世界中をぷらぷらしてきた

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人気のないサンチアゴ市内をフラフラと歩きまわる。サンチアゴ市内と言っても随分広範囲である。宿のある場所に今俺はいるはずなのに宿がなかなか見当たらない。しかしよくよく考えてみると片側3車線の大通りに面した場所に安宿があるとは思えない。道路沿いにホテルはあるものの、入口に★がついている。入れるわけがない。いい加減どうしようと思っていた時、大通りから1本入った裏路地に俺は1件の宿を見つけた。入口を見ると★が2つついている。安宿ではないが、そこそこの値段で泊まれるかもしれない。俺は中へ入った。


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俺「あの・・・・」

しどろもどろになりながら英語で話しかけた。

宿「いらっしゃいませ。宿泊ですか?」

俺「はい、1番安い部屋でいいのでいくらですか?」

宿「朝食はどうします?」

俺「朝食も何もいらないです」

宿「それでは10ドルになります」

俺「10!?10でいいんですか!?OK!泊まります!」

宿「では、こちらにサインを」

俺「はい。あ、ここの宿ってPC使えますか?」

宿「勿論です」


こうして俺は宿を見つける事ができた。案内された部屋は宿2階の奥まった場所で、窓の無い部屋だったが個室だった。セミダブル程度のベッドに鏡台まで付いている。こんな宿に泊まったのは初めてかもしれない。俺は久々のフカフカベッドに大の字になって寝転んだ。今までマットレスがあるのかどうか分からないようなベッドに寝泊りしてきたので久々のベッドが最高に気持ちがいい。ああ、10ドルならこの宿に泊まり続けたい。しかし我ながら思い切った行動を取ったものだ。今日の夕方までブラジルに居たのに今はこうしてチリのサンチアゴにいる。言葉は話せずともこうして宿にありつける。人間やればできるものだ。嗚呼・・・気持ちがいい。腹が減って死にそうだがこのまま眠ってしまいそうだ。明日にはリサに会える。もう少しだ・・・・。




!?



リサ!?





そうだよ俺は何やってんだ!メールで連絡しなきゃ会えないじゃないか!先程も言ったがサンチアゴと言っても広い。リサがこの宿近辺にいるとは限らない。俺はバックパックからノートPCを取り出し、コンセントに繋ごうとした。



コンセントの形が合わない・・・・。




俺は受付へと走った。もしかしたらアタッチメントがあるかもしれない。

俺「あの・・・アイキャントユーズマイPC」

宿「?!」

俺「ビコーズ、アイキャントユーズディスコンセント

宿「ホワット!?」

俺「あーもう!だからこれだよ!これ!形が合わないの!!」

宿「あ~、プラグか。この宿の向かいに電気屋があるから、明日そこで買うといいよ」

俺「明日!?今日はもう無理!?」

宿「そりゃ無理さ。もう閉まってるよ」

俺「あああああああ・・・・リサアアアアアアアアア・・・・・・」

宿「すまないね」

俺「はっ!!そうだ!宿に備え付けのPCとか無いんですか?」

宿「あるよ」

俺「じゃあそれでいいよ!どこ!?」

宿「そこの角を曲がったとこだよ」


俺は急いで向かった。既に時刻は夜中だ。リサが起きているとも限らない。と言うかメールをチェックするとは思えない。だがいいのだ。明日までにメールを遅れれば。だが、角を曲がったところで俺は愕然とした。欧米人バックパッカーが楽しそうにスカイプで会話を楽しんでいるではないか。使わせてくれと言うには気まず過ぎる。しかしそんな甘い事は言っていられない。一時の辛抱である。俺は意を決して欧米さんに話しかけた。

俺「あの・・・エクスキューズミー?」

欧米さん(チラッ)

俺「あの・・・アイドライクトゥーユーズディスPC・・・・。ちょっとだけ・・・」

欧米さん「チッ」


舌打ちしましたよ!舌打ちですよ!やばい、どうしよう。怒ってるよ。

欧米さんはスカイプの相手に何かペラペラと伝えると俺にPCを変わってくれた。

俺「サ・・・サンキュー!!サンキューベリーマッチ!!」

早速ブラウザを立ち上げ、メールボックスにログインする。



あれ・・・・。ログインできねぇ。



よく見ると言語がスペイン語になっている。アルファベットは打てるのに何故かログインできない。何故だ!?

俺「あの・・・欧米さん?」

欧米さん「なに?」

俺「俺、日本語使いたいんだけど・・・・変え方知ってる?」

欧米さん「ノー」

俺「オワタ」


結局、メールボックスにログインできず俺は諦めて部屋へと戻った。あの時・・・あの時スラムダンクさえ読まなければ・・・。そして俺は眠りについた。


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翌朝、朝1番に目覚めると俺は宿主が言う電気屋へと向かった。まだ受付付近には人影が見当たらない。店を探すと、そこは電気屋というよりパーツ屋であった。そしてその店で俺は変換プラグをスグに見つける事ができた。急いで宿に戻り、自分のPCからメールボックスを確認する。リサからのメールは・・・届いていた。しかし肝心の内容は単なる世間話であった。これは後程知る事になるのだが、この時点でリサは俺がまさかブラジルからチリまで来るとは夢にも思っていなかったようだ。俺は急いで返信をした。

「リサ!俺今サンチアゴにいるよ!リサは今どこなの!?サンチアゴにいる!?連絡ください!」

出来そこないの文法も何も無視した文章で殴り書きした後に、もしかしたら一緒に居ると言う日本人女性が見てくれるかもしれないという期待を込めて日本語で俺は続けた。

「はじめまして。リサのお友達ですか?俺はぷらぷらって言います。今サンチアゴに居ます。もしこのメールに気付いたら、今日の夕方5時にどこかで待ち合わせしませんか?サンチアゴ大聖堂って場所がこの辺りでは有名な観光場所らしいから、5時にそこで待ってます」

そうメールを送信し、俺は宿を飛び出した。
コメント
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2010/09/07(火) 18:10:44 | | #[ 編集]
見方によれば怖いメールだなw
2010/09/07(火) 18:35:15 | URL | 名無しさん@ニュース2ちゃん #-[ 編集]
wktkがとまらない
2010/09/07(火) 18:41:05 | URL | #-[ 編集]
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