世界中をぷらぷらしてきた

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ピンポーン・・・・。


ピンポーン・・・・。


気配がない。ちょっと待て、これ本当に宿なのか?少し離れてもう1度全体像を確認してみる。俺にはどこをどう見ても民家にしか思えない。次でラストだ・・。次で反応が無ければ別な宿を探そう・・・。そう思いインターフォンのボタンに近付いた時、ドアが突然開いた。

宿主さん「こんにちは・・・。宿泊?」

俺「あ・・こ・・・こんにちは!はい!汐見荘ってここでいいですか?」

宿主さん「ああ、そうだよ」

俺「今空いてますか?」

宿主さん「ああ、今は閑散期だからね。イースター島待ちの連中が6人かな」

俺「イースター・・」

宿主「ま、入って」


中に入れてもらうと紛れも無くそこは民家であった。玄関から入りキッチンとリビングを過ぎて奥へ案内される。


宿主「ここが部屋ね。えーっと、君・・・1人だもんね?」

俺「はい。1人です」

宿主「今カップルばっかりなんだよ。男女の組が3組なんだ」

俺「なん・・・ですと・・・?」

宿主「うちは一応ドミトリーって形なんだけど細かく分かれてるから、君はこっちの方がいいだろう」

そういって俺は部屋に案内された。6畳程の広さの部屋に2段ベッドが1つ。

宿主「ここ、好きに使っていいから。ないとは思うけど、もし他に旅行者が来たらここに入ってもらうかもしれないけどいいよね?」

俺「はい!全然いいです!」

宿主「じゃ、これ毛布とシーツと枕ね。自分でひいてね」

俺「はい!!」

宿主「ああそうだ。それとこっちが談話室ね、奥にキッチンあるから。あとパソコンは自由に使っていいよ。トイレはあそこね」

こうして俺は無事に汐見荘へと辿り着くことができた。ネットでもここの宿は居心地が良いと評判である。まずは宿泊客に挨拶でもしようと談話室へ行ってみる事にした。が、誰もいない。まだ昼間だし、どこかに出かけているのだろうか。仕方が無いので俺は溜まっていた洗濯をすることにした。


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こうして考えてみるとTシャツしか持っていないなぁ。真ん中に干してあるタイガーマスクとラムちゃんのユニクロTシャツがアルゼンチンを思い出させる。手馴れた主婦のようにパッパと洗濯物を干し終え、外のベンチに座って煙草に火をつける。確かに居心地がいい。風に揺れる洗濯物を見ながら煙草をふかす。俺は思った。こうして無事に宿に辿り着けたし、俺の干した洗濯物の奥に女性の服も干されている。嗚呼、平和だ。今まで色んな宿に宿泊してきたが、ここほど安心して落ち着ける宿は初めてかもしれない。その理由は宿のオーナーが日本人という事に尽きる。英語を話さない、話す必要がない、そんな空間は旅をしているとなかなか貴重なものだ。

そんな事を考えていると、2組のカップルが宿へ戻ってきた。

男A「あら?はじめましてさんだね」

俺「あ、はじめまして。ぷらぷらって言います。サンチアゴから来ました」

男A「君もイースター待ちしてるの?」

俺「いや、ちと色々あって・・・・」

男A「へぇ~」

女A「はじめまして、女Aです」

男B「ども、男Bです。よろしくね」

女B「よろしく~。女Bです」

俺「おおお・・・マジでカップルさんなんですね・・・」

女B「違うよ~、男Aさんと女Aさんはカップルかもしれないけど、私達は違うよ」

男A「おいおい待てって、俺等だってカップルじゃないよ」

男B「そんな事言って~」

女A「ちょっと~、そっちだって随分仲良さげじゃないの~」


俺心の声(おいやめろ。なんだこの空気は。お前ら旅人なんじゃないのかよ。旅人ってのはこう・・・もっと・・・ほらあれだろ・・・。とにかくカップルとか不必要だから。俺完全に浮いてんじゃねぇかよ・・・)


俺「あ、ところでもう2人いるんですよね?」

女A「ああ、男Cさんと女Cさんね。あの人達は本物だよ。だって夫婦だもん」

俺「へぇ~。結婚してるんですか?」

女A「なんか新婚旅行をかねて世界一周してるんだって。お医者さん夫婦らしいよ」

俺「お医者さん?」

男A「ああ。すっげぇ金持ちなんだって。この前なんかワインを200本とか日本に送ってたよ」

俺「なんすかそれ・・・。で、その人達は今どこに・・?」

男A「買い物じゃないかな?あの人達もイースター待ちだからさ」

俺「皆イースター島行くんですね~」

男B「君は行かないの?」

俺「俺は金もないし、行けませんね・・・」

男B「ここまで来て勿体無いなぁ」

俺「はぁ・・・。あ、そうだ!ここwi-fi使えるんですよね?」

男A「うん、使えるよ。パスワードは談話室に書いてあるからそれ入れればいいよ」

俺「有り難うです!ちと行ってきます」

空気に耐えられなかった俺はそそくさと部屋に戻り、PCを持って談話室へと移動した。そして早速メールの確認をしてみる。リサからのメールは2通届いていた。1通はいつも通りの世間話、だが2通目は違っていた。相当に驚いた様子でメールを書いているのが分かる。「!!!!」の数が尋常ではない。ふむふむと読んではみるものの、肝心のリサが今どこにいるかは分からない。これは困ったぞ。ヤフーの翻訳にリサからのメールをコピペして翻訳しても意味が通じない。どうしよう・・・。

男B「何してたん?」

俺「あ、男Bさん。実は・・・かくかくしかじかで・・・」

男B「うんうん。どれ、見せてみ?」

俺「はい・・・」

男B「ふんふん。あれ!?

俺「どうしました?」

男B「この人、まだサンチアゴにいるんじゃないの?」

俺「ええええ!?」

男B「だってここに書いてあんじゃん」

俺「え!?あああ!?ええええええ!?」

男B「これは、ビーニャって街に行ってみたいなって意味じゃん。それにサンチアゴにいるよってここに書いてあるじゃん」

俺「はああああああ!?」

男B「君・・・マジで?」

俺「サンチアゴを出ますって書いてません!?」

男B「サンチアゴに今います・・・だね」

俺「ちょっとちょっと!!ええええ!あの、女Bさんいます?」

男B「んじゃ見て貰おうか?あいつの方が英語得意だし」

俺「はい!!」

女B「どれ~。うん、この人はサンチアゴにいるみたいだね」

俺「マジですか!?」

女B「マジです」

俺「どうしましょ・・・」

女B「知らないよ・・・・」
コメント
この記事へのコメント
どうしましょっ?て言われても困るだろw
2010/09/12(日) 14:25:52 | URL | 飼い猫あくせる #-[ 編集]
笑いが止まらねぇw
2010/09/12(日) 15:39:26 | URL | 雅弥 #-[ 編集]
またまたまたやっちゃいましたね・・・笑

2010/09/12(日) 16:00:52 | URL | 623 #-[ 編集]
まさかの展開wwww
2010/09/12(日) 16:23:01 | URL | 名無しさん@ニュース2ちゃん #-[ 編集]
英語がんばれwww
2010/09/12(日) 17:05:26 | URL | #-[ 編集]
しらないよ?
2010/09/12(日) 20:35:30 | URL | #mQop/nM.[ 編集]
どうしてこうなった…
2010/09/12(日) 20:52:33 | URL | #-[ 編集]
さすがぷらぷら
としか…
2010/09/12(日) 23:18:37 | URL | #-[ 編集]
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