世界中をぷらぷらしてきた

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俺のホワイトホース滞在の時間も徐々に少なくなってきた。あと数日で俺はバンクーバーに戻らなくてはならなく、バンクーバーへ戻ったら僅か1日滞在しただけで翌日には日本へ戻らなくてはならない。Mさんが帰国してからも毎晩のようにオーロラを求めて探しまわったが結局見れるのは遠くにうっすら緑になっているだけのオーロラで、頭上で爆発するようなオーロラを見る事はできなかった。この日、いつものように昼間は眠りこけて夕方から起きだすという行動をとっていた俺はいつものようにカップラーメンにお湯を注ぎ、麺をすすりながら辺りが暗くなるのを宿のリビングで待っていた。宿に宿泊している欧米さんはどういうわけか夜になると外へ出ていく。見た感じ軽装なのでオーロラを見に行くといった感じではないので飲みに行っているかクラブにでも行っているのだろう。そんな彼等を横目にいつものように小さなデイパックに三脚とカメラ、お湯を入れた水筒、ホッカイロにフリースを詰め込みいつもの丘へ向かう準備をする。

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時計の針は午後10時を回り、宿泊客で宿に残っているのは俺1人。管理人も自室で眠りこけているだろうこの時間に俺は今までとは違う何かを感じていた。予感があったのかもしれない。何か胸騒ぎがする。もしかしたら今日は見れるのではなかろうか?


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ipadで今日のオーロラのデータを見る。これは太陽からの太陽風と地場を示したグラフであり、100%信用することはできないが、基本的に赤色のグラフが上にあればあるほど強い太陽風が吹いているものとされ、黄色のグラフが振れていれば磁場が南寄りになっていることを示す。いつもは完全に横ばいだった赤色のグラフがこの日はグラフを突き抜けんとするばかりに上に振れており、磁場を示す黄色のグラフも相当に振れている。これはもしかしたら凄いのが出るかもしれない。俺は日本酒をグイと飲み干すと急いで丘へと向かった。

何度上ったか分からない丘へ到着し、北の方角を眺めると雲もなく遠くの山まで見渡すことができた。だがしかしオーロラは見えない。あの予報は約1時間後の予報なので当たれば今から30分後にはオーロラを見る事ができる。ならば30分間耐えようじゃないか。俺は雪原に三脚を刺し固定し、雲台にカメラを取り付けてレリーズを取り付ける。カメラのピントを無限大に合わせ数枚テスト撮影をすると、なんとそこには緑色に光るオーロラが遠くにだが色濃く写っていた。俺のテンションは一気に上がった。しかしここで何枚も撮影してしまうとカメラのバッテリーがもたない。これまでの経験上この寒さの中では連続で30分も取れれば良い方だ。きっと現れるオーロラを撮影する前にカメラが死んでしまっては悔やんでも悔やみきれない。そんな事を考えていた時、後方から雪を踏みしめて道を歩く音がした。見るとカメラの三脚を持ち歩いている。きっとオーロラの撮影をしに来たのだろう。

俺「は~い」

?「は~い。オーロラ見える?」

俺「うん、でもまだ全然薄いかな」

?「あれ?もしかして日本人ですか?」

俺「え?うん。あれ?日本人?」

?「はい」

彼女の名前はMちゃん。奇しくも先日まで俺と一緒にいたMさんと同じであった。

俺「どう?オーロラいいの見れた?」

M「先月は結構凄いの見れましたよー!」

俺「先月?」

M「あー私こっちに住んでるんですよ。ワーキングホリデーってやつ」

俺「こんなとこにワーホリ!?凄いね~」

M「いや~どうしてもオーロラが見たくて」

俺「なんか今日は結構凄いの出そうな感じなんだけど、どう思う?」

M「あ~私もグラフ見て来たんだけど今の所予兆はないね」

俺「だよねぇ」

Mちゃんと話をしながらオーロラを待つ事1時間。結局空にオーロラは現れなかった。

俺「あーあ。今日も結局駄目か~」

M「そうみたいですね。でも諦めないで頑張って!」

俺「うん。あ、帰り送って行こうか?」

M「うん、大丈夫!有難う!」

俺「いやさ、俺車だし」

M「え?あそこの車?レンタカー借りてるんですか?」

俺「そうそう」

M「じゃあお言葉に甘えようかな~」

俺「OK!行こう」

M「宿はどこなんですか?ビーズニーズ?」

俺「おお!さすが知ってるね!そうそう!」

M「私もたまに遊びに行くんですよ~。この前も行ったけどぷらさん居なかったなぁ」

俺「あー俺基本昼間寝てたからなぁ」

M「そっか、それでか~」

俺「ねぇ、もし時間あったら宿寄っていかない?全然眠くないからさぁ」

M「うーん、暇だし行こうかな」

俺「いいね!」

その後俺たちは宿へ戻り、缶ビールを飲みながらMちゃんが撮影した写真などを見せてもらい時間をつぶした。

M「凄い時なんか街中でも見えるんですよ~」

俺「そんな凄いんだ。あ~見たいなぁ。グラフは凄かったのになんで見えないかなぁ」

M「そりゃ運もあるし天気次第だからね~」

俺「あ~あ、グラフは今どうなって・・・!!!!

M「どう?」

俺「なんか凄い事になってるけど!?」

M「どれどれ・・・・・!!!!

俺「これどうなの??」

M「いや相当条件はいいと思うよ!」

俺「もう1回行っちゃう?」

M「行ってみようか!車ならすぐだし!」

俺「うん!」

俺達は再び車へ乗り込み、丘へ向かった。時刻は午前1時を回っている。急いで車から降り三脚を設置してカメラを北へ向ける。少しでもオーロラが写るようにISO感度を1600まで上げて30秒間シャッターを開く。

M「どう!?」

俺「!!!」

M「写った?」

俺「すげー!感度上げ過ぎてメッチャ緑になってる!」

M「お~!出たね~!」

俺「ねぇ、撮って!俺入れて写真撮って!」


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俺「お~!今までで1番すげー!」

M「良かったね~!」

俺「これさ、もしかしたらもっと凄くなるかな?」

M「予報は電波ないと見れないから今どうなってるか分からないけど・・」

俺「うおおおお!!!オーロラアアアアア!!!」

M「うん!キレイキレイ!」

俺「あれ?Mちゃん撮らないの?」

M「あ・・・うん。私この程度のなら結構見たから」

俺「この程度って・・やっぱ凄いのはもっと凄いのかぁ」

M「うん。もうね、パァアアアって!」

俺「うわー見たい~。ねぇ、この後どうかな?見れるかな?」

M「どうだろうね~。見れるといいけど」

俺「あ、そうだ。そういえばさ、ここの丘って後ろに街の光あるじゃん?」

M「うん」

俺「だから、もっと真っ暗な場所ってないのかな?」

M「ある事はあるよ~」

俺「遠い?」

M「30分位かな?でもね、丘の上じゃなくて湖の畔なの。本当に何もなくて真っ暗だから結構危ないよ」

俺「OK!移動で!Mちゃんナビしてね!」

M「えっえっ!?今から!?」

俺「ささ、乗って乗って!」

M「えっ!?私明日仕事・・・」

俺「出発ー!」


次回最終回へ。
コメント
この記事へのコメント
北米版Pちゃんみたい(笑)
2013/07/06(土) 16:19:29 | URL | あんぱん #-[ 編集]
最高
初めまして(*^^*)面白くて、もぅ、ついつい、どんどん読みたくて(検索から来たので読む順番は違いましたが)結局、最初の記事から読みました♪こんな気持ち(気分)にさせてくれて、ありがとうございます♪
2013/07/07(日) 18:54:18 | URL | かっち #-[ 編集]
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