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サンチアゴから約130km程離れた場所にあるビーニャ・デル・マル。バスを使えば2時間程の距離だ。2時間程度の距離なので今から出れば昼過ぎには到着できるだろう。ひとまず俺のビーニャでの目的地はチリ日本人宿の汐見荘である。安価で非常に居心地が良いと評判のその宿は24時間wi-fiが飛んでいて談話室も冷蔵庫もあるという。リサが昨日中にビーニャに向かったのであれば会うことはそう難しくはないはずだ。ビーニャの街はそれほど大きくない。

タクシーでターミナルへと到着した俺はベンチにバックパックを放り投げ、バス会社へのカウンターへと並んだ。とにかく1番早い時間に出発するバスでビーニャへ向かいたい。宿は決まっているし、日本人宿なのでもしかしたら何か情報を貰えるかもしれない。

俺「あの、ビーニャ・デル・マルに行きたいんだけど」

おっさん「ああ、ならあと20分後に出るよ」

俺「ほんと!?乗る乗る!いくら?」

こうして俺はあっさりとビーニャへのバスを見つけることができた。


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ターミナルの看板の文字が傾いているようなボロターミナルだが、なかなか仕事はできるようだ。20分の待ち時間の間にターミナルで朝食兼昼食を取る。ビールとチキンだ。俺はこの南米の旅で何度この組み合わせに世話になったか数え切れない。ムシャムシャとチキンを食べながらビールを飲む。少々肌寒いが朝から飲むビールはこたえられない。これから2時間ちょっとのバス旅行と思えばなんのことはない。俺は缶ビール1本を買ってバスへ乗り込んだ。バスは定刻通りに出発した。カマクラスではなく通常のバスなので乗り心地も良くないが、東南アジアや中東とは比べ物にならないクオリテォーである。


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2時間後、俺はビーニャのバスターミナルへと到着した。海辺の町と聞いていたのに海はおろか塩の香りさえしない。香るのは排気ガスの香りだけだ。しかしここビーニャはサンチアゴと違いローカル色濃い町だった。良い意味での田舎と言えばよいのだろうか。店先に並べた椅子に座ってタバコをふかす店主、とっくに営業時間が始まっているのにやっとシャッターを開け始めているオバさん、酒屋の店先でビールを飲んでいるオヤジ。ざっと見渡しただけでこの町が俺は好きになった。やはり俺は都会には憧れをもたない。田舎生まれの田舎育ち、俺はこんな風景、景色が落ち着くのだ。

情報の通りに乗り合いタクシーを捜すが目当ての番号のノリアイタクシーは1台も見当たらない。分かっているのは汐見荘の住所だけだ。タクシーに乗ってその住所を見せれば分かりそうなものだが、ビーニャのタクシーは恐ろしく高いので乗り合いタクシーが懸命との情報を得ていた俺には乗る勇気も金もなかった。仕方がないのでとぼとぼと歩く。乗り合いと余計な名前が付いているが、タクシーならばそのうち来るだろう。


しかし30分待っても乗り合いタクシーは来なかった。


既に俺は2時間前に飲んだビールでの脱力感と疲労感に襲われどうでもよくなっていた。どうしよう。高いと言ってもそう何時間もタクシーに乗るわけじゃないだろう。別にちょっと位タクシーに乗ったっていいんじゃないか?いやいや、それが身を滅ぼすのだ。あ、目の前にネットカフェがある。リサからメールが来ているかもしれない。入ろうかな・・・。椅子に座れるしな・・・。休めるしね・・・・。


いやいやいや!!!駄目だ!こうやっていつも俺は失敗ばかりしてきたんだ。住所は分かってる!もうこうなりゃ歩いてでも行くしかない。俺は目の前にあった店で住所の紙を見せ、方角を教わった。そこから歩くこと1時間以上。俺は完全に道に迷った。

バスターミナル付近の景色は既に全く見えなくなり、あたりは完全に住宅街である。ここに宿があるなんて到底思えない。どうなっとるんじゃ。困り果てていると1件の商店を発見した。ここでもう1回道を聞くしかない。どうせスペイン語で何がなんだか分からないだろうけれど、方向ぐらいはなんとか分かるだろう。

俺「あの~、ここ行きたいんですけど・・・」

オバちゃん「ペラペラペラペラペラ」

俺「はぁ・・・。で、これどっち?あっち?こっち?」

オバちゃん「ペラペラペラペラ!」

俺「ああ、あっちね!あんがと!」

おっさん「おい、ここに行きたいのか?」

俺「おおお、突然の英語びっくりしましたよ私!」

おっさん「乗せてってやろうか?」

俺「え!?いいの!?」

おっさん「ああ。分かり辛い場所だしな。ほら、乗りな」


俺はおっさんに車に乗せられ、送ってもらえることになった。そしてこれは奇跡であった。もし歩いていたら絶対に辿り着けなかった自信がある。


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高台の上で車は止まった。眼下に海が見える。

おっさん「ほら、ここだ」

俺「有り難う!!ってこれ・・・民家じゃん」

おっさん「じゃあな」

俺「え・・あ・・・有り難う!!」

金も取らないで乗せてくれたよ・・・。しかしどう見ても民家である。ここの呼び鈴を鳴らすのは少々勇気がいるぞ・・・。


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だが行動しないことには先に進めない。俺は恐る恐るドアについている呼び鈴のボタンを押した。




ピンポーン
コメント
この記事へのコメント
待ってました!!
リサに早く会えるといいですね♪
毎日楽しみにみています❤
2010/09/10(金) 15:13:11 | URL | 623 #-[ 編集]
扉を開けるとそこは民家だった

な展開に期待w
2010/09/10(金) 16:40:33 | URL | #-[ 編集]
毎度思うんだがなんでもない写真いっぱい撮ってんだな
2010/09/10(金) 20:36:51 | URL | 名無しさん@ニュース2ちゃん #-[ 編集]
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