世界中をぷらぷらしてきた

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なにもする事なくダラダラと過ごす。これほど贅沢な時間の使い方はないだろう。ツアーや団体旅行では必ず時間は決められているものである。自由行動と呼ばれる時間も勿論あるが、限られた時間の中で旅行を楽しむためには観光やホテルから出て周囲を散策するのが普通だ。ホテルの部屋でエアコンを利かせて1日ゴロゴロしているなど勿体ない。それは俺も勿論そう思う。だが、それはツアーや団体旅行であの話だ。今回、このパラグアイの宿で5日程過ごしたが本当にゴロゴロしていただけである。1年、2年と長期での旅行を考えている旅人ならまだしも、金がなく長期滞在が出来ない俺にとっては珍しいことであった。過去にはエジプトのダハブで1度あったきりだ。

バックパックを担いで旅をするバックパッカースタイルの旅行では、この時間の捌き方というのは非常に重要になってくる。俺のように次へ次へと進む旅人は、どれだけ気の合う仲間と出会えても、その仲間が「俺はここ気に入ったしもう少しここにいるよ」と言われたらそこでサヨナラだ。特に俺のように言葉も話せず、1人で行動するのが不安な旅人は常に誰かと一緒に居たいと思うものなのだが、こればかりは仕方ないのである。


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パラグアイ出国の朝、俺は生協で見つけた韓国のカップラーメン「辛ラーメン」とPちゃんから貰ったコーヒーで朝食を済ませた。この辛ラーメン、とにかく辛いだけなのだ。日本国内でも売っているので見つけたら是非食べてみて欲しい。

朝食を済ませた俺達は宿をチェックアウトし、宿近郊のバス停から再びパラグアイの国境の街アスシオンへと向かかう。これから向かう先はブラジルはサンパウロである。サンパウロには何があるかなどまだこの時俺は何も知らなかったし、これから俺の身にふりかかる絶体絶命の窮地など知る由も無く、俺は呑気にバス停の石で造られたベンチに腰を降ろして煙草を吹かしていた。

P「あのね、ブラジルはスペイン語じゃなくてポルトガル語なんだよ。あたしポルトガル語は分からないから・・・ちょっと不安かも・・・」

M「でもスペイン語と似てるから大丈夫って良く聞かへん?」

P「う~ん、どうなんだろう」

俺「大丈夫だよ。俺なんか英語すら分からないし。どうにかなるよ」

P「ぷら君はほんと呑気でいいよね~。ある意味尊敬するよ~」

M「ま、コイツはアホやしね」


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バスを待ち続けて1時間程経過しただろうか。一向にバスの来る気配が無い。

俺「バス来なくない?」

P「もう来てもいいんだけどね・・・。あんまり遅くなるとサンパウロに到着するのが夜中とかになっちゃうよ」

俺「それまずいの?」

P「まずくはないけど、知らない街だし陽の出てる時間の方がいいでしょ?」

俺「そんなもんなの?俺あんまり気にした事なかったなぁ」

M「だからトラブルばっかなんよ君は」

俺「はぁ・・・・」


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更に待つ事10分、バスはようやくやってきた。国境から乗ってきたものと同じ見覚えのあるバスだ。だが今回は雨も降っていないし水びたしになる心配も無い。バスはガタガタと音を立てて走り出した。赤茶けた土がだんだんと少なくなってくる。イグアス移住区は本当に何も無い場所であったが、俺は異国の大地に確実に根付いている日本文化に触れられた事がとても嬉しかった。

国境で出国手続きを済ませると俺達はサンパウロまでのバスのチケットを購入することにした。これから1時間後出発のバスがあったが、それに乗ってしまうとサンパウロに到着する頃には夜中になってしまうようだ。待て、計算がおかしいぞ。サンパウロまで何時間かかるんだ?

俺「あの・・?質問いい?」

P「はい、ぷら君」

俺「俺ね、マジでブラジルなんか行く予定なかったからさ、何も分からないんだけどサンパウロってどこにあるの?」

M「ぷら君マジで言ってるんか?」

俺「いやいや、サンパウロの名前は知ってるよ!キャプ翼で読んだし」

M「サンパウロは・・・そやなぁ。ブラジルの内陸の下の方や」

俺「はぁ・・・・で、ここからどの位バスに乗るの?」

P「18~20時間だって」

俺「ええええ!?」

P「仕方ないよ。南米は広いんだもん」

M「それでやな、こんだけ長時間の移動やからバスはカマかカマスウィートにしよう思うんやけど、どう?」

俺「それ高いの?」

M「スウィートは随分値段張るねぇ」

俺「その2種類しか選べないの?」

P「その下にセミカマってクラスもあるよ」

俺「それでいいじゃん」

M「だってカマの方が豪華やし、ゆったりやぞ?」

俺「別にいいよそんなの。椅子があって、エアコンあれば俺はなんでもいい」

M「その条件を満たさないバスなんかこの世に存在せぇへんわ!」

俺「いやいや、Mさん、沢山あるんですよ・・・話すと長くなりますが・・」

M「まぁ、どうでもええけど俺はカマが希望やね。Pちゃんは?」

P「あたしは何でもいいよ~。ブラジルのバスってアルゼンチンとかチリと同じ位豪華らしいから、ぶっちゃけセミカマでも快適だろ思うよ」

M「だってこのパンフレット見てみぃ!椅子のリクライニングが180度やよ!?」

俺「椅子なんぞ倒れなくて結構!!安いので行きましょう!安いので!」

M「ぷら君・・・20時間やよ?」

俺「大丈夫です!よし、ここは俺がチケットをか P「待って!」

俺「はい・・・」

P「チケットはあたしが買ってくる。で、クラスなんだけどセミカマで行こう!サンパウロから次はリオ目指すわけでしょ?その時にカマとか乗ればいいんじゃない?」

俺「え・・・?リオってなに・・・?」

M「リオデジャネイロやん」

俺「そこ行くの?」

M「行くって前から話してたやん」

俺「なにそれ怖い。知らない僕」

P「ぷら君大事な話してる時いつもベロンベロンだからね~。あの時『リオ!?行く行く~!』って1番張り切ってたじゃん」

M「なぁ?」

P「うん。でも、無理しなくても大丈夫だよ!サンパウロも大きな街だし、そこから各国、各地に移動できるから」

俺「いやいやいや、行くよ!行きますよ」


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こうしてとりあえずはサンパウロまでの移動手段は決まった。バスの発車はこれから6時間後である。俺達は国境に併設されているレストランへと入った。荷物は既にバス会社へ預けてあるので身軽だ。朝、あの辛いだけのラーメンしか食べていなかったのでここで昼食兼夕食を食べる事にする。


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財布に入っているパラグアイの紙幣グアラニーを全て使い切るように注文しまくる。とりあえず1.5Lの瓶ビールによく分からないゴッタ煮。Pちゃんはサンドウィッチにコーヒー。Mさんはパスタにオレンジジュースだ。

俺「ちょっと、これ1人で飲めないからMさんも少しどうぞ」

M「俺はいいよ~。あ、もう注がないでよ」

俺「はい、Pちゃんも」

P「あたしもいいよ~。これから長距離移動なのにトイレ行きたくなるじゃん~」

俺「カマなんですからトイレ位ついてますよ」

P「あ~もう~」

俺「俺なんかホラ!長距離に備えて缶ビールまで5本買いましたよ」

M「今から出発まで6時間もあるんよ・・・・?」

俺「細かいことはどうでもいいんです。さぁ、まだ見ぬブラジルに乾杯しましょうか!」

P「もう・・じゃ、かんぱーい!」

M「かんぱーい!」


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6時間後、既に酔い潰れベンチで爆睡していた所をPちゃんに叩き起こされる。いよいよブラジルへ入国だ。20時間のバス移動は不安であったが、バスがやたらと豪華である。これでセミカマならばカマスウィートというのはどんな豪華さなんじゃ?

バスに乗ると中は広々としており、シートも広くフカフカである。

俺「ちょっとこれ・・・凄い快適じゃないですか~!」

M「そやけどこれ・・・リクライニングあんませぇへんやん?」

俺「こんなに倒れるじゃないですか!ほら!ほら!あっ、ソーリー」

P「ちょっと、後ろの人凄く嫌そうな顔してるじゃん」

俺「ごめんなさい、余りに豪華過ぎてはしゃいじゃいました」

P「はぁ~。とにかく、これでやっとブラジルだね~」

M「そやね。一時はどうなることかと思ったけどね」

俺「もういいじゃないですか~。パラグアイも楽しかったですよね?」

M「まぁ、それもそうやね」

俺「で、話変わるんですけどサンパウロって何があるんですか?」

M「なにもあらへんよ」

俺「え?」

M「ただの都会」

俺「なんでまたそんな場所に?」

M「だってリオまで35時間バスに乗るって辛いやろ?」

俺「ああ、そうか。そうですよね」

P「それにね、サンパウロには鹿児島県人会館って場所があって、そこに泊めさせて貰えるらしいの」

俺「なんすかそれ?」

P「本当は寝泊りする場所じゃないんだけど、もしかしたら泊まれるかも。それにね、サンパウロには南米最大って言われてる日本人街があるんだよ~」

俺「へぇ~。じゃ、今度こそすき焼きしましょうよ!」

P「うんうん。長い事こっちにいると日本食恋しくなるよね~。あれ?そう言えばぷら君ってこっちに来てどれくらいなの?」

俺「え~と・・・今日で丁度1カ月位かな?」

P「1カ月!?なら全然平気じゃん」

俺「いやいやいや、1カ月だよ!?1カ月日本食食ってなければ食いたくなるよ~」

P「あたしなんか学校から計算すると1年半だよ」

俺「なにそれ凄い・・・」

M「俺は3ヶ月かな~。俺の旅ももうそろそろ終わりや~」

俺「え!?Mさんブラジルから日本に帰るんですか!?」

M「君はほんま人の話を聞いてない子やね。俺はブラジルからアメリカに飛ぶの。で、ニューヨークから日本に帰るんだよ。ニューヨークも見たいからあっちでの期間2週間は欲しいからねぇ」

俺「そうだったんですか・・・」

P「ぷら君は結局どうするの?」

俺「まだ分かりません。とりあえず次にネット環境ある所でメール見てみます」

P「そっかそっか。じゃあ、3人で過ごすのもこの先そんなに長くないかもね~」

俺「Pちゃんはリオからどこに行くの?」

P「あたしはね~。アマゾン

俺「ア・・・・アマゾン!?」

P「うん!アマゾン」

俺「なにそれ面白そう」

P「楽しいみたいだよ~!良かったら来る?」

俺「場合によってはついていくかもしれません」

P「そかそか、とりあえずは皆でサンパウロだもんね」


次回、サンパウロ。
コメント
この記事へのコメント
ぷらにチケットを買わせないとはPちゃんも学習したな
2010/08/25(水) 17:56:57 | URL | #-[ 編集]
>なにそれこわい

で噴き出したwww
こわいのはおまえだよwww
2010/08/25(水) 19:24:15 | URL | #-[ 編集]
辛ラーメンは旨いよ!うちの母親箱買いした。自分は粉末スープ半分しか入れないけど
2010/08/25(水) 23:58:57 | URL | #-[ 編集]
ぷらぷらほど頭空っぽで旅してるやつっているのかな・・・
にしてもPちゃん、アマゾンとは玄人だな。まさにアマゾネス
2010/08/26(木) 07:45:10 | URL | #-[ 編集]
昼間から酒飲みすぎw
アル中かよww
2010/08/26(木) 19:08:35 | URL | #-[ 編集]
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
2014/02/13(木) 13:03:05 | URL | 履歴書の書き方 #-[ 編集]
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