世界中をぷらぷらしてきた

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同じ部屋に宿泊していた欧米人バックパッカーがドミトリーの入り口のドアを開けると窓の無い真っ暗な部屋に通路からの光が差し込む。それが合図かのように皆続々と起きだし、この日も1日が始まった。俺達は本日コルコバードの丘を目指す。Mさんは明後日にはここブラジルからアメリカへと飛び立つので実質一緒に行動ができるのはこれが最後になるだろう。顔を洗い、歯を磨いて身支度を整え、宿に併設してある売店で食パンを買って朝食を食べた。宿のベランダから身を乗り出して山を見上げるとキリスト像が見えた。


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目指すはコルコバードの丘への1番乗りである。ブラジルでも屈指の観光地の為に少しでも遅い時間に行くと観光客でごった返してしまうからだ。コルコバードの丘へ向かうには山のふもとから電車で向かう方法しかない。1番で乗り込むには始発を狙うしかないのだ。

しかしいつの間にか今こうして俺はブラジルにいる。つい1ヶ月程前にアルゼンチンにいたとは考えられない。随分と昔の事のように思えてきてならない。旅をしていると毎回思うことなのだが、こうして新たな地に立ったとき、その達成感と同時に旅の終わりが少しずつ近付いてくるという事を実感する。それを繰り返すことがきっと旅なんだろう。


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麓でチケットを買い、電車に乗り込む。始発には間に合ったようだ。電車は2両しかないのでそれほどまでに大人数は乗れない。俺達は窓側の席に腰を降ろすと電車の発車を待った。ガタンという音と共に電車が動き出す。

P「はぁ~、来ちゃったね~。ついに来ちゃったね~!」

M「なんやPちゃん?ここに来るの楽しみやったん?」

P「うん!あたしね、ウユニ、マチュピチュ、コルコバード、アマゾン、イグアス、エンジェルフォールズに行くのが目標だったんだ。だからこれで半分目的を達成した事になるよ」

M「確かに今名前挙げたのは全部ええなぁ。俺はイグアスとここしか行けへんかったけど」

俺「ここってそんなにいいとこなの?」

P「ここの眺めは南米でも有数みたいだよ。今から電車はどんどん登っていくけど、その途中でも絶景ポイントがあるからシッカリカメラを構えてた方がいいよ~」

俺「おおおお!わかった!!」


幾度という絶景を眺めながら電車はユックリと坂道を登っていく。その後10分程で電車は山頂へと到着した。


俺「ついた~!!1番乗りじゃん!!」

P「狙い通りだね!でもぷら君よく起きたね。いつも寝起き悪いからさ、今日起きなかったらもう面倒だから置いていこうってMさんと話してたんだよ~」

M「な?」

俺「ちょっとそりゃないよ・・・。俺だって昨日の今日だもん・・・起きるよ・・・」

P「あ~!!!キリスト像だ!!」

俺「おおお!デカッ」

M「宿の前から見るとあんなちっさいのにな~」


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俺達の目の前には新世界七不思議のひとつであるキリスト像が建っていた。

俺「やっぱ始発っていいね。人が全然いないよ」

P「でも、それもあと20分位だよ。すぐに次の電車来ちゃうから」

M「なんか中国人多いんやろ?奴等順番も何も関係ないみたいやから、今のうちに写真とかいっぱい撮っとこ」

俺「ねぇ、ところで絶景ってどこなの?」

M「そういや・・・電車で見た風景とあんまり変化はあらへんなぁ」

P「ねぇねぇ!!こっち来てみてよ!!」

俺&M「おおおおお・・・・」


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キリスト像の見つめる先にある展望台へ進むと、そこにはリオの街を一望できる絶景ポイントがあった。俺達はしばし言葉を失った。これまで何度か絶景や、目的にしてきた世界遺産などをいくつも見てきたが、本当に心の底から感動した時は決まって声が出なかった。

P「なんかさ・・・感動し過ぎて涙でそう・・・」

M「・・・・・・」

俺「ねぇねぇ、あそこにオッサン見えるよ!!」

P「もう・・・ブチ壊しだよ・・・」

M「あ~、南米最後にこの景色見れてほんま良かったわ~」

俺「Mさん、そういえばもうアメリカに行っちゃうんですもんね・・・」

M「そやね~。アメリカもおもろいとええな~」

P「絶対面白いでしょ~!ご飯とかも美味しそうだし!」

M「日本帰ったら3人でまた会いたいな!」

俺「うん!うん!絶対に会いたい!」

P「いいね!じゃあさ、今日宿に帰ったら連絡先交換しようよ!」


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その後、俺達は山を降りMさんのチケットを購入する為に旅行代理店へと向かった。

M「えぇ、それでええです」

P「良かったね~!手頃なチケットあって!」

M「日頃の行いやね」

俺「Pちゃん、俺達はこれからどうする?」

P「そだね、今一緒に見ちゃおうか?」

俺「うんうん!」

P「ふむふむ、なんだ・・・いつでも大丈夫じゃん!」

俺「じゃ、もう少しここにいる?」

P「そうだね、Mさんにガイドブックも貰ったしもう少しリオの街を堪能しようか!」

俺「うん!!」

P「アマゾンに行くのは10日後位でいいんじゃないかな?」

俺「うんうん!!!リオを満喫しよ~!!」



しかし10日後、俺は1人リオのバスターミナルで呆然と立ち尽くしていたのであった。
コメント
この記事へのコメント
何があった?
2010/09/01(水) 16:42:47 | URL | #-[ 編集]
最近このブログが楽しみでなりません…
vipで見かけた時からずっとチェックしてます
展開の予想がつかないのがいいすねー
2010/09/02(木) 03:52:59 | URL | #-[ 編集]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2016/02/14(日) 00:25:31 | | #[ 編集]
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