインターネットをしたり、マンガ本を読んでいる。

俺「あの・・・?」

男A「あ、お帰り。どこに言ってたん?」

俺「ご飯買いに行ってきました。そういやここって食事する店が近くにあるんですか?」

男A「まぁ、あるにはあるけど皆ここで自炊してるよ。食材も安いし旨いしさ」

俺「ですよね?そう思って俺も酒と缶詰買ってきたんですよ」

男A「缶詰とか勿体無い。食材いっぱいあるのに」

俺「無料で貰えるんですか?」

男A「うん。そうだ、明日は丁度市場の日だから朝一緒に行ってみない?」

俺「行きたいのは山々なんですけど、俺起きれるかどうか・・・」

男A「その時はその時でいいよ。じゃ、今晩皆揃ったら一緒にご飯食べようよ」

俺「はい!」

そして夕飯まで部屋でゴロゴロしていると男Aさんが俺を呼びに来た。

男A「ご飯だよ~」

俺「はい!」

談話室へ行くと女性人が料理をしていた。滅茶苦茶旨そうな匂いがする。

俺「あ、はじめまして」

男C&女C「はじめまして~。今日来たんですか?」

俺「はい。あ、俺ぷらぷらって言います。よろしくです」

女C「1人?」

俺「はい。てかこの宿カップル率高過ぎませんか?俺以外皆カップルとか・・・」

女B「だからぁ~カップルじゃないんだって~。カップルはAさんとこ~」

男A「おい待てって。お前等こそカップルなん(ry」


嗚呼・・・やっちまった。


俺「じゃ、乾杯しますか!」

男A「え・・・あ・・俺等は飲まないんだ」

俺「へ?」

男B「俺も飲まないんだよね」

俺「え?」

男C「うちらも昨日随分飲んじゃったから今日はお休みなんだ」

俺「じゃ・・俺だけ・・・?」

女C「気にしないでいいよ。じゃ、いっただっきま~す」


俺はとにかくその空気が辛かった。テーブルを囲んでそれぞれが男女の順に並んで座っている。もちろん俺だけ1人だ。しかも皆貝のスープに肉を食っているが俺だけ缶詰にビール瓶をラッパ飲みである。酒も入れば少しは話ができるかと思いきや、女性陣は食事が終わるとシャワーと言い部屋を出て行くし、男性陣は個人戦でPCと睨めっこだ。俺はガックリと肩を落とし、部屋へ戻った。

PCの電源を入れてメールを確認するも返信はない。このままでは明日サンチアゴに向かうことは出来ない。このままこの生活が続くのか・・・。それともリサを諦めて次の目的地へ進むか、俺は悩んだ。いや、ちょっと待てよ。そもそも次の目的地ってなんだ?どこなんだ?嗚呼・・・もう分からない。

しかし事態は急変する。

俺の南米の旅最大の被害者、別名「南米版Iさん」こと、Yさんの登場であった。
コメント
この記事へのコメント
南米版Iさんという別名に少しときめいてしまったじゃないかww
2010/09/13(月) 22:00:50 | URL | 名無しさん@ニュース2ちゃん #-[ 編集]
また何か起こりそうですねw
2010/09/13(月) 22:13:32 | URL | 623 #-[ 編集]
ぷらとIさんの会話が面白かったから
(Yさんは憐れだが)すげー楽しみ!
2010/09/13(月) 23:05:50 | URL | #-[ 編集]
Yさん、逃げて!!!
2010/09/14(火) 00:43:40 | URL | #mQop/nM.[ 編集]
Yさんには悪いがwktkが止まらないww
2010/09/14(火) 11:32:23 | URL | #-[ 編集]
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